釣行記 長編
夢の国 新島
期間 2014 9/9〜9/12

どーもー!二年の髙林です!
ついについにぃ…
あの釣魚会メンバー全員が待ち焦がれたぁ…
夢の国!!新島に行ってまいりましたー!ぱちぱちぱちぱちー。

え?なになに?そんなの毎年の恒例企画じゃないかって?
いやいやぁ!
今回は特別ですよ!涙あり。笑いあり。出会いあり?の充実した新島合宿でした!
今回は私、スーパー草加人こと髙林稜が釣行記を書かせていただきます!それでは、はじまりはじまり〜


【釣りを始めるまで】

初日の夜10時、これから始まる大冒険に胸を膨らませ、僕たち8人は竹芝客船ターミナルに集合しました!
新島はナンパで有名な島ということもあり、お魚とついでに女の子も!
…なんて思っていたのは僕だけではないでしょう。

さてさて船が出発してからデッキに出る者、就寝する者で個々の活動となりましたが、
幹事長の鍵田さん、2年の浅井と僕はCAの綺麗なお姉さんたちに出会いお話しました。

新島に着いてから釣りを始めるまでの時間はあっという間!
まずは観光…なんて時間はありません!さすが釣魚会!すぐさま借りた車で羽伏浦へ向かいます。


【釣り一日目】

最初のヒットは2年の主砲・浅井!
外湾の方から自慢げにショゴを持ってきました。

それからはちらほらと小物が釣れますが、目立ったヒットはなし。
台風の影響もあり、渋めな釣果となりました。そんな中でやっぱりすごいエギ名人中出さん!
ぽろぽろと小型のアオリイカをコンスタントに釣ってきます。

それからは波が高くなってきたため堤防から港へ移ります。
サビキセットを購入した人は小物が入れ食いに。日和佐君は飽きるほどムツを釣ったようです。

ここでも中出さんは青物を簡単に釣り上げました(笑)

一度宿に戻って夕飯、お風呂を済ませてからは夜の本格的な釣りモードに! 
午前中釣ったカンパチの切り身を餌に、ドラグを緩めて大物フエフキのあたりを待ちます!
すると…飯島さんのリールから
「ギィーー」
と音が鳴り響きます。みんなで一斉にラインを巻き取り、獲物の姿が見えるのをまちます。


ざばーーん!



釣れたのは大きなイスズミ!今日一のサイズにメンバーの興奮は高まります。
しかしその後はピタッと当たりがなくなり、ちらほらと車の中で眠る者が出始め、
ついには全員が野宿状態となりました。ちなみに僕は外の寒さに耐えかね車の荷物スペースで休みました。

しかし事件はこの時起きていたのです。
早朝の4時頃、一同は雷の音で目が覚め、釣りをやめて宿に戻ることになりました。
さぁて、投げておいた仕掛けを回収するかな……え…竿がない(笑)?
ロッドの上に重たいリュックを置いていたのにも関わらず……竿がもってかれてる!
僕は、アルバイトで貯めた、なけなしのお金で買ったタックルを失ったショックで膝をつきました。

「あぁ…もう釣りできないのか…」

と、そのとき!横にいた中出さんが
「ん?なんか重いな……竿だ(笑)」

なんということでしょう、僕の仕掛けに大物がかかった後、
リールに残ったラインを全て出し切り、大暴れした魚は隣の仕掛けにラインを絡ませていたのです!
不幸なことに獲物はラインごと引きちぎっていきましたが、まぁいいでしょう!
これで次に日の釣りもできるようになりました!中出さん本当にありがとうございました!

【釣り二日目】

朝マズメグループからは
  「一匹も釣れなかった…」
民宿のお母さんからは
  「定置網の収穫がたった3匹だったそうよ…」

との情報が入り、朝から微妙なムードに。
やはり釣りはタイミングが大事なことがよく分かりました。
天候で魚影豊かな新島でもこんなに釣果が変わるものなのですね。

しかーし!
この日の部員たちの目は違いました。
昨日のリベンジを誓う彼らの目をみて地元の人はどこぞのガチ野球サークルだと思ったことでしょう。
昼飯にラーメン・チャーハンをペロリとたいらげ、さっそく羽伏浦海岸に。
ワーム投入するとまずは3年飯島さん・中出さんに連続ヒット!ぽんぽんとショゴが食いついてきます。
その後は昨日の仕返しと言わんばかりに一斉にショゴの大量釣り上げに成功。
とても楽しかったです!最高でした!


