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<p><strong><font style="background-color:#ff99cc;" size="2">スレ165より</font></strong></p>
<p><strong><font size="2">233 名前：<font color="#3366FF">１</font>[sage]
投稿日：2009/06/15(月) 23:34:52 0<br />
二世帯同居にまつわる話をば。</font></strong></p>
<p><strong><font size="2">うちは数年前に二世帯同居を解消しました。<br />
現在トメは施設暮らし、私どもはマンソンに移りました。</font></strong></p>
<p><strong><font size="2">同居を始めたのは約十五年前、新婚早々からです。</font></strong></p>
<p><strong><font size="2">234 名前：<font color="#3366FF">２</font>[sage]
投稿日：2009/06/15(月) 23:35:49 0<br />
ここでは、もともとウト＆トメと大トメが同居していました。<br />
我々とは直接関係ないけど、珍しい話なのでちらっと書いておきますね。</font></strong></p>
<p><strong><font size="2">何でも話によると、ウトが子供らの独立後、自分の母親を呼び寄せたそうです。</font></strong></p>
<p><strong><font size="2">ウトは母親と嫁が一緒に台所に立つ姿を後ろから眺めたかったｗようですが（トメ談）<br />
何せこの家はトメ父が建てたトメ名義の家だったため最後まで我儘が通せず、<br />
結局「台所・水周りは分けて」というトメの希望通りの二世帯住居になりました。</font></strong></p>
<p><strong><font size="2">ウトは母親との暮らしが嬉しくて子供返りしたようにはしゃぎ（トメ談）<br />
フィーバーが祟ったためか大トメを呼び寄せた次の年に心臓発作で亡くなりました。<br />
その後大トメは長生きしましたが、トメとの同居はずっと続いていました。<br />
トメは大トメを大変リスペクトしていたようで、<br />
最後まで下の世話などで手を煩わされることなく良い関係であったということです。</font></strong></p>
<p><strong><font size="2">235 名前：<font color="#3366FF">３</font>[sage]
投稿日：2009/06/15(月) 23:36:58 0<br />
そして、大トメが大往生した後、旦那（次男）と私の結婚が決まりました。<br />
旦那ははじめから同居の意志が固かったようで、<br />
私に話を通す前に「ばあちゃんとこ住まして」とトメに頼み込んでいた模様。<br />
同居すると駐車スペースがタダになったり他何かと色々お得だと言っていました。</font></strong></p>
<p><strong><font size="2">トメは家を長男に譲るつもりでおり、次男夫婦との同居を渋りました。<br />
しかし旦那は「俺らちゃんと家買って出てくから」と頭を下げ、<br />
（ホントはそんなつもりなかったらしいと後から分かったけど）<br />
相場より数万円ほど安い家賃を払う約束で同居の確約を取り付けたようです。</font></strong></p>
<p><strong><font size="2">ちなみに長男は単身赴任がちで、嫁姑の関係も悪かったので疎遠でした。</font></strong></p>
<p><strong><font size="2">自分は同居に抵抗があったのですが、<br />
はじめての結婚なので右も左もわからなくて、<br />
「子供が生まれたとき人手があるほうがいい」という説得に動かされました。<br />
ただ、私もしばらくは外に出て仕事をしていたので、<br />
日中に家に居る機会はほどんどなく、義実家関係の修羅場は経験せず数年が過ぎて行きました。</font></strong></p>
<p><strong><font size="2">236 名前：<font color="#3366FF">４</font>[sage]
投稿日：2009/06/15(月) 23:38:23 0<br />
そして、子供ができ、妊娠退職しました。<br />
妊娠中は体調が悪くて実家に長期滞在していたため、やはりトメとの接点は多くありませんでした。<br />
私の中では、トメ＝ちゃんとした人、というイメージがずっとありました。</font></strong></p>
<p><strong><font size="2">しかし、孫の顔を見てからのトメは違いました。<br />
フィーバーと粘着がすさまじいのです。<br />
義兄夫婦に子供がなかったのと、生まれた子が義兄によく似ていたのとで、頭に血が上ったのでしょう。<br />
家の中にガンガン入ってきては、猛暑日なのにクーラーは体に悪いといってスイッチを切ったり、<br />
医者の薬は強すぎるからとゴミ箱に捨てたりしました。</font></strong></p>
<p><strong><font size="2">クーラーはトメが帰ってからこっそり入れてるし<br />
薬は後からきちんと回収できたしで事なきを得ていましたが、<br />
ともかく孫絡みのことではひどすぎるから、何とかしてくれと旦那に頼みました。</font></strong></p>
<p><strong><font size="2">そしたら旦那は（↓）のように言って全然取り合わない。<br />
