ギルバニア追撃戦

ギルバニア追撃戦とは2010年6月9日に出発したジャグランツの王“ギルバニア”の討伐へエンドブレイカーたちが向かった事柄。
全体シナリオ名は“ギルバニアを討て”
ページ名はこれに準じ、事件名は後でもわかるようにサイト独自のものとする。

背景

領主達が力を合わせて結成した城塞騎士団連合軍であったジャグランツ討伐隊は、エンドブレイカーたちの暗躍のこともあり侵攻してくるジャグランツの部隊の押し返しに成功していた。
だが、突如現れたジャグランツ王“ギルバニア”の力は、討伐隊をはるかに上回る圧倒的なものだったため討伐隊の城塞騎士団たちは奮闘するもギルバニアの攻撃を受け、壊滅状態に陥ってしまう。

概要

ジャグランツ王“ギルバニア”とそれを守るマスカレイド化したジャグランツで構成された親衛隊は、討伐隊を壊滅させたのち、態勢を整えるためなのか、それ以上侵攻することはせず一時撤退を開始した。
ジャグランツ王自身が出てきた以上これ以上の戦力は存在しないと判断したエンドブレイカーたちは、少人数の部隊を複数結成しジャグランツ王“ギルバニア”を追い、倒す作戦を立て実行に移した。

経過

ジャグランツ王“ギルバニア”の周りにはマスカレイド化したジャグランツだけで結成された親衛隊のような部隊が付き従っている。また、戦いを逃れたジャグランツの残党も戦場付近に残っており、こちらも作戦の障害になると予想された。
エンドブレイカーたちはこれに対応するため、ジャグランツ残党を陽動する部隊、マスカレイド親衛隊に対応する部隊など、部隊ごとの役割を事前に決め決戦に臨んだ。

一連のシナリオとストーリーの進行

全体シナリオだが、これまでの全体シナリオと異なり、各シナリオが他のシナリオの成否にかかわる自由度が高く難度の高いシナリオ群となった。
各依頼は話し合いの中で部隊の役割を決めて依頼へ臨んだ。
また、全シナリオ難易度は「やや難」。エンドブレイカー初の「やや難」依頼となった。
全30シナリオ。

◆ 先行しギルバニアの退路を解明した
  • Esperanza
    廃墟の地図を作成しあちこちに塗料の目印を刻んで進み、見事目的の王の元へとたどり着いた。その情報は他の部隊へと受け継がれる。ただの一度も敵に知覚されず、ただの一度も剣を振るわなかった唯一の部隊。
  • 一人は皆の為に
    慎重に進みジャグランツ王の元へと到達に成功した。その後マスカレイドジャグランツの増援を発見。戦闘になるが殲滅にはいたらなかった。戦闘中一人のエンドブレイカーが致命傷を負い、消息を絶っている。

◆ 残存勢力への囮役を務めた
  • 戦線ジャグランツ~隣り合わせの死と好機~
    キャパシティを超えるジャグランツを相手にし、囮としての役目を十二分に果たしたが、地の利を使わなかったためジャグランツに包囲され、3人のエンドブレイカーが生死不明となった。
  • 戦の要諦
    注意深く廃墟を進み、自分たちの安全を守り、誰も倒れることなく、出来る範囲で最大限の結果を出した。
  • 黎明の刻
    道を拓くため、進路を邪魔するジャグランツの勢力と戦った。全員無事帰還している。
  • Fight it out
    進む先で遭遇したジャグランツとすべて戦い、勝利を重ねていった。最後まで戦い、そして、戦後彼らの姿を見たものはいなかった。
  • レトログラード
    王へと続く道を塞ぐジャグランツの掃討を行った。数が多く苦戦したが、王が倒れるまで戦い続けることができた。
  • その首に爪を立てろ
    王を目指し進んでいたが、不運にも戦場から逃れていた敗残ジャグランツと遭遇し時間をとられてしまう。その後は残党ジャグランツの掃討戦へと戦場を走り回った。
  • 境界線
    なるべく避けながら移動し、出会った敵は全部倒す。そのつもりで細い道を進み、手負いのジャグランツと遭遇、戦闘となる。数多くのジャグランツと戦い勝利したが、限界を超えたため撤退した。撤退戦中2人のエンドブレイカーが消息を絶っている。

