黒鳥・コゼット討伐戦

黒鳥・コゼット討伐戦とは、2011年7月22日に登場した黒鳥・コゼットが企むアクエリオ水神祭妨害の計画を察知したエンドブレイカーが、その阻止のため彼女の本拠地に攻め込んだ事柄。
呼称は戦いの目的から独自につけたもの


概要

アントマン塚の戦いの戦いで敗北した黒鳥・コゼットは、片翼の怪盗・ファルケインのおかげでなんとか危機を脱することが出来た。
しかし、コゼットは目的の日が近づいてきていたこともあり、大人しく潜伏することを良しとせず、アクエリオ水神祭を襲撃するために戦力を集結させていった。
一方、エンドブレイカーたちはそのコゼットの動きをエンディングにより察知することに成功。コゼットが、ファルケインの力によりとある場所から襲撃を仕掛けてくることがわかったエンドブレイカーたちは、それが始まる前にコゼットを倒すことに決めた。
場所は歴代の「アクエリオの星」の眠る霊廟。
果たして無事コゼットを倒し、アクエリオ水神祭の危機を救うことができるであろうか。

一連のシナリオとストーリーの進行

扱いは全体シナリオだが、通常の全体シナリオと異なる各シナリオが他のシナリオの成否にかかわる完全連動シナリオ。
自由度が高く難度の高いシナリオ群となった。
全体依頼名は「『黒鳥』コゼットの挑戦
難易度は「やや難」。全50シナリオ登場。

◆ 霊廟湖上での戦い

湖上には練習中のゴンドラ乗りやアントマンがいるという事前情報があった。
エンドブレイカーが上陸戦を行う際にそれらが妨害する可能性があったため【湖の島封鎖部隊】がそれらの排除へと向かう。
エンドブレイカーが到着した当時湖上には『猫船のミナ』『濡れ水のイナンナ』がおり、アクエリオの星の霊廟がある小島の船着場(港)には『ハーバーアントマン』が警備にあたっていた。

  • 黒翼の羽ばたきは滅びの調
    先陣を切って湖上戦を開始。島の港にてアントマンを順調に排除していたが、アントマンの指揮官『ハーバーアントマン』との戦いに苦戦。防戦一方となり撤退を覚悟したが、【眠れる星の場 】の部隊が到着したことで戦況が一変。見事『ハーバーアントマン』を倒した。
    戦後は湖周辺の警戒に当たった。
  • 眠れる星の場
    三隻のゴンドラに分かれ港湾の制圧を開始。挟撃作戦によりアントマンの一団を倒した後上陸し、港の戦いの援護へと向かった。先に港で戦いを始めていた【黒翼の羽ばたき】の部隊を支援し、共闘して港の制圧に当たった。
  • 払暁のディサイシブバトル
    港で戦いが始まったころ、湖上の別の場所で『猫船のミナ』及び『濡れ水のイナンナ』の艦隊と遭遇、会戦となった。戦況は『猫船のミナ』有利に進んでいたが、なぜか「時間がない」と『猫船のミナ』側が退却することで戦闘は終了した。撤退した敵の舟は4隻。つまり6席の舟を沈める戦果を上げている。
  • 闇色濃き、裂け目の先に
    【払暁のディサイシブバトル】との戦いから退却した『猫船のミナ』及び『濡れ水のイナンナ』の艦隊4隻と遭遇、戦闘となった。エンドブレイカー有利に戦闘は進んだが、突如『猫船のミナ』『濡れ水のイナンナ』を捨石に逃亡。エンドブレイカーは『猫船のミナ』は取り逃がしたものの、残りの舟を撃沈させ『濡れ水のイナンナ』を倒す戦功をあげた。



◆ 門を巡る攻防

上陸に成功した【一番槍部隊】【主力部隊】が内部に突入する道を切り開くために門へと攻撃を開始する。
門を守るは『兵団長ヴォルター』『赤い山脈オグイン』『弓手のワッター』『決死のヴァルトマン』の四将。
門を守る兵の半数以上は『兵団長ヴォルター』率いる元城塞騎士のメンバーで構成され、残りはバグラバグラとアントマンのバルバであった。彼らは敵の襲来を予測していなかったが、『兵団長ヴォルター』の指揮の下、素早く防御陣形を敷きエンドブレイカーたちを苦しめた。