「お袋も【たまには】間違うことがあるだろう<br />
それでお前が【たまたま】正しいことがあるかもしれない<br />
でもやっぱりお袋は経験者でお前はひよっこだろ？<br />
お前はお袋に異見しないで従うべきじゃないか？」</font></strong></p>
<p><strong><font size="2">とりあえず、旦那には「子供殺す気か！？」とふぁびょっておき、<br />
トメには自分の口から心底迷惑に思っていることを告げたら、とりあえず引き下がってくれました。</font></strong></p>
<p><strong><font size="2">ですが、トメの孫フィーバーはまだ収まったわけではなくて<br />
また新たな事件を引き起こしてしまうのですが・・時間がないので後日投下します。</font></strong></p>
<p><strong><font style="background-color:#ff99cc;" size="2">スレ165より</font></strong></p>
<p><strong><font size="2">233 名前：<font color="#3366FF">１</font>[sage]
投稿日：2009/06/15(月) 23:34:52 0<br />
二世帯同居にまつわる話をば。</font></strong></p>
<p><strong><font size="2">うちは数年前に二世帯同居を解消しました。<br />
現在トメは施設暮らし、私どもはマンソンに移りました。</font></strong></p>
<p><strong><font size="2">同居を始めたのは約十五年前、新婚早々からです。</font></strong></p>
<p><strong><font size="2">234 名前：<font color="#3366FF">２</font>[sage]
投稿日：2009/06/15(月) 23:35:49 0<br />
ここでは、もともとウト＆トメと大トメが同居していました。<br />
我々とは直接関係ないけど、珍しい話なのでちらっと書いておきますね。</font></strong></p>
<p><strong><font size="2">何でも話によると、ウトが子供らの独立後、自分の母親を呼び寄せたそうです。</font></strong></p>
<p><strong><font size="2">ウトは母親と嫁が一緒に台所に立つ姿を後ろから眺めたかったｗようですが（トメ談）<br />
何せこの家はトメ父が建てたトメ名義の家だったため最後まで我儘が通せず、<br />
結局「台所・水周りは分けて」というトメの希望通りの二世帯住居になりました。</font></strong></p>
<p><strong><font size="2">ウトは母親との暮らしが嬉しくて子供返りしたようにはしゃぎ（トメ談）<br />
フィーバーが祟ったためか大トメを呼び寄せた次の年に心臓発作で亡くなりました。<br />
その後大トメは長生きしましたが、トメとの同居はずっと続いていました。<br />
トメは大トメを大変リスペクトしていたようで、<br />
最後まで下の世話などで手を煩わされることなく良い関係であったということです。</font></strong></p>
<p><strong><font size="2">235 名前：<font color="#3366FF">３</font>[sage]
投稿日：2009/06/15(月) 23:36:58 0<br />
そして、大トメが大往生した後、旦那（次男）と私の結婚が決まりました。<br />
旦那ははじめから同居の意志が固かったようで、<br />
私に話を通す前に「ばあちゃんとこ住まして」とトメに頼み込んでいた模様。<br />
同居すると駐車スペースがタダになったり他何かと色々お得だと言っていました。</font></strong></p>
<p><strong><font size="2">トメは家を長男に譲るつもりでおり、次男夫婦との同居を渋りました。<br />
しかし旦那は「俺らちゃんと家買って出てくから」と頭を下げ、<br />
（ホントはそんなつもりなかったらしいと後から分かったけど）<br />
相場より数万円ほど安い家賃を払う約束で同居の確約を取り付けたようです。</font></strong></p>
<p><strong><font size="2">ちなみに長男は単身赴任がちで、嫁姑の関係も悪かったので疎遠でした。</font></strong></p>
<p><strong><font size="2">自分は同居に抵抗があったのですが、<br />
はじめての結婚なので右も左もわからなくて、<br />
「子供が生まれたとき人手があるほうがいい」という説得に動かされました。<br />
ただ、私もしばらくは外に出て仕事をしていたので、<br />
日中に家に居る機会はほどんどなく、義実家関係の修羅場は経験せず数年が過ぎて行きました。</font></strong></p>
<p><strong><font size="2">236 名前：<font color="#3366FF">４</font>[sage]
投稿日：2009/06/15(月) 23:38:23 0<br />
そして、子供ができ、妊娠退職しました。<br />
妊娠中は体調が悪くて実家に長期滞在していたため、やはりトメとの接点は多くありませんでした。<br />
私の中では、トメ＝ちゃんとした人、というイメージがずっとありました。</font></strong></p>
<p><strong><font size="2">しかし、孫の顔を見てからのトメは違いました。<br />
フィーバーと粘着がすさまじいのです。<br />
義兄夫婦に子供がなかったのと、生まれた子が義兄によく似ていたのとで、頭に血が上ったのでしょう。<br />