◆ 探索途中にマスカレイドジャグランツ率いる部隊と遭遇し会戦となった。
  • 女王の首を取れ!
    マスカレイドジャグランツの率いる部隊と会戦となったが、あまりに数が多かったためマスカレイドジャグランツを倒すことができず撤退した。味方を生かすため3人のエンドブレイカーが足止めし消息を絶った。
  • 大討滅作戦
    探索中20匹ほどのジャグランツの部隊と会戦になる。一人のエンドブレイカーが囮となり飛び込み致命傷を負うも戦闘に勝利した。その後敗走する振りをしながら敵を引き付け撤退した。
  • その一矢となりて
    マスカレイドジャグランツの率いる部隊と遭遇、会戦となる。狭い路地を戦場に選び移動したところに再び別の部隊と遭遇してしまい乱戦となってしまう。二人のエンドブレイカーが退路を確保するため奮戦し消息不明となった。「『王』サエ居れば、ジャグランツハ幾らでも増えル」という気になる台詞がある。
  • 露出した王、詰むや詰まざるや
    戦いを避けながら進んでいたが、敵を避けるために大回りしたために目印を見失ってしまう。そのためマスカレイドジャグランツの率いる部隊と戦うことを選択、戦闘となった。戦いには勝利したものの一人のエンドブレイカーが致命傷を負っている。
  • 勇躍の閃
    戦いを避けながら進んでいたが、不運にもジャグランツの部隊と遭遇、会戦となった。その後も戦いの連続となり、戦闘中に終戦を迎えた。
  • その手で全てを掴み取れ!
    王討伐のため王を捜索していたがいつの間にか道をそれてしまっていた。修正し、敵中突破を試みる。2人のエンドブレイカーの犠牲を払いながらも見事敵中突破した先には、真王を倒した仲間たちがいた。

◆ 王からマスカレイドジャグランツ親衛隊を引き離し戦闘した。
  • 勇者よ王を殺したまえ
    親衛隊を王から引き離すように誘導し戦闘を行った。親衛隊の半数を王から切り離すという討伐作戦成功の大きな一角を担ったが、その日彼らが帰るべき人の下へ帰ることはなかった。
  • 賭するなればこそ
    到着時4頭しかいなかったマスカレイドジャグランツ親衛隊と戦闘し勝利を収める。その後敵増援が訪れたため、それを誘導しようとするも敵はその手には乗ってこなかった。やむを得ず増援の親衛隊に攻撃を仕掛けるが、多勢に無勢となった親衛隊に勝つことはできず撤退した。殿を務めたエンドブレイカーが一人消息不明になっている。
  • 散る者と散らぬ者
    ギルバニアと戦うためなるべく戦闘を避け進み、見事無傷でギルバニアの下に到達することに成功する。回り込んで攻撃しようとしたが、予想進路方向に回り込むのに失敗、親衛隊との戦闘となる。残り6体までマスカレイドジャグランツを倒したが、力及ばず敗退した。撤退戦時に3人のエンドブレイカーが消息を絶っている。
  • 終わりを終わらせるため
    目的どおり親衛隊の一部の誘導に成功。戦い勝利を収める。その戦闘のさなか、一人のエンドブレイカーが致命傷を受け倒れている。
  • 覚悟の剣を掲げよ
    王の下へと到達したが、親衛隊の数があまりに多かったため親衛隊を引き離すことを選択した。戦闘中ギルバニアが倒れたため、マスカレイドジャグランツたちは撤退した。
  • 『統べるもの』ギルバニア
    王の下に到着することができたが、彼らが戦闘を仕掛けた方向は最も親衛隊が殺到した激戦区だった。それでもエンドブレイカーたち優勢で戦いが推移するのだが、『親衛隊長』ディグリッドたった一体で戦況が一変する。エンドブレイカーはディグリッド一体に苦戦。3人の犠牲を払いながらもディグリッドを倒した。
  • 『一矢』
    二手に別れ親衛隊を強襲、精鋭と思われる4体のジャグランツマスカレイドを倒すことに成功。その戦いのさなか2人のエンドブレイカーが致命傷を負い倒れている。
  • 一縷の望み
    王の場所まで到達し、いざ戦闘というところまで来たが親衛隊によって阻まれた。一人のエンドブレイカーが活路を開くため犠牲となったが王の下までたどり着くことはできなかった。