  • 集え、猛き者たちよ
    どこよりも早く門へ到達し、門を巡る戦いに突入した【一番槍部隊】。多くの敵を打ち倒し善戦したが、『赤い山脈オグイン』『兵団長ヴォルター』に行く手を阻まれ、撤退するところを『弓手のワッター』に狙い撃ちされ全滅した。【湖上の闇】の部隊がその戦いを引き継ぐ形で参戦する。
  • 湖上の闇
    集え、猛き者たちよ】の部隊の後を引き継ぐ形で参戦。門の上から撃ってくる『弓手のワッター』に対し反撃しこれを撃ち落すことに成功した。
    その後門を巡り一進一退の攻防となるが、半数が戦闘不能になったこと、後続の部隊が到着したことを確認すると、後続に後を託し撤退した。
  • 黒羽を散らして
    湖上の闇】の部隊が『弓手のワッター』と交戦中に到着。【湖上の闇】の部隊の援護をすべく戦場を駆け『赤い山脈オグイン』との戦闘となった。【湖上の闇】の部隊が『兵団長ヴォルター』の攻撃により危機に陥っているのを目撃するも『赤い山脈オグイン』の猛攻により援護することができなかったが、撤退する彼らの奮闘に報いる旨を力強く言葉にしているシーンがある。
    この部隊の策により『兵団長ヴォルター』は撤退。『赤い山脈オグイン』と残りの城塞騎士との戦闘が続くが、4人が戦闘不能になったため後方へと退いた。
    だが、その後も残った5人で戦闘を続け、6体のマスカレイドを倒すという戦功を残している。
  • 水神祭を守る為
    他の部隊が戦闘している隙を突き、最も早く城門へと取り付くことに成功した。しかし、城門は城塞騎士の非戦闘アビリティ「ゲートエンブレム」により閉ざされていたため簡単に開くことができなかった。そこにその城門を閉ざした張本人『決死のヴァルトマン』が現れ退路をふさがれたまま戦闘になる。多くの敵を倒し奮闘するものの力及ばず全滅した。
  • さあ突き進め、我等は死をも恐れない
    島に上陸し城門へと向かう彼らに『羽付きのミオット』が奇襲を仕掛けてきた。エンドブレイカーは大量のアントマンの攻撃と羽音による「誘惑魔曲」のような攻撃に苦しめられたが、激戦の末なんとか勝利を収めることができた。『羽付きのミオット』は残存戦力と共に敗走している。この戦いで傷の浅かったものは後続の味方と合流して戦闘を続けていたようだ。
  • 窮地に笑え
    もっとも手薄だと読んだ右翼へと突入した彼らを待ち受けていたのは『大顎ガデトン』率いるアントマン部隊だった。『大顎ガデトン』は片言ながら言葉を話すことが出来るアントマンで、事あるごとに「コゼットサマハ、サイコウダッ!!」と連呼していた。大きく鋭い顎が最大の武器で苦戦したが、エンドブレイカーの猛攻により、彼らアントマン部隊は全滅した。そしてちょうどそのころ【壮麗な霊廟に集う黒鳥たち】の部隊により門が制圧されたという歓声があたりに響く。
  • 星の領域
    門を巡る攻防、バグラバグラの集団に攻撃を仕掛けた彼らだったが、その前を『荒ぶる大地・デックデック』が立ちはだかった。【祭りの影】の部隊の援護もあり、激戦の末『荒ぶる大地・デックデック』を倒したが、エンドブレイカー側にも余力は残っておらず、そのまま撤退した。皆に後のすべてを託し。
  • 祭りの影
    上陸した直後から陸にいるアントマンとバグラバグラを蹂躙。その勢いで門の戦いに加わっていく。そこで『荒ぶる大地・デックデック』に苦戦する【星の領域】を見つけ、共に『荒ぶる大地・デックデック』を倒した。その後門の中に突入し、他の部隊を援護して回ったという。
  • 黄昏に眠れ
    城門前の乱戦となった戦場で、後方から前線を支えていた。そこに【さあ突き進め、我等は死をも恐れない】との戦いで敗走した『羽付きのミオット』と遭遇。会戦となる。
    『羽付きのミオット』『大顎ガデトン』のところまで退却したかったようだが、エンドブレイカーの奮戦により阻止され倒れた。
    その直後【壮麗な霊廟に集う黒鳥たち】の部隊により城門が開いた歓声が戦場に響いた。
  • 壮麗な霊廟に集う黒鳥たち
    【湖上の闇】の部隊の撤退を見届け戦場へと加わる。城門前で仁王立ちする『決死のヴァルトマン』と戦いこれを破った。死してなお仁王立ちし門を守る『決死のヴァルトマン』を丁重に静かな場所に移し戦場を霊廟の中へと移すのだった。
  • 星々ヲ汚ス黒キ片翼
    門を破り霊廟の中へと先陣を切った。内側に控えていたのは黒いゴンドラ乗りたちだったが『兵団長ヴォルター』に率いられ統率が取れていた城塞騎士たちとは違い統制が取れていないようだった。撤退する黒いゴンドラ乗りたちだったが、それを押し止めるように『ダンダリオ』が現れた。
    縦にも、横にも巨大な肉体を揺らして道を塞ぐ『ダンダリオ』は周囲の黒いゴンドラ乗りたちを鼓舞しエンドブレイカーたちを押し返すべく抵抗したが、激戦の末倒された。勝利したもののエンドブレイカーたちも疲労が激しく、先に進むことを断念。撤退した。



