エギング


エギングとは、エギを使ったルアーフィッシングのことです。
主なターゲットはアオリイカですが、軟体類なら何でも釣れます。
より詳しい話は中出まで!

*


~タックル~

ロッドは7~9フィート程度。基本的な釣り場では、8フィート前半のものが使いやすい。エギをアクションさせやすい先調子のものが主流。MLとか。
錘負荷は3.5号20グラムを投げれる程度。

リールはスピニングリールの2500番前後を使用。軽くて回転が滑らかだと使いやすい。

ラインは主にPEラインの0.5~1までを使用。より細いほうがエギをより自然にフォールさせることができる。慣れるまではトラブルが多いので最初は太め推奨。
リーダーはフロロの1.5~3号を1.5メートル程度使用。ノーネームノット等で結ぶ。

*


~釣り方~

釣り方はいたって簡単です。
①エギを投げて、そのまま着底させる。着底したら、張ったラインがフワリと弛む。
②ロッドを上下左右に動かし、エギをしゃくってやる。ドラグ設定は、強くしゃくってわずかにドラグが出る程度。アオリイカの身切れを防ぎます。
③エギを着底させる。
これを足元にエギが来るまで繰り返す。以上、大まかな一連の流れです。

アオリイカがかかったら、ごみがかかったみたいに重く感じるはずです(笑)
ラインテンションをかけたまま、ゆっくりハンドルを回してください。
ここで、決してラインテンションを抜かないこと。エギのカンナにはバーブがないので、イカが外れてしまいますよ。

気にすべきことは次の一点。エギの向きをコントロールすること。

エギをアクションさせると、大概、アオリイカはエギから距離を取る。
エギがフォールするにつれ、アオリイカはエギに近づきながら背後に回る。エギとの距離が詰まれば、捕食行動をとる。
以上の行動は、秋のサイトフィッシング等で容易にわかります。

エギをしっかりコントロールできないと、アオリイカは逃げてしまいます。
例えば、エギの50センチ後ろにアオリイカがついているとします。
アクション後、適切な対処ができず、後ろにいるアオリイカ目がけてエギがフォールしてしまった。。
となると、大概のアオリイカは逃げてしまいます。

潮の流れ方(あて潮とか)によっては、エギをコントロールしづらい時もあります。
流れによって釣り方を微調整する必要があります。

わかれば当然のことですが、言葉にするとわかりづらいですね。
あとは実釣で理解しましょう(笑)

*


~おすすめエギ~

基本的には3.5号がメイン。新子をサイトで狙うなら2号前後を使うことも。エギ選択は好みの問題ですが、最初のうちはいろいろな種類に手を出すのではなく同じメーカーのエギを使いこなすほうがエギングの感覚をつかみやすいですよ~

*


墨族(ハリミツ)

ダートのさせやすさ、カラーバリュエーションが魅力。私中出がメインに使用するエギです!
カンナの錆びやすさ、折れやすさ。布地の破けやすさには若干不満がありますが。。。
メーカーさんには是非とも解決してもらいたいところです(笑)

*


アオリーQ(YO-ZURI)

釣れるエギの代名詞。入手しやすい。

*


アオラTO(帝皇(YO-ZURI)

特殊なマッスルボディが大型イカを誘う。スロー沈下の割にはウェイトがあり、遠投可能。

*


エギマル(ブリーデン)

ボディの素材が硬質発泡ソリッドボディの為、感度、操作性が良い。様々な状況に対応できるウェイトサイズがある。オカッパリではF、Dタイプをメインに使用。

*


ミッドスクイッド(ダイワ)

ラトル入りのエギ。ハマると強い。回遊イカ、濁り気味の潮に効く。

*


以上のは全てエギのロケッティア化可能です。墨族にはコツ必要ですが…
他にkeystone、ダートマックス、餌木猿、エギエスツー、エギ番長でも可能。
飛距離は武器なのでチェーン使用おススメです。

*


~カラーについて~

関係ないという人もいますが、カラーチェンジで反応が変わることも確か。
半信半疑で見てください(笑)

エギの上地カラーは
オレンジ、ピンク、パープル、ブラウン、グリーンの順にアピール度が低下。
派手系カラーは、マズ目、夜間などイカの活性が高いときに有効です。

下地カラーは、より重要です。海水に濡れると上地が透けて下地が浮き出る為。
ゴールド、マーブル、シルバー、レッドの順にアピール度が低下。
ただし、レッドは光量の少ない夜などで目立ちやすい。
イカの活性によっては地味カラーが強いこともあるので、あくまで参考までに。

実際には、日中光量があるときはゴールドをメインに使用し、曇り、雨にはマーブル、シルバー、夜は赤をメインに使用します。
また、日中光量があるときはグリーン、夜中光量が少ないときにはパープルも有効です。濁り潮では夜光カラーも有効です。
大事なのは、いかにエギのシルエットを浮かび上がらせるか。光量、潮色によって目立つ色は変わります。

カラーローテは、派手から始めて反応がなければ地味カラーへ。
僕自身は、上地より下地を重視してローテしています。
最終更新:2014年11月11日 11:03