◆ 敵との戦いをなるべく避けるように移動し、ギルバニアと死闘を演じた。
  • 戦う者の掟
    ギルバニアとの戦いの先陣を切った。全力で戦い、死力を尽くしたが力及ばず敗北した。戦いのさなか6人のエンドブレイカーが致命傷を負い、残りの4人も追いかけるだけの力は残っていなかった。
  • その刃を王の首へ
    ギルバニアの下半身の肉塊に攻撃を仕掛けたが、そこからの反撃により全滅した。4人のエンドブレイカーが致命傷を負い倒れている。
  • 生死の境界
    二手に別れ王への攻撃を開始するも、戻ってきた親衛隊との戦闘にもなり乱戦となった。王からの熾烈な攻撃を受け全滅した。4人のエンドブレイカーが致命傷を負い倒れている。
  • 未来への選択
    後発し無事ギルバニアの元へたどり着く。周囲にギルバニアの護衛もいない。強い意志でギルバニアと戦ったが、力及ばず全滅した。その後意識を取り戻すことができたのは4人だけだった。
  • リスキー・ダイ
    同じく後発し、ギルバニアの元へとたどり着いた。そして、激戦の末ギルバニアを倒すことに成功した。動かない上半身を見て、様子を確認しに近づいたが、それを実際に見ることができるものはいなかった・・・・。その日、帰れたものはたった二人・・・。

◆ 真の王との戦い
  • 女王暗殺指令!
    後発したため戦場に遅れて到着した。ギルバニアの下半身の肉塊から生まれた真の王を目にし戦いとなる。親衛隊も戦場へ戻ってきたため盛大な乱戦となり、真の王の力もあり部隊は全滅した。5人のエンドブレイカーがその日帰ることができなかった。
  • 虎穴に入りて悪を討つ
    後発したため戦場に遅れて到着した。到着と同時にギルバニアが倒されたところを目撃する。その後真の王が出現、周囲にいたエンドブレイカーたちを全滅させ撤退するところに戦いを挑み、見事真の王を倒すことに成功した。戦いのさなか5人のエンドブレイカーが致命傷を負っている。

結果

エンドブレイカーたちは多くの犠牲者を出しながらもジャグランツ王“ギルバニア”を倒すことに成功した。
しかし、ギルバニアの下半身には多くのエンドブレイカーが予想したとおり、真なる王が存在しており、ギルバニアが倒れた後その球体から真王が出現し、ギルバニアを倒した部隊を全滅させ撤退しようとした。
だが、王との戦闘に全力を注ぐ為に潜みながら現場に到着した部隊により真王は倒され、ここにジャグランツの侵攻から始まった騒乱は終結した。
しかしながら、ギルバニアの仮面やジャグランツの侵攻理由などまだまだなぞが多く続報が待たれる。


関連項目


ギルバニア追撃戦
年月日:2010年6月17日
場所:アクスヘイム最下層スラム地区周辺放置区域
結果:エンドブレイカーたちの勝利。ギルバニア及び真王。親衛隊長ディグリッド死亡
交戦勢力 指揮官 戦力 損害
エンドブレイカー ジャグランツ なし ギルバニア
ディグリッド
300 不明 84
(要確認)
壊滅
最終更新:2010年06月21日 15:06