◆ 湖上の掃討戦

一番槍の上陸を援護した【湖の島封鎖部隊】による湖上の戦いは早くも掃討戦の模様になっていた。
【湖の島封鎖部隊】部隊は霊廟から逃げる敵を捕捉するため島の周りを手分けして包囲して回り、遭遇する敵の殲滅を行っていたが、霊廟から脱出を試みる敵もなく、元々から湖上にいた波乗りバグラバグラゴンドラ乗りたちの掃討に当たっていた。
その掃討戦の間を『猫船のミナ』が逃げ回る。

  • 大祭の前に
    湖の封鎖を着々と進める【湖の島封鎖部隊】に属するこの部隊は、上陸する部隊に迫る波乗りバグラバグラの一団を発見した。これの阻止のためゴンドラを操り戦い、これの殲滅に成功。上陸する部隊を支援するという目的を達した。
  • 打ち砕け
    湖上でゴンドラの練習をしていたバグラバグラたちの一団を見つけたエンドブレイカーたちは、これの排除へと向かう。そして、この一団を率いていた『スマートセルジョ』という波乗りバグラバグラとの戦いになった。波乗りバグラバグラの中で一番強いと自負するだけありエンドブレイカーは苦戦したが、周辺には未熟なゴンドラ操作しか出来ないバグラバグラしかおらず、たった一人で戦う『スマートセルジョ』は孤立無援のまま湖の中へと沈んでいった。
  • 湖上のサンクチュアリ
    湖の封鎖へと行動を開始したエンドブレイカーたち。そこに【闇色濃き、裂け目の先に】との戦いから逃げてきた『猫船のミナ』が現れた。しかし、同時に別の方向から上陸した部隊のゴンドラを狙う波乗りバグラバグラたちも現れたため、手分けしてこれにあたることになった。巧みな操船で『猫船のミナ』を追い詰めたものの不運が重なり『猫船のミナ』は逃亡。しかし、波乗りバグラバグラたちを全滅させることができ、味方のゴンドラを守ることに成功した。
  • 流滴の戦囃子
    他の封鎖部隊が残存勢力を掃討していく中、この部隊は【湖上のサンクチュアリ】の部隊から逃げ延びた『猫船のミナ』の船を追跡していた。ノリノリで逃げる『猫船のミナ』は技量も高く追いかけるのも大変であったが、操船のくせを読み追い詰めたエンドブレイカーたちがこれを湖の底へと沈めることに成功した。
    戦後、怪盗の『空間の裂け目』を発見している。



