Angler 市毛、小野
Writer 市毛

4/10~4/11の二日間、釣魚会のOBである遠藤さんのご指導の下、阿武隈川でスモールマウスバスを狙いに行きました。遠藤さんにはライン、ヒットルアー、フィールドガイド等、とてもお世話になりました。本当にありがとうございました。

4/10
遠藤さんと合流し、ウェーダーを着てポイントに入水。寒い(笑)福島の川はまだ冬の色である。プリスポーンのバスの釣り方を教わり、ポイントを攻めて行く。遠藤さんのアドバイスで流れ、地形をある程度把握でき、これでどうだ!?というようなコース、ポイントを通してゆく。が、無反応。朝日が川に差し始めた頃、市毛にズモッという微妙なバイト、すかさず大きくアワセ!重さが伝わるが、魚は一点でずもずもともがいている感覚。これはもしや、と思うと案の定ナマズである。しかも70CMに迫ろうかという良型。なんとか浅瀬まで引きずり出し、ランディングに入るが・・・私の足元へ猛ダッシュ、足の下に潜り込もうとまとわりついてくる。足をストラクチャーか何かと勘違いしているのか・・・?笑 そうこうしている内にナマズ君はルアーとグッバイしてしまった。そのため残念ながら写真無し。

遠藤さんいわく、まだ冬パターン、午後気温が上がれば釣れるはず!とのこと。さらなるアドバイスとポイントマップを戴き、遠藤さんは帰路に。本当にお世話になりました。日中、いくつかポイントを回るも反応無し。釣り人はたくさんいるのだが、誰一人として釣れていない。当たってすらいなさそうである。うむ、最初のポイントで粘り、魚の回遊待ち作戦に決定。しかし、その後2時間反応無し。気温も下がり、小野君と今日はもう帰ろうか、となるが、夕マヅメだし頑張ろう!と気合い一発。その直後であった。市毛にまたしてもズモズモというアタリ!あわせるとずっしりと重い。ただただ思い・・・またナマズか、と思った瞬間、魚がヘッドシェイクしながら流芯へ猛ダッシュし始めた!なんだ、この瞬発力!しかも下へ下へと強引に引っ張ってゆくパワーのすごいこと!これはまさか!?と期待が膨らむ。数分の格闘の末、なんとか魚を寄せる。見えた魚体は黄金色、しかもデカイ!っしゃあ!と、小野君と喜びの咆哮を上げ、拳でガツンと挨拶をした。小野君のファインプレーで何とか取り込み、魚体を測ると46cm。川の流れで発達した筋肉、大きなヒレ、ブリブリに太った魚体、見事の一言である。小野君と深く握手をし、再び喜びを分かち合う。魚体を川に返し、満足の中一日目は納竿。
最終更新:2010年05月16日 12:35