2013年06月14日16時ころ



火那大僧正ガイボン


~霊峰天舞アマツカグラ 火那神社~

 大僧正を名乗る巨躯の怪物が、神社に向かって一心不乱に祈っている……。

「アオ~ン! マギラント殿、マギラント殿!
 拙僧の呼びかけにお答えください~。ほーれお賽銭じゃらじゃら」

『……不愉快な呼び方はやめてください。何の用ですか?』
「アオ~ン! こないだわざわざ召喚されてやったのに、手厳しい~!
 でも返事してくれたのでいい人でゴジャる?」

『何の用ですか?』
「アマツカグラの公家が、エンドブレイカーに暗殺されまくってるでオジャる!
 でも、奴等が結構尻尾を見せたので、致命的な状況になる前に気づいたでオジャる!
 ……次、何したらいいでオジャるか?」

『彼らは、何らかの【入口】を通じ、アマツカグラに侵入しています。
 あえてエンドブレイカーを呼び寄せた後、帰還する彼等を追跡すれば、【入口】を見つけられるでしょう。そうすれば、後は【入口】を破壊するだけです。
 彼らを呼び寄せるのは……そうですね、民を集めて虐殺などすると良いでしょう』
「そんな事で集まる訳無いでゴジャろう? 眼鏡殿はアホでゴジャルか?」

『いいえ、彼らは必ず姿を表します。勇者とは、そういう存在なのです』


関連項目

最終更新:2013年06月14日 16:13