CASIO fx5800p 関数電卓プログラミング講座(仮)

※この感じで文章増やしていくと相当長くなる事が判明したため、章ごとのページに分割したほうがいいような気がしてきた。


概要

とりあえずはまぁせっかく少しづつ力伸ばしてるので何らかの形でアウトプット出来たらいいなー程度の感覚です。
具体的なことはまだあんま考えてません。そのうちもう少しはっきりとした形にはする予定。
すこーしずつ増やしていくよ。

準備

必要なもの:プログラミング電卓CASIO fx5800p (値段)(URL)
あると便利な物:通信ケーブル 純正品じゃなくても使えるか一度試したい

電卓操作の基本

関数電卓のEXEは基本的にふつうの電卓の=と同じ。
EXEは加えて処理の実行、項目の決定、プログラムのコード改行の役割を持つ。PCでいうとEnterキーと大体同じ。ゲームのコントローラーなら、決定かスタートボタン。
それなら、AC/ONはキャンセルかリセットボタン。DELは大体キーボードのBackSpaceと同じ。

SHIFT(以下黄色と表記)とALPHA(同赤)ボタンについて

黄色、もしくは赤ボタンを一度押すと、それぞれ入力がSHIFT、ALPHAモードになり、その直後の一回分のボタン入力(例外あり、後述)がそのモードで行われる。具体的には、ボタンの上のスペースに黄色、赤文字で書かれている内容が入力される。
PCのキーボードで言うところのShiftやFnなどのイメージに近い。

実機を見れば何となくわかるが、黄色は全体的にいろんな処理、赤は文字列の入力が主な用途である。
現在赤または黄色モードに入っているかどうかは、画面左上部分の小さな四角に囲まれたA,Sの表示によって確認できる。当然、ALPHA、SHIFTを表している。
黄色状態で赤を押すと、A-Lock状態になり、再び赤や黄色ボタンを押すなどして意図的に解除するまで赤状態が継続する。これにより、ローマ字を連続入力することができるので、覚えておくと便利。

ちなみに、黄色状態でAC/ONを押すと、OFFと書かれている事から解るとおり、電源が落ちる。電源は放っておくといずれ勝手に切れるが、電池が勿体無いと感じるのなら、こうして手動で切るといい。復帰時には、前回の画面がそのまま表示されるのでセーブの心配は要らない。もっとも、プログラムを組んでいる途中なら一応一度編集画面から離れることをお勧めする。復帰時にうっかり大切なソースコードを消してしまわないためにだ。恐ろしいことに、この電卓にはUNDO機能はない。

黄色状態でDELボタンを押すと、カーソルの見た目が変わり、二種類ある入力方法が切り替わる。「現在の位置に入力を挿入」(
カーソルが縦棒)「現在の位置に入力を置換」(カーソルがアンダーバー)。どちらも一長一短だが、置換入力はクセがあるので当面はカーソルは縦棒にしておくのが無難だろう。

とにかく、はじめのうちはとりあえずいろいろ試して操作に慣れてみよう。


プログラム機能の使い方

左上MODEボタン押して、PROGに相当するボタン(数字の5)を押す。これで、電卓はプログラムモードになった。
プログラム関連の操作は、以降すべてこのモード内で行うと思ってくれ。
ちなみに、通常の電卓モードに戻るには、もう一度MODEボタンを押し、1:COMPを選択すればいい。

なお、これ以降今のようにメニューから項目を選択するという操作が頻出するので慣れておこう。選択は、選択したい項目に該当する数字のボタンを押すことで行われる。RPGなどでありがちな、カーソルによる選択では無いので注意しよう。

PROGモードのメニュー中に、さらにNEW RUN EDIT DELETE がある。
何となく想像は付いているかもしれないが、これはそれぞれプログラムの新規作成、実行、編集、削除を表している。



はじめてのfx-5800pプログラミング


ここから、実際に動作するプログラムを作っていこう。

はじめは、あなたの電卓には何のプログラムも入っていない筈なので、まずはNEWを選択しよう。
すると、

File Name?
[       ]

と聞いてくるので、好きなプログラム名を入力しよう。思い浮かばなかったら、とりあえずTSTと入れておこう。
{関係ない話だが編集者は何か電卓のプログラム機能を新しく試すときは、とりあえずそれ用のプログラムの名前を「TST ◯◯」としている。
作ったプログラムはアルファベット順にソートされるので、そうすることでTST系のプログラムは前からも後ろからも遠い位置におかれ、他のよく使うプログラムの邪魔にならないで済む。
地味な理由だが、4行しか表示できないfx-5800pにおいては有効な手法だ。}

ローマ字は、電卓上に赤い文字が書かれているので、該当する電卓のボタンを押して入力する。
この時入力モードは前述のA-LOCK状態になっているので、ローマ字を連続入力できる。もちろん、解除すれば数字も打てる。
プログラム名の先頭に数字を入れてはいけないという制約は特に無い。判りやすさと長すぎないことを重視しよう。

文字入力は以降もよく使う操作なので、ここで慣れておくのもいいだろう。

プログラム名を入力したら、次はそのプログラムの種類を選ぶ。
COMP、BASE-N、Formulaの三種類があるが選ぶと行っても、ここはほとんどの場合COMP一択。
いわゆる”ふつーのプログラム”は大体COMP。というか編集者はCOMP以外よく分からない。

今回はここまで。
最終更新:2011年06月04日 17:39
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