angler 中出

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中出靖人、エギング部門準優勝!!


(写真は成城大学さんから拝借)
今年の関東勢はエサ釣りにおいて入賞者が続出しました。


私中出、単身、全日本学生釣り選手権大会に参加してきました。

バス、ソルトルアー、エギング、フカセ、投げの5部門がある中、去年のリベンジを果たすべくエギング部門に参加しました。


会場の石川県能登半島までは成城さんの車に同乗させていただきました。
行き5時間、帰りは8時間もの運転お疲れ様でした。
おかげで大会に参加できました!!


会場に着いたのが一番乗りだったので、開会式まで時間があります。
なのでさっそく能登の海を堪能することに(笑)
アオリを釣って本番への景気づけにしたいところです。

すると、、、



初アコウです!!  28くらいでしょうか。。サイズの割には良い引きでした。

肝心のアオリはというとボウズです。。。新子どころか墨跡も見つかりません。

後になって地元の方に教えてもらったのですが、奥まった湾にはアオリはいないとのことでした。
船に3回乗ったとのことですが、1度も釣れないとのことです。
海流の影響でしょうか、イルカの存在でしょうか、去年いた場所にさっぱりイカがいないのはとても奇妙でした。

そして開会式が始まります。100人以上も参加者がいることに驚きです。
北は宮城、南はなんと長崎から来た方もいました!

その後、食事会&ジャンケン大会&自己紹介を済ませます。
毎度ながら、関西勢の自己紹介にはただただ圧倒されます(笑)

食べきれないほどです!


そののち、部門ごとに宿へ移動です。エギング部門はホテルに泊まるという待遇の良さでした。

そして翌日の試合に備えてリーダーを結びなおしたり作戦を練ったり。

早く寝たのですが、アドレナリンが出たためでしょうか、なんと午前2時起床(汗)
寝ようとしたのですが全然寝れません。なので音楽を聴いて起床時間の5時まで待つことに。
そののちエネルギードリンクを飲んで気合い注入です。


そんなこんなで試合当日。

1ラウンドは沖堤、2ラウンドは港でそれぞれアオリ5杯の総重量を競います。

僕の作戦は大物狙いでした。秋イカということで皆がある程度釣る可能性が高い中、良型をそろえることが出来ればかなりのアドバンテージにもなります。
前日の局所的な豪雨やうねりを考慮すると、水深がある船道の底の方にアオリイカがいると推測していました。
1時ころが干潮なので、1ラウンドの経過とともに潮位は下がります。それに伴いイカも深場に移動するかななんて考えていました。

実際なんとか沖堤についてみると思った以上にうねり、風が強いです。
特にうねりは前日に注意報が出るほどのもので、堤防上陸に苦戦しました。


そんなこんなで試合開始です。

作戦どうりにポジション取りをした私ですが、向かい風がだんだん強くなっていきます。
エギも20メートルくらいしか飛びません(笑)  それでもエギに糸オモリを巻いて投げる、投げる、投げる。
そこから底まで落とすのですが、水深が15メートル近くある為か、着底に時間がかかり、それに伴いエギが手前に移動してしまいます。

横から風は受けないのですが、それにしても風が強すぎます。正直、釣りになりません。

そんなこんなで1ラウンドはボウズをくらってしまいました。かなりヤバいです。。。。


それでも1ラウンド目の検量を見ているとわかってくることがあります。
マックスサイズが160グラム程度、釣果は各自1~2ハイです。ウェイイン率はなんと20パーセント以下!
深場でのヒットは無しで、浅場ででしか釣れなかったそうです。
きっとうねりから避難してきたアオリイカが、浅場のストラクチャーなどに多少定着していたのでしょう。

なので、「うねりの為にアオリイカは外湾から内湾へ避難している」と結論付けました。


こうして始まった2ラウンド。多くが外湾に移動する中、僕は内湾へ移動です。
目視でアジなどのベイトも確認できましたし、遊泳力の弱い魚は内湾に逃げ込んでいるようです。

そんなこんなで移動しているとラインをまっすぐに張れる所がありました。近くに墨跡も有り、期待が持てそうです。

エギを投げて中層までジャーキング、そこからカーブフォール中にラインがかすかに変化します。

すかさず合わせるとドラグが鳴る音とともにジェット噴射の感触が伝わってきます。

ていうか、この時期にしては大きい(釣れても抜きあげる予定だったので、ギャフ、タモは持って来なかった。。)

イカを足元まで寄せてみるとなかなかの良型です。

すかさず隣の方(なんと宮城から来たそうです)にランディングをお願いするも、残念ながらタモ等は持ってないとのことです。。

なので、すかさずハンドランディングをお願いしました(笑)
ハンドランディングとは文字通りハンド(手)を使ってイカを確保することです。
イカの習性を利用して胴の方を掴むのがキモです。

初体験だったそうですが、一発でハンドランディングを決めてくださいました!
大会中にハンドランディングをしたのは恐らくこれが初めてのことでしょう(笑)
本当に有難う御座いました!!

興奮していたので写真はありませんが、なかなかの良型です。自分的に胴長20センチは500グラムの目安ですが、それ以上はありそうです。
場所の判別からフッキングに至るまで満足のいくクオリティスクイッドでした。

そんなこんなで調子に乗った私中出靖人、その後はみじめなものでした。
だんだん釣りが雑になっていくのに気付きながらも全然習修正が出来ませんでした。
結果としてこの1杯だけでした。。   

検量の結果、1ラウンド2ラウンド共に数を出せた方が優勝になりました。関西の方はエギングの技術もさることながら状況判断に優れている方が多いなと感じました。

僕は650グラムで準優勝&大物賞を頂きました。

来年も入賞できるように頑張りたいです!!!



アオリの写真がないのもあれなので、夜、学習院の今出さんポイントでとったものを載せます。
やはりワンドに逃げたのか、群れが居着いていました。

100グラムくらい

300グラムくらい

Tackle
EMERALDAS EX AGS 89M-S
EXIST 2508PE-DH
PE0.6G+8lb LEADER


以下、商品&参加賞です。



最終更新:2013年10月16日 18:46