「半自動ATOK単語一括登録マクロ」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る

半自動ATOK単語一括登録マクロ - (2006/12/02 (土) 23:11:17) のソース

*半自動ATOK単語一括登録マクロ (Ver0.10)

**目的
W-ZERO3[es]に搭載されたATOKには、単語の一括登録機能がありません。
そこで、単語登録時の作業をマクロで自動化することで一括登録を実現します。


**概要
単語登録の処理手順を単語リストが終わるまで自動で決め打ち入力し続けます。
最低限の動作確認はしていますが、どんな挙動を起こすか分かりません。
そのため途中で失敗したり止まったりする恐れもありますが我慢してください。
また「半自動」なので事前作業がけっこう多いです、それも我慢してください。


**使用ツール
-Excel Mobile
-[[KeyInputEmulator]]
-[[CondExec]]
-[[CQ]]

**手順
***(1) PC側での準備
登録する単語リストを作成します。この作業は[es]でもできますが、PCで行ったほうが楽です。

- [[DOR謹製Excelファイル>http://www21.atwiki.jp/dor-bug?cmd=upload&act=open&pageid=13&file=%E5%8D%8A%E8%87%AA%E5%8B%95ATOK%E5%8D%98%E8%AA%9E%E7%99%BB%E9%8C%B2%E3%83%9E%E3%82%AF%E3%83%AD.xls]]''をダウンロードして開く''
-''「単語」シートを開いて、「読み」「単語」「品詞」を入力する''
--最初に書いてある注意書きは読み終えたら上書きしちゃってください
--入力する品詞名は「品詞」シートを参考にしてください
--ATOKやMS-IMEからエクスポートした単語一覧を使う場合、この形に整形してください
--赤背景のセルがある単語は登録できないので適宜修正してください 
-''「結果」シートを開いて、不具合のありそうな行がないかざっと確認する'' 
--「単語」シートで行削除を行うとその行がエラーになるので注意してください 
-ここまで終わったらExcelファイルを保存する
-Excelファイルを[es]にコピーする


***(2) [es]側での準備
-利用するツールを[es]にインストールしておく
--CQのクリップボード履歴は標準のCtrl+Bから変更しないでください 
-[[\Program Files\CondExec\CondExec_ATOK_DIC.ini>http://www21.atwiki.jp/dor-bug?cmd=upload&act=open&pageid=13&file=CondExec_ATOK_DIC.ini]]''を以下の内容で保存する''
[ATOK_DIC_LOOP_A]
class=BOOKWIN
title=Excel Mobile
check=both
trigger=active
timeout=5000
exec=sync \Program Files\KeyInputEmulator\KeyInputEmulator.exe|<SLEEP:300> Ctrl+C <SLEEP:200> Ctrl+Right <SLEEP:50> Ctrl+C <SLEEP:200> Left <SLEEP:50> Ctrl+C <SLEEP:200> Left
exec=\Program Files\KeyInputEmulator\KeyInputEmulator.exe|Ctrl+7
exec=\Program Files\CondExec\CondExec.exe|CondExec_ATOK_DIC.ini -section=ATOK_DIC_LOOP_B

[ATOK_DIC_LOOP_B]
class=Dialog
title=単語登録
check=both
trigger=active
timeout=5000
exec=sync \Program Files\KeyInputEmulator\KeyInputEmulator.exe|<SLEEP:100> Ctrl+B <SLEEP:50> 2 <SLEEP:500> BS <SLEEP:50> Tab <SLEEP:50> Ctrl+B  <SLEEP:50> 2 <SLEEP:200> Enter
exec=sync \Program Files\KeyInputEmulator\KeyInputEmulator.exe|%%CLIPBOARD%% <SLEEP:100>
exec=sync \Program Files\KeyInputEmulator\KeyInputEmulator.exe|Tab <SLEEP:50> Enter <SLEEP:200> Down
exec=\Program Files\CondExec\CondExec.exe|-inifile=CondExec_ATOK_DIC.ini -section=ATOK_DIC_LOOP_A
-''以下の内容の'' [[ショートカット>http://www21.atwiki.jp/dor-bug?cmd=upload&act=open&pageid=13&file=CondExec_ATOK_DIC.lnk]] ''を作成する''
--プログラム:\Program Files\CondExec\CondExec.exe
--パラメータ:-inifile=CondExec_ATOK_DIC.ini -section=ATOK_DIC_LOOP_A
--同じ内容でランチャーに設定すると楽です

***(3) 実行
-''CQを実行し、一度Ctrl+Bを押してクリップボード履歴を表示しておく''
--常駐後の初回起動時だけ若干時間がかかるため、これをやらないと失敗します
-''(1)で作成したExcelファイルをesで開く''
-「結果」シートの登録する単語の左上にカーソルを合わせる
-''(2)で作成したショートカットを実行する''

5秒以内にExcelを表示するとマクロが始まります。
マクロを途中で停止する場合、単語登録画面の「単語」部分を連打して登録処理を止めます。
その後5秒待つとマクロが完全に停止します(逆に5秒以内にExcelに戻ると、マクロが再開します)

順調ならば5秒/単語のペースで登録できますが、途中で失敗する可能性も多々あります。
特に[es]に以下のような負荷が掛かった場合は高確率で失敗します。
-電話の着信/メール受信
-電波状態の変化(圏外になるとか)
-電池容量低下/電池切れ
アダプタをつないでW-SIMを抜いておくのがベストですが、そこまでやらなくてもたぶん大丈夫です。

**更新履歴
06/12/01 ページ作成(Ver0.10)
人気記事ランキング
目安箱バナー