writer 萩原 磯貝
angler 萩原 佐藤 磯貝
萩原

さて、今回は8月10日に行われた相模湖でのボートバスフィッシング釣行について書きたいと思います。
実はこの釣行の少し前、磯貝くんと僕で相模湖ボート釣行に出ていたのですが、その時はちょっとサマーシーズンには早く、結果はかなりの貧果。
執念で虫ルアーをオーバーハングに滑り込ませ続けて、トップで一匹出たのみとなりました・・・

そしてだいぶ夏らしくなってきた8月10日。相模湖はあれから大きく減水しています。
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今回は佐藤くんを加えて3人での釣行です。
借りられるボートは二人乗りなので、エレキ操作を経験済みで自由に行動したい磯貝くんは1人で1艇、僕と佐藤くんは2人で1艇借りて臨みました。
当日は僕の家のアパートに二人には泊まってもらい、4時起きで始発出発。5時に電車に乗っておよそ50分、相模湖最寄りの藤野駅に到着!
藤野駅からは、重い荷物を佐藤くんに持ってもらって地獄のような徒歩ルートを歩みました。釣りする前に体力半分使った感じです。

リフトを使って重い荷物を桟橋まで下ろし、料金を払っていざ乗船。
今回は両艇とも2馬力エンジン+フットコンエレキの装備でしたが、乗り込む前にどちらのエレキの性能が良さそうか、こっそりチェックしていたのは内緒です。(どちらもショボかったです)
佐藤くんはフットエレキ未経験とのことで、僕がフロントで操船し、佐藤くんにはバックシートに乗ってもらいました。
出船と同時にタックルを組み始めます。周りの車で来ているアングラーはすでに釣り始めているので、大急ぎでポイントに流しつつ、一番使うであろうタックルを組み上げます。

僕がごちゃごちゃとセッティングしているうちに磯貝艇はバスをキャッチ!ハードプラグで釣ってた気がします。さすがです。
僕と佐藤くんはしばらく釣れず、減水した島周りの地形を釣っていきますが反応は無し。今思えばスピナーベイトではなくワームでじっくりやるような場所でした。
ダラダラと船を流しつつスピナーベイトで探っていきますが、反応は無し。まあ夏は釣れるポイントにいけば坊主は無いので、余裕を持ってキャストを続けます。

しかしチェイスすら無いのでスピニングタックルを持ち出し、虫ルアーやバックスライドで浮き物を釣り始めます。
Youtubeで見たような釣り方を試してみますが、なかなか反応は得られません。
なんだかんだで時間が経ってしまい、磯貝艇は上流方面を見に行くようなので佐藤くんのスマホを連絡手段として磯貝くんに渡します。(磯貝くんのスマホは多摩川に眠っています)

しばらくして磯貝艇を追いながら大曲エリアを見に行きましたが、アオコが多くて全く反応がありません。一度秋山川も見に行きましたが、サンドバーが出ていて前回とは全く違う状況。
バスは居ましたが、大船団が出来ていたので見切りをつけて夏の鉄板場所、ワンドをやりに行きました。
ワンドではかなりセコいワームを使ってポツポツと〜30cmのバスをキャッチ。数釣りを楽しみます。
一級ポイントにはビッグベイトやトップをキャストしますが、チェイスや甘噛みのみでフッキングには至らず。
ワンドで時間を潰して、もう一度秋山川に向かいました。この時点では佐藤くんは極小バスを拾ったのみです。(拾いました)

秋山川はだいぶ人が減っており、少し釣りやすくなっていました。i字系に反応が良いという磯貝プロのアドバイスでi字系をキャストする萩原。
35くらいのバスがチェイスしてきて尻尾をついばみましたが、すぐに離してしまいました。(これにはしっかり対策を考えておいたので次回は釣れるはず!)
秋山川の壁際にはロクマルクラスのビッグバスの姿も。ビッグベイトで追ってくる個体も居ましたが、おそらくチェイスではなく後ろを泳いでいるだけでしょう。
その付近では佐藤くんがメタルジグでギルを釣ったり、ニゴイを釣ったりしていました。なかなか面白くて僕もメタルをしばらくやりました。

日も暮れてきた頃、佐藤君がメタルをシャクっていると大きなヒット!スレがかりのような引きだと言っていましたが、なんと上がってきたのはバスです。
おそらく本日最大サイズであろうバスを、メタルジグという何とも気持ちのよい釣り方でゲットしました!