◆ 目覚めさせられた『星』に鎮魂を

霊廟内は迷路のように入り組んでおり、エンドブレイカーたちを惑わす。そのエンドブレイカーを排除すべく、かつて『アクエリオの星』だった存在が襲い掛かってきた。
不本意な形で起こされ尖兵とされてしまった伝説の『星』たちを彼らは救い、再び眠りにつかせることができるだろうか。

  • 黒翼穿ちて
    迷路のように入り組んだ霊廟を地図を作りながら進む一行に、このアクエリオで初めてアクエリオの星となったという伝説のゴンドラ乗り『一番星・エトワール』たちアンデッドの集団が襲い掛かってきた。しかし、『一番星・エトワール』はアンデッドとなっていてもその意思は強く残っており、エンドブレイカーの呼びかけに答え抵抗し、マスカレイドの呪いを打ち破ることに成功した。彼女は、『かつて一番星としてアクエリオの水瓶でなにをしたのか』をエンドブレイカーに伝え彼らの無事を祈りながら再び眠りへとついた。
  • 『ビジョンズ』フェスタ/マウソレウム
    【黒翼穿ちて】の部隊がアンデッドに襲われるのを見た彼らは援護に入ろうとしたが、別の方向から別のアンデッド部隊が来るのを見てそちらへと回った。現れたのは『麗しのセラフィーネ』と呼ばれるアクエリオの星のアンデッドだった。激戦の末、彼女もマスカレイドの呪いを打ち破り、彼らに例を告げ眠りへとついた。
  • 禍つ水鳥に終焉を
    たどり着いた先でゆっくりと動き出した棺。そこから出てきたのは『賢人オルフレット』と呼ばれていたアクエリオの星の一人だった。激戦の末、倒した彼もまた拒絶体だったため、仮面の呪いを打ち破り眠りへとついた。彼らにアクエリオの未来を託し…。
  • 笑顔を護るために
    【禍つ水鳥に終焉を】の隊が動く棺を目撃する姿を見て加勢に入ろうとしたとき、この隊もまたアンデッドが向かってくるのを確認した。敵は『完璧のイレーネ』。かつては「完璧」に何でもこなせることを自負にしていたゴンドラ乗りだったのだろう。
    激戦の末敗れたイレーネは「アクエリオの星とは、水神アクエリオに直接お会いし、その力をアクエリオの隅々に行き渡させる者」であるということをエンドブレイカーに伝え再び眠りへとついた。



◆ 霊廟内の戦い

一方別の道を進んだ主力部隊は、居住区と思われる場所で『泥虫・ダンテ』『兵団長ヴォルター』の率いる黒いゴンドラ乗りたちと戦闘になっていた。
特に『泥虫・ダンテ』の指揮する泥虫党と呼ばれる集団は強固でありエンドブレイカーを苦しめた。

