羽田方面ボートシーバス



参加アングラー:麻田、市毛、多田

writer:麻田

今回はOBの竹内さんにボートを出して頂き、ボートシーバスを楽しみました。

出航したボートは一路ポイントへ。私自身久しぶりのデイゲームですし、ポイントも新しい。自ずと期待は高まります。先ずは様子見ということでテトラ撃ちからスタート。嬉しいことに2投目から反応が!これは久しぶりに高活性や~んとニヤついていたら、既に竹内さんが一匹目をキャッチ。さすがです。その後すぐに私のミノーにもヒット。サイズは50ちょい程度ですが凄まじく引きます。私の中では大幅に遅れて到来した、「夏シーバス」の引きでございます。結局途中シャローも少し挟んでテトラは端から端まで高活性、全員がキャッチしたばかりかダブル・トリプルヒットが当たり前で、船上は大忙し。これぞボートシーバスという釣りが楽しめました。

その後はちょいとポイントの毛色を替え、ロングキャストで狙いますがこちらもキャストが決まればキチっと反応してくれる嬉しい展開。サイズは60クラスから中々伸びませんが楽しむには充分。途中様々なルアーで爆釣(爆モンスター、爆バラシ、爆笑)を交え、気がつけばもうお昼を回っていました。飲料水も尽きたので上がりとましょう。

来週開催のTOPに向けて、素晴らしい景気づけとなりました。多田君は手を負傷していたとは思えぬ様なキャストを連発していましたし、市毛君もボートシーバスの魅力をイヤという程(笑)感じてくれた事と思います。

ボートを出して下さった竹内さん、本当にありがとうございました。来週もお世話になれるなんて夢の様です。



本日のタックル

Rod: Taper&Shape Bayheart CBHS-66MB
Reel: ComplexCI4 F6
Line: Castaway 1.0

Rod: Taper&Shape Makimono GMMC-63MB
Reel: MetaniumMGDC7
Line: Castaway 1.2

Hitlures: ビーフリーズ、TDペンシル、サスケ120裂波etc


writer:市毛

まず最初に!竹内さん、こんなド素人に懇切丁寧なボートシーバスの案内、ありがとうございました!おかげさまでボートシーバスへの懐疑的想いが払拭されました。とても楽しかったです。来週も是非宜しくお願いします。

~~~~~~~~~~本編~~~~~~~~

ボートシーバスはこれが二回目。しかも前日まで食中毒で下痢、嘔吐、高熱でダウンしていた市毛、熱は下がったものの、心配でしょうがなかった(トイレが)。

夜と朝が混じる風景


しかし始まってみれば快適快調問題無し!(お腹が。下痢止め酔い止め最高!やっふう♪)

注: 誤「やっふう」→ 正「わふーっ」:アキバの常識です!(『クドわふたー』より)
↑この注意書き書いたの誰ですか?笑。斯波さん?笑

コース、レンジが合えばガツン!の連続!これぞフィッシュイーターといわんばかりのバイトである。釣れるサイズも40~50を中心に60程度が混ざる感じで元気に走る走る・・・楽しい!
たくましいアゴ!直持ちイタス。


しかし、時はきた。(お腹は大丈夫)

風に邪魔されつつもロングキャストが狙い通りに決まる、バイト!っっっがすぐにバラシ。その次もバラシ。またその次も。ワンキャスト・ワンバイトなのに一匹も取れない。。。。バラシタイムの到来であった。
竿の角度?ラインテンション?ドラグ?アワセ方?巻き取りスピード?
もう何をしてもダメであった。見かねた竹内さんはキャストを止め、僕に釣らせようと操舵に従事してくださるが、、、ポイントを流し終わるまでバラシ続けた市毛。その合計20匹か。優しさにお応え出来ず申し訳ないです。

しかし、時はきた。(ストッパ下痢止め効用逓減、危険域です!-------なんですって!?)

キャスト、巻き巻き・・・ゴンゴン、ゴゴン!ばっちりフッキングした。しかも重い手ごたえ!魚が走って寄ってこない。巻いても巻いても出るドラグ。ようやく寄ってきたと思えば船の下に張り付いてビクともしない。手が痛い!背筋が痛い!なんてこった、まさかのモンスターシーバスか?とざわめく船上。多田君は傍観、麻田さんが網、竹内さんはエレキ、船の皆が全力でサポートしてくださった!

エイか!?サメか!?モンスターか!?(便意など知らぬ!ゆけええええ!)

高まる期待!あがってきた魚体は銀!!シーバスだああああ!-----ん?



スレだった。



それはもう、まごう事なきド真ん中、縦と横の二つの真ん中が交わる、正に中心に、私のルアーは、ささっていた。あの興奮の、あの昂ぶりの、主は、、、そう、スレだったのだ。

後には、遠い大物とのバトルに想いを馳せる青年の顔があるだけであった。






「いい肴だった」と。


                              Fin.・.・゛☆キラッ








writer:多田

今回、久しぶりのボートシーバス+怪我あけということもあり、不安混じりで参加させて頂いた。私個人の結果は案の定というか、想定以上に私は駄目でした!魚はよく引くし、よく口を使ってくれる。問題は私のキャスト精度、やり取りのぎこちなさにあった。久しぶりに精度の求められるキャストに戸惑い決まらない。危ないキャストミスもして迷惑をかけてしまった。また魚をかけても手首が硬く、力も上手く入らない。ひそかにフラストレーションを覚えた。タックルも実に巫山戯たもので、この釣りを舐め腐っていると言われても仕様がない有様であった。これはわかりきっていたことだが、タックルバランスが悪いとキャストが決まらず、やり取りも怪しく、コンフィデンスも得られない、で悪い事尽くめであることが、今回改めて思い知らされた。またルアーすら揃わずじまいでバスルアーを転用する始末。(案外釣果を得たが)結局竹内さんにルアーを借りたり、仕舞いにはタックルを使わせてもらったりとお世話になってしまった。

実釣に関して言えば、私は出場しないトップの大会を想定して少しやってみたが、釣れたのはボート際で食ってきた一匹だけであった。竹内さんの釣りをみていると、参考になる部分が非常に大きかった。まず正確なキャストでシェードが絡むテトラの奥に確実に送り込んでいる。テトラにいれても日射しが差し込んでいる部分ではバイトは得られなかったために、これは重要なことに思えた、が入れるのが難しいのは言うまでもない。さらにストラクチャ—の形状や、サラシ、水深など複合的情報と、それによって得られる魚の反応の違いなどのデータを蓄積し、セレクティブにキャストを繰り返し、確実に魚をバイトに持ち込んでいた。

今回は自身の準備不足であったりスキル不足であったりといったネガティブな側面が露見し、反省する良い機会を得た。しかしそれ以上に、玄人の釣りを間近で目にして勉強する事ができたことが一番の収穫であったように思う。今回は大変お世話になりました!

最終更新:2010年09月10日 22:55