横浜港ボートシーバス
参加アングラー:柴・麻田・古賀
writer:麻田
今回は東神奈川のチャーターボート、STRIKERさんにお世話になりました。目的は兎に角古賀君に上手くなってもらう事。そしてあわよくばドカンと一発…
しかしフタをあけてみると明るい時間はタフ、暗くなれば30cmクラスが金太郎アメの様にワラワラ…という展開に。
幾ら小型とはいえやっぱりシーバス。ルアーにはセレクティブだし、キャストもいいところに決まらないと喰ってはくれない。いい勉強にはなります。夏だから小型でも引く引く!!延々とそんな展開の中、1匹だけ50弱が混じり、ホッと一息。
ボリュームの無さは秘伝のstriker持ちでカバーしますw
最後のポイントまで釣れ続け、3人でバイトは80以上もあったでしょうか。ボートシーバス初挑戦の古賀君にとっては、数の多さに満足しつつ型に不満が残る、というある意味今後に向けて最高なデビューとなりました。多くのことを学んでくれたと思うので、今後の釣行にも期待が膨らみます。
あれ?柴さん、写真は??
本日のタックル
Rod:Taper&Shape BayheartCBHS-66MB
Reel:ComplexCI4 F6
Line:PE1.0
Rod:Taper&Shape NamotoGNAS-66ULS
Reel:BiomasterC3000S
Line:PE1.0
Hit lures: ビーフリ、スーサン、月虫
Writer 柴 光則
(ライトノベル風のレポート)
ボートヤードから出たとき、すでに嫌な予感がしていた。
「絶対にタフい-」
「だって…海面で、鳥さん休んでるし」
橋脚周り、ドッグ、オープンウォーター、工場の排水インレット…
いったい何回キャストを繰り返しただろうか。
「喰ってきたら、こう送り込んでやらなきゃいけないのかねぇ、ブンブクブンブクと」
バイトが浅い、乗らない、小さいのしか釣れない…
とあるポイントで、どうにも今までのルアーには反応しないボイルを発見。
「遂に来たというのか、アレを使うときが」
僕は、ここぞとばかりにスキップインザシェードを取り出す。
定石は常にレディフッシュ。
「弱いソフトルアーでの強い釣り、これぞパワーフィネスの真骨頂」
僕の独り言は、どうやら誰にも聞こえていなかったようだ。
『田辺塾ではそんな釣り教えてるの!?』
「うん、まぁ…」
↑フィネスを制するのがBFへの近道ですもんね。失礼しましたw古賀君のレポに期待!(あ)
1投目から魚は反応した。
何回かボイルしている水面へ投げ込むうちに、デットスローが効くことがわかった。
でも、1匹キャッチして、すぐに見切られた。
「IQ 高いなぁ、ここのヤツは」
時計の針が終幕を告げる、ストップフィッシング。
「次にここへ来るの、いつかな」
なんでもない事のように言って、風が吹いた。
ざあ、という音。
水面はゆれて、月光が途切れる。
そのあと。
風にさらわれたように、魚の姿はなくなっていた。
ルアーから離れていた…ブランクとは恐ろしいものだ。
頭で描いた飛行弾道の具現化率、60%。
キャストの命中率は60%。
はがゆい。
「学ばねばな、実践の要はキャスティングということを」
そういや写真、撮ってなかったなぁ。
Rod: TIFA DAYLIGHT-63ML
Reel: STELLA 2500DH
Line: ソルトウォーターVEP12lb + ショックリーダー20lb
Rod: TIFA DAYLIGHT-53ML
Reel: STELLA 2500
Line: X-ワイヤー0.8 + ショックリーダ16lb
Hit lures: Live-X MARGAY STEPCAT、ソルトライザーミノー、CD-9
writer:古賀
最終更新:2010年08月12日 05:29