  • その翼、飛ぶ事能わず
    警戒しながら進んでいたが、不意に『泥虫・ダンテ』に奇襲を受ける。『マゼット』『モーズ』ら他よりも一段階強いマスカレイドも攻撃してきたが、不利と悟ったのか『泥虫・ダンテ』『マゼット』は撤退。エンドブレイカーは『モーズ』以下マスカレイドを撃破した。戦果十分と見てエンドブレイカーたちは無理をせず撤退した。
    『マゼット』が泥虫党を終結させるためさらに退いている。
  • 黒き羽、舞う
    『薄影のファハン』の奇襲を寸でのところで防ぎ戦闘となった。それを見届け『泥虫・ダンテ』が「俺は向こうの部隊の足止めを指揮しに行くんでな」と撤退。苦戦の末『薄影のファハン』を倒したが一人が生死不明の重体。残るエンドブレイカーも戦闘続行不可能となったため撤退した。
  • CROW
    場所は食堂。突入した部屋で『泥虫・ダンテ』と思われるマスカレイドと遭遇したが、奴はすぐに撤退。代わりに『料理長ニキロス』が出現した。彼の部下である料理人のマスカレイド軍団と戦闘となる。彼らを全滅させ『泥虫・ダンテ』の追跡を開始したが、別のマスカレイドに阻まれ断念した。その戦いでも勝利し、後続に後を託して撤退した。
  • 星の寝所に黒翼が舞う
    敵の奇襲を受けるもこれを正面から跳ね返し戦闘に入った。奇襲失敗につまらなそうにする『泥虫ダンテ』が見ている中、『マゼット』及び泥虫党と戦い勝利。味方が全滅するのを見て『泥虫ダンテ』が前に出てくると消耗していることもあり戦況はエンドブレイカー不利に傾いた。全滅の危機となったところに【水神祭を守りきれ!】の部隊が到着し、後を託して退いた。
    今になって思えば、『泥虫ダンテ』はこちらを倒すことよりも、通路の防衛を優先していたような気がすると述べている。
  • 水神祭を守りきれ!
    【星の寝所に黒翼が舞う】の部隊が『マゼット』を倒したあたりに到着、引き継ぐ形で『泥虫ダンテ』と戦闘に入った。激戦の末『泥虫ダンテ』を撃破するも、体力に不安を感じたため撤退した。
  • 水瓶に落ちる黒き影
    『兵団長ヴォルター』が守る通路に真っ先に到着したエンドブレイカーたち。『兵団長ヴォルター』の指揮の下、黒いゴンドラ乗りたちは統率された動きを見せエンドブレイカーたちは進むことも退くこともできない危機へと陥った。しかし、そこに【祭の前】【霊廟には安らかな静寂を】の部隊が到着。両翼回り込むように展開してくれた。そして、協力して『兵団長ヴォルター』を倒すことに成功したのだった。
  • 祭の前
    『兵団長ヴォルター』【水瓶に落ちる黒き影】の部隊が苦戦しているところに【霊廟には安らかな静寂を】とともに到着した。彼らは申し合わせ両翼に別れ戦闘を開始した。右翼を担当した彼らは深く入り込み【水瓶に落ちる黒き影】より先立って『兵団長ヴォルター』と戦ったものの、敵の右翼が戦いに介入してきたため壊滅状態となった。敵左翼を崩した功績は非常に高い。
  • 霊廟には安らかな静寂を
    『兵団長ヴォルター』【水瓶に落ちる黒き影】の部隊が苦戦しているところに【祭の前】とともに到着した。彼らは申し合わせ両翼に別れ戦闘を開始した。左翼を担当した彼らは戦闘を有利に進めたが、途中から『兵団長ヴォルター』の介入を受けるようになり後方に下がることになる。
    しかし、『兵団長ヴォルター』の意識をそらす囮役として十分に役目を果たし、【水瓶に落ちる黒き影】が正面を突破するきっかけを作ることが出来た。


◆ 敵の首領を討ち取るために

主力部隊が戦闘に入り敵の目はそちらへと集中する中、その隙を突きコゼットの首を狙うため【抜け駆け部隊】が動きだした。戦闘を避け進んだその先にはコゼットの片腕とも言うべき実力を持つ『鈴蘭・マルティナ』の部屋があった。