家の中にガンガン入ってきては、猛暑日なのにクーラーは体に悪いといってスイッチを切ったり、<br />
医者の薬は強すぎるからとゴミ箱に捨てたりしました。</font></strong></p>
<p><strong><font size="2">クーラーはトメが帰ってからこっそり入れてるし<br />
薬は後からきちんと回収できたしで事なきを得ていましたが、<br />
ともかく孫絡みのことではひどすぎるから、何とかしてくれと旦那に頼みました。</font></strong></p>
<p><strong><font size="2">そしたら旦那は（↓）のように言って全然取り合わない。<br />
「お袋も【たまには】間違うことがあるだろう<br />
それでお前が【たまたま】正しいことがあるかもしれない<br />
でもやっぱりお袋は経験者でお前はひよっこだろ？<br />
お前はお袋に異見しないで従うべきじゃないか？」</font></strong></p>
<p><strong><font size="2">とりあえず、旦那には「子供殺す気か！？」とふぁびょっておき、<br />
トメには自分の口から心底迷惑に思っていることを告げたら、とりあえず引き下がってくれました。</font></strong></p>
<p><strong><font size="2">ですが、トメの孫フィーバーはまだ収まったわけではなくて<br />
また新たな事件を引き起こしてしまうのですが・・時間がないので後日投下します。</font></strong></p>
<p><font color="#999999" size="2"><strong>252 名前：名無しさん＠ＨＯＭＥ[sage]
投稿日：2009/06/16(火) 05:16:02 0<br /></strong><font size="1">連載物か・・・<br />
まぁネタ確定だが雑談よりは面白いので待ってるよ。</font></font></p>
<p><strong><font size="2">429 名前：<font color="#3366FF">２３３です</font>[sage]
投稿日：2009/06/17(水) 00:20:14 0<br />
昨晩は大変失礼致しました。<br />
旦那は飲み会で帰宅が遅くなると思っていまして、不意を突かれての中断でした。</font></strong></p>
<p><strong><font size="2">ネタ・・といえばネタなのかもですｗ<br />
大筋は外してないとはいえ、けっこうフェイクを入れてますから・・</font></strong></p>
<p><strong><font size="2">ただ、トメのキャラはほとんどいじらないままです。<br />
それで、トメの子育てが子供らの人格形成にどう影響したとか、<br />
その子供らが各々自分の家庭を持ったときどんなトラブルがあったとかいうことも<br />
悉くお約束通りです。</font></strong></p>
<p><strong><font size="2">似たような話ばかりで食傷気味かとは存じますが、まあそれがエネというものなので・・</font></strong></p>
<p><strong><font size="2">なお、トメの外観はあくまで「きちんとした人」ですし、いつもは良トメです。</font></strong></p>
<p><strong><font size="2">ただ、少々拘りが強く出過ぎるきらいがあり、<br />
頭に血が上ると普段では考えられないようなことを言ったりしたりします。</font></strong></p>
<p><strong><font size="2">では、前置きが長くなりましたが、本編を再開させていただきたいと思います。</font></strong></p>
<p><strong><font size="2">430 名前：<font color="#3366FF">１</font>[sage]
投稿日：2009/06/17(水) 00:20:59 0<br />
今回は二世帯同居のリフォームにまつわるお話です。</font></strong></p>
<p><strong><font size="2">新婚当初から二世帯同居、<br />
子なし時代を数年経て一男をもうけた我々でしたが、<br />
子供が１歳半になった頃、突如増改築の話を持ちかけられました。</font></strong></p>
<p><strong><font size="2">トメの提案で、夫婦の住居（２LDK)に６畳間を建て増し、<br />
子供部屋を作ろうというのです。<br />
それもなんと、費用はトメ餅で！</font></strong></p>
<p><strong><font size="2">もともとトメはこの家を長男に譲るつもりだと聞いていたので、<br />
まさかうちの子供のためにリフォームなんて、夢のまた夢だと思っていました。</font></strong></p>
<p><strong><font size="2">もちろん、申し訳ないからお金までは・・と申し出ましたが、<br />
トメは「私がしてあげたくてするの。いいでしょ？」と。<br />
いいんですか！？ありがとうございます！！！と感謝の涙に咽びました。</font></strong></p>
<p><strong><font size="2">431 名前：<font color="#3366FF">２</font>[sage]
投稿日：2009/06/17(水) 00:22:04 0<br />
ところが、後日に描き上がった図面をみると・・あり？</font></strong></p>
<p><strong><font size="2">拡張する、とたしかに聞いていたのですが、どうみても別棟。<br />
