救貧院の巫女たち

とは2012年11月30日より登場したアマツカグラにおけるシリーズ依頼『アマツカグラ調査隊』のシナリオ分岐の一つ。下水道跡に流され行き着いた先での出来事。
呼称はその舞台からサイト独自につけたもの。

概要

アマツカグラに到着したエンドブレイカーたちは三手に分かれ内部への侵入を試みた。
下水道後を進んだエンドブレイカーたちは、不慮の事故により大量の汚水に流され意識を失ってしまった。気がつくとそこはアマツカグラの救貧院で、無事全員救貧院の巫女たちにより助けられていた。
彼らの看護に当たっていた巫女イヨが一息つき、いよいよ話を聞こうというとき、救貧院に嫌がらせをするというマスカレイドを目撃してしまった。
救貧院の院長を連れて行ったという代官。そしてその後頻発している嫌がらせ。
ここで一体何が起きようとしているのだろうか。

該当のシナリオ

三手に分かれたアマツカグラ調査隊のうち、下水道を使って進入しようとした部隊のシナリオ。
下水道で汚水に流され救助された救貧院から始まっている。
全員無事だったものの「この救貧院の院長が代官に連れて行かれたこと」「何者かによるこの救貧院に対する嫌がらせが続いていること」「嫌がらせがマスカレイドによるもの」ということくらいしかわかっていない。
難易度は「やや難」。

  • 流転の先に
    下水遺跡で汚水に流されてしまったエンドブレイカーたち。気がつくとそこはアマツカグラ内にある救貧院だった。
    イヨという巫女により助けられたエンドブレイカーたちは、彼女から事情を聞こうとしたそのとき、黒服のマスカレイドを目撃する。
    イヨの話による都院長のサキメ不在となったとたん、彼らに頻繁に嫌がらせを受けるようになったという。
    その嫌がらせについて詳しく聞くことになった彼らのとった行動は・・・。
  • 紡ぐ者を巡って
    エンドブレイカーたちは救貧院に嫌がらせを行っていたマスカレイドを撃破した。嫌がらせがなくなったことで余裕が出来たためサキメ院長に面会に行くというイヨに同行し、サキメと面会することが出来た。
    サキメが代官に連れて行かれた理由は借金のせいだった。その借入先はキキョウ屋のゲンロクという人物なのだが、先日のマスカレイドに指示を出していたのもキキョウ屋であることが判明。
    そのキキョウ屋が自分たちの通ってきた下水遺跡の掃除人夫を募集している。救済院の借金の返済資金を得るのとアマツカグラ脱出経路の確保にも役立ちそうなこの依頼。キキョウ屋の企みを潰す足がかりとなるだろうか。
  • 残された希望
    エンドブレイカーたちの働きにより貧窮院の借金返済分の資金が用意でき、無事貧窮院院長は釈放された。サキメと共に貧窮院に戻った彼らは、サキメから話を聞くことにする。そして核心である『アマツカグラを救う方法』の話になったのであるが、ちょうどそのときに敵マスカレイドに襲撃される。
    エンドブレイカーたちはキサメを守り、この危機を切り抜け脱出できるだろうか。

結果

エンドブレイカーたちは襲撃を切り抜けキサメから話を聞くことができた。
キサメの話からすると現在アマツカグラを支配しているのは『絶望』。『ちょっとした希望と、それを塗り潰す絶望』を繰り返すことで支配する者の力になっている。
『支配する者の許容量を超える程に、多くの希望を一斉に芽吹かせる事』が出来れば、この呪縛の鎖を解き放つ事が出来るはずであると説く。そして、それができるのはアマツカグラの外から来た者にしか成し得ないと。
話を聞いた後、サキメの導きにより神隠しが原から人為的に神隠しを起こしアマツカグラから脱出した。



アマツカグラ調査隊
ニニギア島沖海戦 → アマツカグラの避難民 → アマツカグラ調査隊 → 潜入 → 対アマツカグラ方針決定
潜入後 アリンコ王国との共闘 巨石の建つ街で
下水遺跡を抜けて 救貧院の巫女たち
聖域転移の奇跡 聖域で祈りし守人

登場人物

  • イヨ
    救貧院の巫女。おかっぱ頭に切り揃えた黒髪の女性。
  • 救貧院院長『紡ぐ者』・キサメ
    救貧院の院長。とても博覧強記を謳われた高名な巫女で、その引退後資材を投げ打ってこの救貧院を建てたのだという。
    歴史に詳しく物覚えが良かったので、質問されると直ぐ答える事から『紡ぐ者』という二つ名がついた。
    漢字で書くと「樹雨」と書くらしい。

関連項目

最終更新:2013年01月08日 18:07