それからは時間が経つにつれ当たりもなくなりました。
夕方近くになり潮が満ちてきたところで、ポイント移動をしようと片付けをはじめたとき、
やっぱりもってるこの男!
高橋先輩が最後のヒットをかまします。
終わりよければ全て良し!先輩のおかげで一同満足げにポイントを移動しました。


一度宿に戻り夕食を済ませた後、あの夜の王者フエフキを目指して港へ向かいます。
昨日の件もあり、僕も個人的に燃えておりました。

一斉に仕掛けを投入し待つこと5分、なにかコツコツとあたりがありますが、合わせがうまくいかない!
もどかしい時間が過ぎていきます。そしてついに2年柳の竿にヒット!

「なかなか重い!重いぞ!フエフキじゃなさそうだ」
隣で見ていた僕は固唾をのみ見守ります。

ざぶーーん!
でーーーたーーーーー!
釣魚会創立以来、最大級のメガカサゴ
こんなでかいの見たことない!急いで長さを計測すると…なんと30センチもあるではないですか!
これはOBの市毛さんが出した記録を抜いたということで、釣魚会ギネス認定です!
それから中出さんにも巨大カサゴがヒット!柳君ほどではありませんでしたが、いい調子です!


これはなんだかいい予感がする!とんでもない大物がくるぞ!… 


そして…その予感はついに…現実のものとなるのです…


遠くの方で「ギギギギーーー」

僕は「またカサゴかな?」と思っていました。
釣り上げた中出さんが暗闇から灯火の下に魚を持ってきます。

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

ドーーーーーーーーーーーーン!!


でましたーーーーーーーーー!
これはデカい!さすが新島!念願の巨大フエフキとのご対面です!!

ファイトシーンに立ち会えなかったのが残念でしたが、このサイズは相当ひいたでしょう!
中出さんは僕が夕飯をのんきに食べている間、せっせと仕掛けづくりに専念していました。
さすが!もうあっぱれのひとことでした!

それからはこれといった釣果もなく、ついに翌朝を迎えるのでした。

【三日目の朝釣りから帰宅まで】

朝マズメは昨日ショゴが爆釣した羽伏浦に向かいましたが、
もうそこには地元のアングラー達が。空いているところで竿をたらしますが、もう体力の限界です(笑) 

一部のメンバーは車で休みながらの釣行となりましたが、最後の日は大物を釣ることはできませんでした。

これにて当合宿の釣りは終了。まぁまぁな釣果に大満足とはいかないまでも、充分楽しむことができました!

最後に民宿のお母さんと写真をパシャ!

船に乗り、夢の国新島とお別れをして東京へ帰ってきました。


今回の釣りは毎年来ている人からしたら渋めな結果ということでしたが、
それが余計に来年こそは入れ食いを!と思わせてくれました。

僕個人では初めての新島だったので、島の景色やゆっくりとながれる空気、色とりどりの魚たちに魅了されました。
今年は1年生が参加できなかったので、来年はこの合宿の素晴らしさを、たくさんの後輩たちに伝えていきたいと思います。
今回企画してくださった鍵田幹事長をはじめ、みなさん、楽しい思い出をありがとうございました。
また来年もたくさんの人が集まって、この企画ができますように!



番外編(観光編)   writer 高橋

今年の新島合宿は釣りだけに終わらず…
はい、ドーン

見えますかね?見えますよね。
ここはギリシャ風の神殿が印象的な湯の丘温泉。新島港から徒歩5分。1日目、夜ご飯を食べてくると言って一時離脱した五人は宿に戻って夕食を。高林君が適当に買ってきたパスタに宿の人が作ったカレーを投入して料理したのだが、これが凄まじい量に。一人では食べきれないのでみんなで食べました。
 ここまでは予定通り、しかし塩でベタベタな五人は新島港に直行せず内緒で温泉に行くことに。
 こちらが不届きものの五人です( ̄ー ̄)



続いてこちら
富士見峠展望台です。二日目朝、早起きした高橋、浅井、日和佐の三人は車をお借りしてドライブへ。行く当てもなくフラフラと怪しげな坂道を登っていくとなんと!新島港が見渡せる絶景ポイントでした。雨のため視界が悪いものの、すごく気持ちのいいところでした。
その後、頂上を目指し突き進むと今度は電波塔??らしき所へ。せっかくなので「釣魚会参上!」って刻んでやりました(笑)
さらに突き進みますがここでギブアップ。もはやエスティマでは通れない道になってしまいました。果たしてこの先には何が??あまりには長かったので断念したので続きは来年へ…

ちなみに…ショゴの切り身の匂いに誘われてやってきたミイちゃんです。新島では野良ネコがあちこちの民宿で可愛がられていて、民宿によって名前も違うそうです。一本松さんではミイちゃんと呼んでいるみたいです。

今年の合宿も本当に楽しかったです。高林君の書いた通り、来年はさらに多くの人数でやりたいですね!

最後に、ここに載り切らなかった写真をまとめたので、よかったらぜひ。
なんか、来年の新歓のときにでも少し使ってくれたらうれしいです笑
http://youtu.be/0duJsdBuHfo
最終更新:2014年10月16日 12:34