西方の危機と滅びの大地

西方の危機と滅びの大地とは、2013年5月1日に北の大陸において登場したエンドブレイカーたちの決議。
銀の塔主奪還に失敗した作戦で得た北の大陸の情報とクライブよりもたらされた『森の主の予言』を材料に今後のエンドブレイカーの行動を決議した事柄。
呼称は、オリジナルのタイトルが長すぎたため内容からサイト独自につけたもの。

状況

エンドブレイカーによる銀の塔主奪還作戦は失敗に終わった。(上陸、北の大陸
銀の塔主サイリスはすでに完全なマスカレイドとなっており、こちらの言葉に耳を貸す状態ではなかった。
一方、街道を威力偵察に出た部隊はマスカレイドの砦を突破し、北の大陸を一望できる場所から辺り一帯を確認することが出来た。
そのエンドブレイカーの話から、北の大陸は空や大地が赤く染まり大地に幾つも『巨大な薔薇』が咲き『空に浮かぶ城』が存在することがわかった。
また、現在勇士号が停泊している位置から数日の距離に、『マスカレイドだけが居住する都市国家』があり、マスカレイドを生む木々が立ち並ぶ森が存在するということもわかった。
その結果この北の地は遥か昔に滅び去り、完全にマスカレイドの手にある場所であると結論付けられた。

そんな中、エルフヘイムの代理者であるクライブから森の主の『エルフヘイムの西から、破滅の気配が生じようとしている』という『予言』が届けられた。
エルフヘイムの西といえば急峻な岩山からなる連峰『ワームパイプ・ホロウ』と都市国家『山斬烈槍ランスブルグ』だ。
銀の塔主サイリスが戦いの中「マギラント様以外の勇者様もすでに動き出しているのよ。世界の半分は勇者様のもの。勇者様達は自分のものを取り戻すべく、既に人間の版図に向かっているのですから」という気になることを言っていた。また、『ディノシャン将軍』ベアトリスも「シャルムーンなる人物が南に出かけている」と言っていたという情報がある。
少なくともランスブルグに危機が訪れようとしているのは間違いないことなのだろう。

シーバルバの襲撃を受け、勇士号は無視できないダメージを負っている。
ここに留まるのであれば、敵都市国家を短期で攻略し安全圏を広げていく必要があるだろう。
勝ち続ければ、世界の真実に最も近づけるかもしれない。
しかし、ランスブルグに向かうのであれば、勇士号は使用しないのでマギラントにて修復し、再び機をうかがうことができるかもしれない。

果たしてエンドブレイカー達の決断は──。



結果

エンドブレイカーたちは多数決によってランスブルグへと向かうことに決めた。
そこまでの道のりは、険しい岩山が連なる『ワームパイプ・ホロウ』などが続き、決して容易いものではないが、滅びの予言がある以上放っては置けない。
また、『終焉に抗う勇士号』も修理のため三塔戒律マギラントに向け出航、今のところ追撃もなく順調に航海を進めている。
なお、極一部のエンドブレイカーが滅びの大地に留まったという情報もある。



メモ

  • ランスブルグ設立者であるナイトランスの女性は小説版にて少し登場している。名前自体はPBW版にも密かにあったりする。


関連項目

最終更新:2013年05月09日 07:24