隕石の落下により首都が破壊され、ディープワンが姿を消した時代。もっとも、完全に死滅したわけではないようで、後の時代にはまた目にする機会がある。
この時代では以前Mother of the DeepやMage of the Deepだった下級の聖職者・魔術師がそれぞれCoral QueenとKing of the Deepとして実権を握っている。能力にも磨きがかかった。
玄武岩の装備は姿を消したが、代わりに珊瑚の装備が標準になったのも特徴。どれも性能は良くないが、毒の効果があるのが売り。接近戦では毒による自動反撃もある。
軍の構成は歩兵主体。ほとんどは水陸両用だが、水中用の蹂躙部隊も保有する。水中では飛び道具が機能しないので、弓や投擲武器は一切使用しない。
珊瑚の防具は重いらしく、鎧を着ている兵はほとんどがマップ移動力1という欠点を持つ。これはどのみち1しか移動できない水中では影響がないが、地上戦では不利。新規雇用がほぼ海中に限られることもあり、内陸部への兵站はかなり問題がある。
またその鈍重さに反して珊瑚製の防具の防御力は並程度で、地上国家の重歩兵ほどの防御力は無い。毒による反撃を思えば一方的に不利とは言えないが、被害を抑えて戦うには苦労するかもしれない。
武器も毒の追加ダメージを前提とした性能なので、敵を瞬殺するようなことは難しい。幸いグレイブを使用するCoral GuardやWar Shamblerはそこそこ火力があるので、攻撃力に期待する場合は彼らを利用すると良い。
War Lobsterは水中戦車のような立場。性能としては移動が遅く、HPも欠き、水中用とろくなものではないが、戦闘スキルの低下している地上の兵を弄ぶには悪くない。Lobsterだけになると味方まで踏む点には注意。
SacredのMother Guardは無難な性能。動きは鈍いが、戦闘力はなかなかのもの。高性能とはいかないが盾持ちでもあるので、地上戦への投入も十分に可能。行軍の遅さばかりは諦めるしかない。
魔術師は3種で、2種が首都専用になっている。首都では水3星2までを確定で得られるが、それ以外でも水5を悪くない確率で期待できるのが売り。
King of the Deepは水3に加え火水地星のいずれかを2、10%で同じ候補からさらに1得る。25%で水5というのはかなり有益で、他の属性を引いても価値はある。値が張るが、首都以外で研究要員を増やすとなると土着雇用か彼らしか居ない。
Initiate of the Deepは首都専用で、水1のみを持つ安価な魔術師。序盤の研究は彼らに頼るのが良いだろう。水魔法はアイテムでの補強がしやすいので、最低限の攻撃魔法を扱える戦闘要員にも流用可能。
Deep Seerは水3星2を確定で持つ。老齢という欠点はあるが、25%に頼らずに星魔法が確実に欲しいなら雇う価値はある。魔力だけ考えればかなり安く、研究にも使えなくは無い。