angler 岩本 安江 宮澤

writer 安江

 こんにちは 2年の安江です。
先日ボートシーバスデビューをしてきました。釣行記録を簡単に報告したいと思います。
時は8月某日 暑い中電車や道路が花火客でごった返す夏を感じさせる1日の夜更けのこと
浴衣姿で家路に向かう楽しげな彼らを尻目に釣竿を持った3人の男が真夜中の東神奈川駅に集結した。
そう我々は深夜ボートシーバス便に乗りにきたのである。
道中で調子が良ければ30匹くらい釣れるんじゃない いやいや20くらいだろうと取らぬ皮算用的な会話をしつつ今回お世話になるボート屋さんへと我々は足を運んだ
釣行予定は深夜1時から5時というディープな時間帯であったものの、昼間より真夜中の方が釣れるに決まっているだろうと思い、重いまなこを擦りつつも期待に胸を膨らませ夜の海へ出撃した。
真夜中にボート釣りをした事は初めてだったので常夜灯や夜景が作り出すコントラストは何やら幻想的・非日常的な気分になりました。
肝心の釣果の方はというと船長がおっしゃるには最近水温が高いため中々渋いとのこと
しかしそんなことでへこたれる我々ではない なんならこの僕が今一番に釣り上げて見せようじゃあないかと意気揚々とルアーをセットした。
だが30分、1時間と時は過ぎるも何も音沙汰がない 言いようのない不安がチラッと胸をよぎる
船長は小まめに場所を替えてくれたり投げ方やルアーの種類について親身になってくれていたので少しやるせない気分になった。
釣り始めてから1時間半くらい過ぎた時同行者でシーバスオタクの岩本くんがファーストフィッシュを釣り上げることに成功する
魚の存在を確認することができ、やる気が復活した我々はひたすらルアーを投げ続けた。

A.M5時 帰港時間を迎え、我々を乗せたボートは出港した桟橋へとフルスロットルで向かっていた。
まだ若干の赤みを含む青空のもと明るい日差しが照りつけるボートの上でただ1人私は闇の中にいた。
まさか0匹とはっ 20匹釣れるって言ったのにくそぅ なぜこんなことに!! と私は後悔と悲しみの渦に飲み込まれていた。
今回の敗因を冷静に振り返って考えてみると
1.竿が硬すぎた 2.壁や船の縁を攻めるキャスト力のなさが挙げられる。
やはりちょっと硬い竿だけどまあいっかーというように妥協する奴にはシーバスの女神は微笑まないのだろう
また釣れているポイントを見ても壁やストラクチャーから20センチくらいの距離でそこから少しでも離れると何の音沙汰もないという状況であった。
女神にあえなく振られた私には若干の空しさと眠気だけが残る羽目になったのだった。

今回同行してくれた同期の岩本くんは渋い中たしか8〜9匹くらい釣っていたと思う。いやはや流石と言えよう。
1年の宮澤くんは私と同じく0匹であった
心中お察しします。が、これにめげないでほしい 今度釣れる時期に一緒にリベンジしましょう
まさかの1匹も釣れないという不甲斐ない結果に終わってしまったのであまり釣行記らしいことは書けていませんがボートシーバスは釣りのスタイルや釣り場の雰囲気が独特で釣れないながらもワクワク感があり楽しい釣りであったことは確かです!皆さんも一度チャレンジしてみてはどうでしょう! 下調べは入念にしていってくださいねー


writer 岩本

こんにちは!
シーバス大好き2年岩本です。
今回はOB芹澤さんのご紹介で8月5日の午前1時から4時間コースで、東神奈川のボートシーバスのシークロさんに乗船し、シーバスを狙ってきました。
メンバーは僕、2年の安江、1年の宮澤君です。

0時にに東神奈川の駅で待ち合わせだったため、少し早く家を出て、新しく買ったボートシーバスロッドを試しに横浜の運河筋へ。
アジサイズのシーバスと戯れてから、東神奈川駅で彼らと集合し、飲み物と軽食を調達してからいよいよドッグへ。
この日のキャプテンはますださん。メガネの気さくな方です。状況を聞いてみると、猛暑の影響で水温が上昇し、食い気が落ちているとのこと。ルアーも表層系ではなく、シャッド系で少し潜らせるのが良いとのこと。僕はラッキークラフトのビーフリーズ78のロングビルを選びました。なかなか厳しそうです。それでも、みんなつ抜けしようぜ!なんて言いながら、酔い止めの補給を済まし、いよいよ出船です。

最初は運河筋の船の明暗からスタートし、いくつかの船を撃ったのですが…
カスリもしない(笑)
新しいロッドに慣れておらず、キャストが決まらないというのもあるのですが、ワンバイトもないとは予想以上の渋さです。この頃からヤバいのでは?と思い始めました。。