  • 黒鳥たちを討て!
    外壁を登り進入口を探し進んでいた。内部に繋がっていそうな『ステンドグラス』を発見したためそこから侵入を試みたのだが、霊廟を守る石像のゴーレムが動き出しそれとの戦闘になってしまった。結局そこからは進入できず撤退した。
  • Blitzkrieg
    雑多な様子は消え、整えられた印象が漂い、所によっては品の良ささえ感じられるような場所にたどり着いた彼らは造りの異なる扉を発見した。
    満を持して突入したその部屋は『鈴蘭・マルティナ』の寝室だった。そして彼女を慕うようにそこにいた『美脚のラウラ』たち少女のゴンドラ乗りたちと戦闘になる。短時間ではあったが激戦の末『美脚のラウラ』は倒すことに成功し、残るは『鈴蘭・マルティナ』だと思われたのだが、部屋の奥にある浴室にまだ敵が残っていた。ちょうどそのころ【堕ちた羽根】の部隊も到着したため後を任せ、傷ついた彼らは撤退した。
  • 堕ちた羽根
    【Blitzkrieg】の後を受ける形で『天使の歌声・メイリア』と戦闘となった。優勢に戦いを進めるエンドブレイカーは静観していた『鈴蘭・マルティナ』にも攻撃するも手痛い反撃を受けてしまう。さらにまだ奥に残ってきた敵が出現、絶望的だと思われたがこちらも【霊廟の戦い】の部隊が到着し、寝室を二分しての乱戦模様と相成った。その乱戦を制し、『天使の歌声・メイリア』撃破。
    『鈴蘭・マルティナ』【霊廟の戦い】の部隊との戦いでこちらを攻撃する余裕がなく、また、こちらも援護するだけの余力はなかったため撤退した。
  • 霊廟の戦い
    撤退する【Blitzkrieg】の部隊を見てそちらへと向かうと『天使の歌声・メイリア』と大勢のマスカレイドに囲まれて戦う【堕ちた羽根】の部隊が見えた。窮地を救うため『鈴蘭・マルティナ』めがけて奇襲をかける。それは彼女に付き従う少女『メイリア』によって阻まれたが、【堕ちた羽根】の部隊が『メイリア』を撃破し撤退して以降は『鈴蘭・マルティナ』との戦闘となった。『鈴蘭・マルティナ』は単騎にして驚異的な力を誇り、あっという間に一人のエンドブレイカーを生死不明の重体に落とし、その後も苦戦を強いられたが、なんとか彼女を倒すことに成功した。
    これほどの相手との戦いがあったのにコゼットがここへくるという動きはなかった。



◆ 敵幹部との戦い

主戦場では親衛隊との戦いが始まっていた、親衛隊を率いる『親衛隊長シャルル』、姉の『ルカ』を倒され怒り狂う妹の『怒りんぼドロテア』の2将が壁となって足止めする。
一方、コゼットの参謀というべき位置にある『ミケロ爺』は手勢を率いて前線へと支援へ向かう。
戦いは終盤へと差し掛かっていた。

  • 闇水飛翔
    敵親衛隊との戦闘に突入していた。彼らは強敵であった少女『ルカ』を撃破すると、そのまま『親衛隊長シャルル』へと攻撃を開始したが、『親衛隊長シャルル』の鋼鉄の身体を前に危機に瀕し、【射ち墜とせ、黒き羽根】の支援を受けながら撤退した。
    『ルカ』の妹『怒りんぼドロテア』から追撃を受けるもこれも【射ち墜とせ、黒き羽根】が遮ってくれた。
  • 射ち墜とせ、黒き羽根
    『親衛隊長シャルル』によって苦戦する【闇水飛翔】の部隊の撤退を支援する形で登場。『怒りんぼドロテア』の追撃も遮り、そのまま「敵二将」を相手に戦闘になった。
    その後【背水の黒鳥】【湖上タレイア】の部隊が到着。彼らはこの2部隊が将と戦いやすくするため配下をひきつけ分断するように試み、これを成功させた。
    他の2部隊とのやり取りが描写されている。
  • 背水の黒鳥
    【射ち墜とせ、黒き羽根】の意思を受け『怒りんぼドロテア』へと殺到する。『怒りんぼドロテア』を撃破した彼らはそのまま掃討戦へと移行した後、撤退した。
  • 湖上タレイア
    【射ち墜とせ、黒き羽根】の意思を受け『親衛隊長シャルル』へと攻撃を仕掛ける。激戦の末『親衛隊長シャルル』を撃破した彼らは、応急処置を施した後撤退した。

