弾丸伊豆大島！ - 慶應義塾大学釣魚会 @wiki

　writer　風間

　釣行記、名前は乗ってるけど文章書かない、どうも風間です。
えーそうなんです。かれこれ三年くらい釣魚会にいますがめんどくさがり＆文章ベタなんで全く釣行記を書いておりませんでした。お許し下さいませ。これからはまだ見ぬ文才と釣果を披露していきたい所存でございます。
　さてさて今回は毎年恒例夏休み合宿！と行きたいところなのですが、生憎台風１８号のせいで（２ヶ月以上前じゃねーか笑）三宅島行きがなくなってしまい意気消沈しておりました。自分も島行きをめちゃくちゃ楽しみにしていた口でして秋学期のモチベーションがぐーんと落ちて勉強どころじゃない。これではいけないと土日で伊豆大島釣行というスーパー弾丸遠征を企画！しかし部員はノリが悪く…。しかたなく地元の後輩Kくんと二人旅でございます。

おビールでテンションが上がってますね。そんなこんなで島に着き、日中はフカセ釣りを赤岩という磯にて開始。はじめはエサ取りが多く難しい状況でしたが、沖に払い出す潮を見つけ、仕掛けも潮をつかみやすいように二段ウキ仕様に変更。これが功を奏したのかショゴとシマアジがかかり始めます。

今回フカセ初体験のKくんも試行錯誤しながら人生初カンパチをゲット！

回遊魚オンパレードで楽しいですが、本命の尾長はお留守のようでコッパしかかかりません。腕が足りませんね。

　フカセはそこそこ満足し一休憩！と行きたいですが今回は土日二日間、時間も金もない貧乏学生ですので宿なんぞ取っておりません。徹夜へgo!でございます。夜の部は今回のメインターゲットであるタマン（フエフキ）をねらい、身餌によるブッコミ釣りです。堤防に移動し仕掛けを打ち込んでいるとウツボがひっきりなしにかかってきました。ブッコミ釣りの税金みたいなもんですね。
そうこうしてるうちにまずはK君にヒット！緩めといたドラグが勢い良く逆転し沖に走ります。強烈な引きに耐えていると足元まで浮いてきました。ここからが大変で、高さ１５ｍはある堤防なので落し網を使ってランディングを試みますが真っ暗闇でなかなか入らない（笑）。苦労しました。上げてみるとなんと良型のフエダイ！！

実は密かにフエダイ釣れねーかな−なんて思っていたのでびっくりしました。フエフキよりも高級魚で、白身の大トロらしいです。
勢いに乗っているK君はすぐさまヒット。今度は良型のアカハタです。

高級魚二種を釣った後輩は満足したのかカップラーメンを食べてうたた寝モードへ。反面自分はかなり焦っていました（笑）
このままでは終われないと根気よく打ち込みますが、釣れてくるのはウツボ、ウツボ…。たまに30センチ台のアカハタが釣れますが本命は来ません。

　夜はふけて午前3時頃。もう後輩はぐっすりで、自分もうとうとしていました。油断しているときに当たりってくるもんですよね。いきなりドラグが逆転。すぐさま竿に飛びつきドラグを締めてファイト開始。最初のツッコミは強烈で、30号の投げ竿がバットから曲がっています。それでもマグロ用に買ったキャタリナを信じひたすらゴリ巻き。一回根に入られましたが、運良く出てきてくれてそのままランディングしました。上がってきたのは本命タマン！！

二年ぶりに出会えました。去年の三宅島大会のリベンジができてすっきり。
その後は場所を移動し朝マズメ青物狙いますが、気づいたら11時。堤防でぐっすりでした。流石に連続30時間釣行は体に悪いですわ。二日間と短い遠征でしたが満足行く釣果に恵まれ楽しい旅でした。今度は一年生をつれて島に行きたいものです。