お次は沿岸部をあきらめ、沖のバースへ向かいます。
塩分濃度が濃く、潮のよく回る沖合なら、と思ったのですが、、当たらない(笑)
そしてここでようやく、ますだキャプテンおすすめのスポットでワンバイト!でも乗らず。もうワンキャスト!とここで痛恨のキャストミスでのヒットルアーロスト…。
思わず声を上げてしまいました。
さらに、ロストした後にラインを回収するのを忘れたため、船のモーターにラインを引っ掛けてしまうという失態をしでかしました。本当に反省しております。。

一度バースを離れ、沖合の船の明暗へ。ここで待望の初ヒット!ヒットルアーはビーフリーズ78のロングビル!カラーは安定のコットンキャンディ系統です。
サイズは大したことはありませんでしたが嬉しい一本です。ますだキャプテンにブツ持ちを撮っていただきます。さらに1本追加した後、水面まで追いかけてきたり、ヒットするもバラしたりと好反応が続きました。

お次は先ほどとは別のバースへ。着いて早々ビーフリーズで1本!勢いよくジャンプする元気な奴です。この頃からキャストが慣れてきてビシバシ決まるようになったのですが、食わないもんですね…(笑)
そしてこのバースの別の明暗でついに安江や宮澤君に反応が出始め、僕も小さいのを1本かけたのですが、宮澤君が僕のラインを見ていなかったのか、ファイト中にお祭りしてしまいました。
幸い魚は取れたのですが、釣りを一時中断しなければならない事態に。初めてだから仕方ないのですが、不機嫌になってしまい、宮澤君に怖い思いをさせてしまったと反省しております…。ごめんね。
ますだキャプテンの協力のおかげでなんとか事態は収束し、次のポイントへ。

お次はまた船の明暗。ここでルアーをチェンジし、ダイワのベイソールミノー73sのレッドヘッドを選択。これが見事にハマり、立て続けに3本キャッチ!と、ここで悲劇が…。
ブツ持ち写真のために一度置いたメガネを振り向きざまに自分で踏んでフレームを割ってしまいました。。おかげでほとんど見えない状況で続行することになりました。
この頃から空が白み始めました。

最後に横浜港に入港待ちをしている何隻もの船のキワを狙います。ここでますだキャプテンから、トップ出ると思いますよ!と助言をいただき、ダイワのモアザンソルトペンシル95のコットン系のカラーを選択。
言われた通り、焦らすようにゆっくりドッグウォークをすると、バフ!元気なシーバスがヒット!トップは堪りませんね。

そして時間の関係上、最後の船に到着。そのとき8本で、つ抜けまで2本足りません。ここでビーフリーズ78ロングビルのイワシカラーに変更。リズムよくジャーキングさせると、、
ガツン!
これは今までより明らかに強い引き!慎重に寄せます。テールフック1本でヒヤヒヤしましたが、この日最大の70cm弱の良型のシーバスをキャッチ!
しかしここでタイムアップ。11ヒット9キャッチとファイトはよかったのですが、1本つ抜けに及ばず。

安江や宮澤君には残念ながらヒットはありませんでしたが、普段のとは大きく違った釣りを少しでも楽しんでもらえていたら嬉しいです。
3人でリベンジを誓い、タックルを洗浄してもらってから、ますだキャプテンにお礼を言って納竿となりました。


writer 宮澤

こんにちは、1年の宮澤です。今回は8月4日のボートシーバスに参加させていただきました。前回の野尻湖遠征で悔しい思いをしたのでそのリベンジをしようと思った次第です。
 ということで、ルアーやラインを揃えて出発です。午前1時出航なので周りも真っ暗でしたね。とりあえずポイントについて早速ルアーを投げました。最初のポイントでは特に反応はなし、という感じでした。
 ここで私は大きな問題に気づきました。キャストです。ポイントに到着したところで船長さんがどこに投げるといいとか色々アドバイスをくださるのですが、その場所に投げられないのです。橋脚にひっかけるのが怖くてすぐ手前でボシャン!とやったりと自分はすでに怪しい雰囲気が漂っていましたが、隣の岩本さんがけっこうヒットしているようです。私も見よう見まねでやっているのですが、さっぱりでした。やはり経験の差というものは大きいなぁと感じているうちにだんだんと空が明るくなっていきます。空は明るくなって行くが僕の心は暗くなって行くなどとアホなことを考えていたり、慣れない夜通しで眠気が来たせいかキャストも雑になってきてしまいました。
そしてラストのポイントへ…ここで岩本さんが大きなシーバスを釣り上げました。一方の私はやはり何もかからず…終了時間となりました。
 今回の釣行で自分の練習不足がより明らかなものとなりました。さらに修行を積んで、また挑戦できればなとおもいます。最後に、必要な道具など様々なアドバイスをしてくださった岩本さん、安江さん、ありがとうございました。
最終更新:2018年08月31日 15:13