Angler 西村 辻野 水上 三浦 横川 飯島 石川 中出 原田

writer石川

 9月2日~5日にかけて新島合宿に参加しました。東京の竹芝桟橋から新島まで船で8時間!と言っても寒い以外は快適な船で酔うこともなく無事に到着。

 3日の朝8時に新島に到着し早速、羽伏漁港で竿を振ることに。が、雨、雨、雨、雷雨!土砂降り!全身ビショビショになりながらジグを投げているとヒット!カンパチの子供でした。子供といえど引きは十分。足元で思いっきり潜るのは迫力あります。初めての陸からのジグなので感慨もひとしお。お持ち帰りです。

その後は中出さんにもヒット!ここから中出劇場が始まります(*´∀`*)周りが釣れていない中、ワームでただひたすら釣れまくる中出さん。ヤバイですね。この日はカンパチの活性が非常に高く足元でウヨウヨ群れが泳いでいました。雨が降っているからか水温が非常に高く温かいぐらいでした。釣れた魚も熱いぐらいで、合宿の中で最もコンディションの良い日でした(激しい雨は仕方ない…)

 夜、釣った魚たちを捌いて刺身に。脂がのっていなくて美味しくなかったです(T_T)(まずくはなかった)お残しは次の日の釣り餌になりました。


 4日は一日中羽伏漁港で釣ることに。3日ほどの活性はありませんでしたがカンパチはボチボチ釣れる感じ。午後になってムロアジの群れが大量に回って来て、コマセを撒いてサビキを投入すると簡単に釣れました。ムロアジは捌いて袋に入れ直射日光の下に放置。夕方にはいい感じの異臭を発する夜釣りの餌に(^^♪

 この日は全体的ににメジナ、ベラ、キタマクラ(ふぐ)など多彩な魚が釣れ目で見て楽しめる日でした。

 さてこの日、自分、中出さん、飯島くんは昼間作った餌を使って釣ろう!
ということで夜釣りに繰り出しました(^。^)

 前半はジグを投げても全く反応がなく飯島くんはブラクリに、中出さんは胴付に移行し餌釣りをすることに。素晴らしい香りのするムロアジの腐乱死体や出てきた汁に漬け込んだカンパチとイナダのあらを大量に海に投げ込み中出さんはフエフキダイを狙って黙々と釣り続けます。餌を投入。仕掛けを投入したら置竿に。しばらくすると中出さんのリール(ドラグはユルユル)からものすごい勢いで糸が走る走る。しばらくファイトして上がってフエフキダイ。ヤバでかっっ!!中出さんの気合と情熱の勝利ですヽ(*´∀`)ノタモを持っていなかったので宿の西村さんにヘルプを頼みました。宿でサイズを測ると70cm、5.1kgあったそうです(・∀・)一緒にいたのに何も手伝えなかった自分たちは一体…

 この後飯島君が42cmの美しい穴子をゲット。真っ白で本当に綺麗でした。この穴子は自分がいただきました)^o^( ありがとうY(>_<、)Y

 最終日、朝釣りを決行。日の出ちょうどぐらいはいい感じで釣れていましたが、その後は全く… 結局この日は全体でイナダ、カンパチ、マルソウダ、ソーダかつおが釣れていました。

 非常に短かった合宿ですが自分なりに反省点も多く発見でき次回の釣りまでに改善することで釣果を伸ばすことが出来ると思います。

 この合宿を企画してくださった3年生の方々、本当にありがとうございました。特に西村さんは自分たちのことを常に気をかけて下さり実釣時間が短かったと思います。お疲れ様でした。非常に手応えのあった合宿でした


writer 中出

 僕の初めての離島釣行は新島に。片道8時間ほどかかり到着後は疲労困憊でしたが、即釣りに行くのが釣魚会です。

 まずアオリを狙いますが、サイズが小さすぎる… この時期ではやはり日本海の方がサイズは大きいですね

 その後、ゲリラ豪雨に遭いましたが釣りを続けます。
石川君のジグにショゴがヒットしたので、エギからジグに変更して投げると、僕にもヒット。ライトなエギロッドでのやり取りなのでかなりスリリングです。軽いので操作性に優れオススメ!

 活性がとてつもなく高かったのでよいルアー釣りの練習になりました。
キモは、ルアーローテと底取りの意識を持つこと。
ショゴの遊泳層は底付近なので、ある程度ジグをアクションさせたらリールのベールを反して再度ジグを沈めてあげることが必須でした。

 二日目はショゴがぽつぽつ程度。ベイトのサイズによるルアーの使い分けができたので満足でした。

 夜には石川君、飯島君と夜釣りに行きました。僕は投げ竿を置き竿にして、エギ竿を手持ちにしてハマフエフキを狙う戦法です。
置き竿にしていた竿のエサを交換するため、エギ竿を地面に置いて数秒後、なんとエギ竿が海に叩き込まれそうに!
無我夢中で足で押さえて手に取ってみると確かな手ごたえが。時折ガツンガツンきます。
数分間にわたる激しい突っこみに堪えてフエフキを浮かせましたが、タモを持ってきておらず右往左往。まさか、こんな大物が出るとは!
ここで、慢心があったのか、最後の足元への突っこみによって無念のフックアウトです。ばらした瞬間、大声で叫んでました(笑)

 戻ってきた石川君、飯島君に状況説明して仕掛けを作っていると、突然、すさまじいドラグの音が鳴り響きます ジーーーーっていう感じ。
今度は、置き竿にしていた投げ竿にあたったので海には叩き込まれません。
即、竿を取りドラグを再調整し合わせを入れると先ほどよりも大きな魚の反応が。反省を生かし慎重にやり取りすること数分、今度もハマフエフキが上がってきました。
タモを持っていなかったため、ここからが大変でした。
メールをしてもらい、西村さんと学習院の方に来てもらったのですが、釣魚会のタモアミの固定が甘かったのか、魚を入れた後、アミは外れて海へ沈んでいきました。ここで先ほどのバラしが頭によぎり、気を引き締めます。
再度、アミを取りに戻ってもらう間、空気を吸わせたはずの魚がドラグを出しながら時折強い突っ込みを見せるので、自分としては神にも祈る思いでした。捕獲後に見ると、予想以上にデカく、70センチ、5.1キロもありました。
写真時には両手ともプルプルしてるほどです!

 今回の釣行では、ベイトの接岸状況が悪かったようで浜へ行けませんでしたが、個人的には満足な釣行となりました。特に、初日のショゴ爆釣と二日目のハマフエフキとのやり取りが思い出深いです。

 最後に、今回の合宿を企画してくださった三年生のみなさん、お疲れ様でした。車での輸送から解散後の荷物フォローまで大変お世話になりました。
快適に釣りができたことに感謝します。
最終更新:2012年09月09日 02:25