僕も色々とやりましたがあまり反応は得られず、帰着に向かいました。
エンジンの設定を間違えていたせいで、しょっちゅうエンストするというハプニングに見舞われましたが、どうにか帰り着きました...

帰りのことは疲れていて覚えていません。しかし、この記事を書いていたらまた相模湖に行きたくなってきたので来年の夏が楽しみです。


磯貝

8月10日、僕としては3度目の相模湖釣行でした。過去の相模湖釣行の釣果は2回釣行してクランクで1本捕ったのみと貧果が続いていたので、今回こそはいい釣りをしたいと意気込んでいざ出船です。電車の時間の関係で、周囲の釣り人よりも約1時間遅れて出船となりました。

ひとまずボート屋付近を探ります。朝は手早く探りたかったのでシャッドを巻きます。浮き物のシェードを通すと早速ヒット。同じようにして2本キャッチしますがいずれも20cmあるかどうかというおちびちゃんでした。
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このエリアを一通り探ったので次は秋山川に入ります。移動中、他の釣り人が45cmくらいのバスをキャッチするのを目撃しテンションが上がります。減水によって船で上れる範囲がだいぶ狭まっていましたが、上れるところまで上ってみました。秋山川は透明度が高く、シャローでは小~中バスがベイトの群れを追い、深めのレンジでは50upクラスのバスがうろうろしているのが見えました。シャローにi字形やシンペン、深場にバクラトスイマーなどを投げてみると、それぞれチェイスはありますがバイトには持ち込めず。

見えバスに翻弄されてばかりいるのも辛かったので大曲に移動します。ところが水が淀み魚の気配が感じられなかったので、軽く探って更に上流へと向かいます。途中、滝の下にはベイトが溜まっていて良さげな雰囲気でしたがバスからの反応は得られません。上流エリアは一通りチェックしてみましたが無反応で、全体的に魚影が薄そうでした。

正午を過ぎてしばらくした頃、吉野ワンドへ移動します。時折魚探にベイトらしき影が映り良さげな雰囲気です。ジグヘッドリグでミドストのようなことをしていると久々のアタリを得ます。このエリアで2本キャッチしますがやはりサイズが伸び悩み20cm台でした。
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小バスばかりの状況を打破すべく本湖へ移動します。フラットが広がるエリアに入ると魚探の反応が盛んで、しかも至るところでボイルが起こっています。高まる期待とともにいろいろなルアーを投げているとジグヘッドにヒット。悪いサイズではなさそうな引きでしたが、揚げてみると残念ながらバスではなく30cmくらいのニゴイでした。
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その後、それまで晴れていた天気が急変して突然大雨が降ってきました。なんとなく、何かが起こってくれそうな予感がします。あわててレインコートを着て釣りを続行。ところが、さっきから頻発しているボイルをよ~く観察するとどうやらコイかニゴイのような魚がボイルしているように見えます。程無く雨は止み、結局何も起こらないままこのポイントに見切りをつけました。

残り時間も少なくなり、最後のポイントに選んだのは午前中デカバスが見えた秋山川。やはり夕方もデカバスがうろついているのが見えます。萩原艇と合流して最後までルアーを投げます。ここで萩原艇の佐藤くんがメタルジグでバスをキャッチしますが、僕はアタリを得ることができませんでした。
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これにてタイムアップ。今回もいまいち満足できない結果となりました。要リベンジです。

最終更新:2016年11月14日 23:48