  • 落ちた星が眠る場所
    【抜け駆け部隊】として敵に変装して進んでいたが、『ミケロ爺』『アティカ』『ゲハルディ』『コムナー』『マーガス』とその配下の集団と不幸にも鉢合わせてしまった。圧倒的な不利な状況下だったが、なんとか戦線を維持し、味方の到着まで持ちこたえることに成功した。
    しかし、やはり消耗が激しく、幹部の一人『マーガス』を倒すことに成功したもののそれ以上は持ちこたえられないと判断し撤退した。
  • 災厄を呼ぶ翼
    黒いゴンドラ乗りに変装した【落ちた星が眠る場所】【黒のゴンドラをぶっつぶせ!】【インフェリア・ミラージュ】3組の【抜け駆け部隊】が先に進んだのを見ている。
    親衛隊と戦った味方の治療を施した後、この部隊も先へと進んだ。少し進むと先に行った部隊の一つ【落ちた星が眠る場所】の部隊が戦っているところに遭遇した。
    支援に向かおうとした彼らに『運び屋コムナー』が立ちはだかりそれと戦闘になる。激戦の末これを破ると、周囲の戦いもちょうど終了したところだった。
    休憩後彼らも奥へと進んだ。
  • 星の眠りに沈め
    【落ちた星が眠る場所】【災厄を呼ぶ翼】が戦っている戦場に遭遇、『ミケロ爺』を見つけた彼らは戦闘を仕掛けようと動くが、不運にも『外交官ゲハルディ』の部隊と鉢合わせしてしまい、そのまま戦闘となった。
    『外交官ゲハルディ』は彼らを懐柔しようと魔王の『部位』はひとつしか持ってない場合は奪えない」など情報を漏らしてきたりしたが、そのまま倒された。その後は掃討戦へと動いている。
    この戦場を抜け、中枢目指して駆ける抜け駆け部隊【星眠る霊廟】を目撃している。
  • 黒き羽を穿て
    『ミケロ爺』を見つけた彼らはそこへ向かおうとしたが『爺の孫・アティカ』に阻まれる。配下を殲滅し、いよいよ『アティカ』を倒すというところで『ミケロ爺』が乱入。彼との戦闘となった。
    『ミケロ爺』『アティカ』撤退の旨を『コゼット』に伝えるように命じて撤退させ戦いに入る。戦況は『ミケロ爺』有利に進んでいたが、突如【星なる湖に潜む者】の部隊が『ミケロ爺』を奇襲。『ミケロ爺』は怯み撤退し、【星なる湖に潜む者】の部隊がそれを追っていった。
    残った彼らはそのまま掃討戦に突入。残ったマスカレイドの排除に成功した。
  • 星なる湖に潜む者
    他の部隊より遅れて戦場に到着した彼らは戦場を冷静に見渡し、苦戦している【黒き羽を穿て】の部隊を相手している『ミケロ爺』へと奇襲を仕掛けた。
    奇襲に怯み撤退する『ミケロ爺』を追い、これの撃破に成功した。



◆ コゼットとの激戦

戦力を温存し、コゼットの首を取るためだけに進んできた別働隊たち。
ついにコゼットの部屋へとたどり着き、戦端を開く。そこはイケメンを家具や調度品にして暮らすという悪趣味な部屋だった。
「最速の女王」といわれ生ける伝説を作った彼女が堕ちた地で、最後の戦いが始まる。