庭に小さな小屋を建てる、という計画に変わっていました。<br />
棟続きでない子供部屋で幼児を育てる・・というのには抵抗感があったので<br />
図面の変更はできないかとお願いしました。</font></strong></p>
<p><strong><font size="2">しかし、トメは「無理」と。<br />
「もうこれで発注しちゃったし、材料も全部揃ってるんですよ」</font></strong></p>
<p><strong><font size="2">ちなみに発注したのはトメの身内（トメ妹の旦那の実家）の工務店。<br />
不況で受注が減っているところ夫婦で頭を下げられ、<br />
救済策にこのプランを思いついたらしいです。</font></strong></p>
<p><strong><font size="2">それと、新しいプランはさらにイヤゲ物件の要素満載だったんですね。</font></strong></p>
<p><strong><font size="2">床はピータイル、クーラーなし、トイレも洗面もなし・・<br />
そんな内容になってしまったのは、<br />
できるだけ費用を安上がりに済ませようとしたトメの腐心の跡でした。</font></strong></p>
<p><strong><font size="2">433 名前：<font color="#3366FF">３</font>[sage]
投稿日：2009/06/17(水) 00:24:10 0<br />
で、当然ながら私は子供によい住環境を与えたかったので<br />
お金のほうは自分が工面つけますから何とかグレードアップさせてください<br />
と哀願しました。</font></strong></p>
<p><strong><font size="2">しかし、誇り高いトメはそれですっかり怒っちゃったんですね。<br />
「これは私の家ですから、私の甲斐性で作り変えるんです！<br />
あなたが要らないというのなら私が物置に使ってもいいんですよ？<br />
だいいち他人様から援助を受けるなんてとんでもありません！！！」</font></strong></p>
<p><strong><font size="2">さらに、こう言って釘を刺されました。<br />
「この家は行く行くは長男夫婦が住むかもしれない。<br />
あなた方の手垢ができるだけつかないようにしたいの。」</font></strong></p>
<p><strong><font size="2">それを聞いて自分は、もうそろそろこの家を出る潮時かな、と思いました。</font></strong></p>
<p><strong><font size="2">それで、昼間お義母さんからこんなこと言われたよ・・みたいな感じで話したら、<br />
「お袋はそんなこと言わねえよおおお～～！！！<br />
お前、お袋に喧嘩売ってんじゃねえよ～～！！！！（旦那涙目）」<br />
となってしまい、もう全然話が進んでいかないんです。</font></strong></p>
<p><strong><font size="2">そんなこんなで自分も鬱っぽくなって、ちょっとだけ心療内科に通いました。<br />
疲れて判断力にも自信がなくなってきたし、<br />
自分と子供とで実家に行こうかと思っていた矢先・・</font></strong></p>
<p><strong><font size="2">436 名前：<font color="#3366FF">４</font>[sage]
投稿日：2009/06/17(水) 00:26:16 0<br />
すみません、続きは明日の夜に書きます。</font></strong></p>
<p><strong><font color="#800080" size="2">441 名前：４[sage] 投稿日：2009/06/17(水)
00:32:07 0<br />
一本気な大工さんが登場しました！</font></strong></p>
<p><strong><font color="#800080" size="2">「ぜいたくを言い始めればきりがないかもしれないが<br />
人の住む家に求められる最低条件はある<br />
それが守られないようなものが<br />
自分の名によって世の中に出ることは耐えられない」</font></strong></p>
<p><strong><font color="#800080" size="2">とトメに言ってくれて、トメも少し考えが変わり、計画を練り直すチャンスを与えられました。</font></strong></p>
<p><strong><font color="#800080" size="2">もちろん、話し合いの場には私も参加することになりました。<br />
もちろん費用も出すことになってますけど、それが本来あるべき姿ですものね。</font></strong></p>
<p><strong><font size="2">446 名前：<font color="#3366FF">２３３です</font>[sage]
投稿日：2009/06/17(水) 00:39:01 0<br />
偽物出ちゃってごめんなさい！<br />
でもちょっと楽しそうな人ですね？</font></strong></p>
<p><strong><font size="2">実は皆さん、恥ずかしながら連載２回目にしてスランプに陥りました・・orz</font></strong></p>
<p><strong><font size="2">それで今回はもう落ちちゃいますが、<br />
またいつか素知らぬ顔をして書き込みしたいと思いますので、<br />
どうぞ読んでやってください。</font></strong></p>
<p><strong><font size="2">では、おやすみなさい～</font></strong></p>
