This brilliant armor blesses the wearer and protects him from harm and malice. Enemies stand in awe when confronted with the virtuous hero wearing the armor and, should they strike and hurt him, the armor will instantly take him home, away from any enemies.
生き残るという観点から見ればある意味で最強のアーティファクト。鎧の中でも最も過保護な鎧だが、その方向性が実に捻くれている。
防具としては平凡な防御力を持つ軽量な鎧。しかし装備者は常に祝福され、さらに高レベルなAweも付加される。士気が低い相手ならほとんど攻撃させないだろう。
最大の特徴は戦闘開始時にRitual of Returningの効果を付与する霧を出すこと。これにより装備者が攻撃を受けた際、即座に首都に帰還するようにさせる。なお、これは雲に入りさえすれば他のユニットにも影響する。
防具として優秀なのだが、Ritual of Returningがかかる影響で前衛向けとは言い難い。Aweで敵を抑えるには役立つだろうし、祝福の恩恵が強ければ戦闘力も増すが、無傷で戦闘を終わらせることができない限りはいちいち首都に帰る破目になる。
基本的には攻撃を受けてもらっては困るほどに貴重な指揮官、多くは魔術師を保護するために使うことになるだろう。これを着ていれば、一撃死するようなダメージを受けない限りは確実に逃げ帰ることができる。
ただし戦闘呪附は撤退時点で解除されるし、撤退後はもちろんその戦闘の続きに関わることはできない。居ないと作戦が成り立たないような指揮官だと、敵の全体攻撃で軽く妨害されるという事態にもなり得る。本当に必要かどうかはよく考えたい。
なお、設置型効果でRitual of Returningを付加する影響で、1ターン目にいきなり移動した場合は効果を受けられないままになる。ただし本来は儀式で付加する効果なので、一旦付加されると発動までは永続する。