  • インフェリア・ミラージュ
    ついにコゼットの部屋へとたどり着いた。突然の招かれざる客に大きく動揺する『黒鳥・コゼット』へと斬撃を繰り出す彼らだったが、なんと突然テーブルが立ち上がってこれを受け止めた。なんとこの部屋の悪趣味な壁紙も、カーテンも、テーブルも、人型のイケメン『マスカレイド』が勤めていたのだ。壁紙をどう勤めるのかちょっと聞いて見たいぞ!
    『黒鳥・コゼット』の命により彼女のオットマンを勤めていたイケメン『紫の幻影ガスパール』が立ち上がり彼を中心に戦いを仕掛けてきた。調度品をしているためか、その・・・、変な性格のせいか、恐ろしく打たれ強い彼らにエンドブレイカーたちは苦戦。敵わないと判断し撤退を開始したが、殿を務めようとしたエンドブレイカーの一人が生死不明の重体となり瓦解。【黒のゴンドラをぶっつぶせ!】の部隊が到着したが、間に合わず全滅した。
  • 黒のゴンドラをぶっつぶせ!
    ついにコゼットの部屋へと到達したが、そこはちょうど『紫の幻影ガスパール』【インフェリア・ミラージュ】のエンドブレイカーが倒されてしまったところだった。『黒鳥・コゼット』は床に手膝を付いた銀色の長髪の青年の上に腰掛けている。その『椅子』も参戦し、恐ろしくタフで変態な彼らとの戦闘は終始マスカレイド側が優勢に進み、『椅子』は倒したものの支えきれずエンドブレイカー側が撤退した。
  • 星眠る霊廟
    『ミゲロ爺』と戦っている戦場を抜けこの部屋までやってきたが、そこはちょうど『紫の幻影ガスパール』【インフェリア・ミラージュ】のエンドブレイカーが倒されてしまったところだった。
    これまでの戦いで疲弊しているとはいえ『紫の幻影ガスパール』はいまだ恐ろしい敵であった。しかし他の調度品のイケメンは【黒のゴンドラをぶっつぶせ!】【戦の道】と戦っているのか姿はなく、多勢にて『紫の幻影ガスパール』と戦い、これの撃破についに成功した。
    コゼットと戦っている【その道の先へ】を一瞥している。
  • 戦の道
    ついにコゼットの部屋へと到達した。中では【星眠る霊廟】の部隊が激戦を繰り広げている。彼らはコゼットの退路を潰すため扉の戦線維持を担う。そして、そこに『ミゲロ爺』の命により撤退を告げに来た『アティカ』の一団がやってきて戦闘になる。部屋の内外から攻撃を受ける厳しい戦いだったが、『アティカ』の部隊を殲滅、役目を果たした。
  • その道の先へ
    【星眠る霊廟】の部隊が『紫の幻影ガスパール』を抑えているところに『黒鳥・コゼット』へ奇襲を仕掛けた。その奇襲は成功し『黒鳥・コゼット』に深手を与える。
    しかし、『黒鳥・コゼット』魔王の『部位』を所持する強力なマスカレイド。その圧倒的な力により蹂躙され、全滅した。
  • 逆巻くは黒翼の調べ
    先行した部隊の目印を頼りにコゼットの部屋にたどり着いたとき、戦いはすでに終盤に差し掛かっていた。
    圧倒的な『黒鳥・コゼット』の力により【その道の先へ】の部隊が全滅したところに到着した。戦いにより消耗していた『黒鳥・コゼット』『紫の幻影ガスパール』の名を呼ぶが、これはすでに【星眠る霊廟】の部隊が倒している。孤立無援となった『黒鳥・コゼット』は世に未練と恨み妬みを撒き散らし息絶えた。
    魔王の『部位』である片翼の翼は、その後溶けるように消滅している

結果

戦いはエンドブレイカーの勝利で終わった。
狂気に犯されながら頑強に抵抗したコゼットもエンドブレイカーの攻撃によりその生涯を終える。
魔王の『部位』は消滅、怪盗ファルケインが介入することもなく『黒鳥』のその身勝手すぎる野望はここに潰えた…。
エンドブレイカーたちはコゼットが利用しようとしていた水神祭会場に繋がる怪盗のゲートを使い水神祭会場へと帰還した。
今日は待ちに待った水神祭だ。



登場人物


纏め中

関連項目



『アクエリオの星』霊廟の戦い
年月日:2011年08月07日
場所:『アクエリオの星』霊廟内とその周囲の湖
結果:エンドブレイカーの勝利。コゼットは死亡。黒きゴンドラ団は壊滅した。
交戦勢力 指揮官 戦力 損害
エンドブレイカー 黒きゴンドラ団 なし コゼット
ヴォルター
シャルル
500 不明 確認中 全滅
最終更新:2011年08月20日 00:36