マスカレイド

マスカレイドとは「棘(ソーン)」に憑依され仮面を着けた異形の魔物に変貌した存在のこと。
ちなみに「マスカレイド」の語源は「仮面舞踏会」。


概 要

マスカレイドとは都市国家全体を包み込む見えない謎の力「棘(ソーン)」によって憑依され、仮面を持つ魔物と化した存在である。憑依される原因は、その対象が「誰かを憎んでいる」、「誰かに憎まれている」、「本能のままに生きている」など主に精神的な負の意識を持っているもしくは向けられているものであるようだ。
憑依される対象は人類だけではなく、牛や豚のような家畜やバルバ、ピュアリィ、動植物類などの生き物、イマージュやゴーレム、アンデッドなどの非生物まであらゆるものがマスカレイドになる可能性がある。

能 力

マスカレイドは「正体の隠蔽」能力があり、力を使っていなければ普段と変わりなくエンドブレイカーであっても見分けることは難しい。
だが、ひとたびマスカレイドとしての力を行使すると、肉体のどこかに「仮面」が現れ肉体が「異形化」し、元の存在から大幅に戦闘能力が向上する。
そのほかの特徴は以下の通り
  • 元となった存在の記憶や能力は残っている。
  • 内なる「悪意や本能」を膨大に増幅させその理念に従って行動する。
  • 「悪意や本能」を満足させるたびに、体内の『棘(ソーン)』を増加させ、強さと凶悪さを増していく。
  • 自らの体内の『棘(ソーン)』を分け与える事で、配下のマスカレイドにすることができる。ただし、自分より強いマスカレイドを作ることはできない。
  • いつでも望んだ時に上記の配下マスカレイドを召喚できる。ただし、一度に召喚できる数は限られる。


倒す方法

倒すだけであれば戦い実力で倒すことができる。
だが、マスカレイドの根本である「棘(ソーン)」はエンドブレイカー以外に倒された場合、「棘(ソーン)」に戻り都市国家を覆う「棘(ソーン)」と一体化してしまう。
エンドブレイカーに倒された場合のみ、「棘(ソーン)」は消滅し、倒すことができる。

救出方法

稀に悪意よりも良心の方が強いにも関わらず、マスカレイド化することがある。
その場合、完全にマスカレイド化する前に、エンドブレイカーの説得によって良心を目覚めさせれば、命を奪わずに救出することができる可能性がある。
ただし説得に成功した場合でもマスカレイド化は免れることはできず、その人物に取り付いた「棘(ソーン)」を消滅させるために戦う必要がある。
説得に成功した場合マスカレイド化したときの仮面は半分の状態で現れる。

◆エルフヘイムでの半マスカレイド
エルフヘイムで出現した半マスカレイドは本人が眠っている間にマスカレイドが身体をのっとり悪事を働き、本人と入れ替わろうとするアクスヘイムでの半マスカレイドとは趣向が違っている。
この場合、戦闘前に説得するのではなく、戦闘で半マスカレイドを倒し、パートナーエルフに呼びかけを行ってもらい連れ戻すということが必要になっている。

メ モ

  • 七勇者と大魔女」を題材にしたステンドグラスの作品にマスカレイドの仮面によく似た仮面が描かれている。

関連項目

最終更新:2010年10月22日 10:13