Angler 市毛、多田、中川、（斯波OB）
Writer 市毛
先輩に誘われるがままに同行した能登半島クロダイTopWaterGame。ぜってー釣れないべ、とか思ってましたが釣れました（笑）
とにかく移動が長い長い。１０時間くらいかかったんじゃないですかね。
到着早々にタックルを確認する斯波さん、多田くん。
実釣開始となったわけですが、いかんせん初めての釣り。イメージがつかない。バスで使い慣れているペンシルで逃げる小魚を演出することから様子見を始めます。即刻市毛のルアーにチェイス、バイト！！
のりませんでしたが、船長いわく本命クロダイとのこと。うーん、本当にパラダイスなのかも！という期待が膨らむ・・・
最初のキャッチは斯波さん。竿が絞り込まれています。個体とかかり方によるみたいですが、なかなか引きます。
続いてキャッチしたのは私、市毛。何度かアタックがあったものののせられず、色々試してのキャッチです。
やったことは以下のような感じ。ペンシルをとにかく遠投、バイトまでの助走距離をかせぐ！そして水押しを意識してスライドの長いウォーキングをさせます。時たまダイブも混ぜました。そうして着水地点から船までの中間地点までの間に魚を寄せることに集中します。ここまでは確実に正解だったと思う、けっこう魚はチェイスしてくれましたから。
しかしそっからが大変だった。ただ単にスピードあげても食わない。てか、食い損ねる。スピード落とすだけだと見切られる。食いきれるようにスピード落としつつ、見切られないようにテンポは速め。どうもこれが正解だったようで、ボシュン、と激しいバイト！！
が、吸い込み切れてない！すかさずボシュン、ボシュンと追い食い！TOPの釣りはビックリアワセNGで竿に重みがのってから追い合せ。あせらず待ってからフッキング、ぐいーーーん、です！！ばっちりノッた！！そして市毛もようやくキャッチしたわけですわ。
しかし後が続かない。魚は単発、チェイスしてもすぐに見切ったり、そもそもやる気のある魚の数自体が少ない気が・・・たまたまこの日だけそうだったのかも知れませんが。
中川君、待望バイト！ワンバードキャッチ☆きらっ
終了間際になって食いが立つエリアに遭遇。斯波さんが５０ぴったの大物をキャッチ！多田くんも１匹追加！
この日はこれでアガリとなりました。
結果ですが、斯波さん３匹、多田くん２匹、市毛１匹、中川君１羽。
うーん、チェイス、バイトはあるんですが、単発。思ってたより反応が少ない、集中力が必要なゲームです。明日は少ないチャンスを逃さずモノにしよう、と床につきました。
二日目はもっと厳しかった。苦笑
魚が出ない、出ない。バイトの数は初日の半分以下か。。。
それでもなんとか市毛がキャッチ。
多田くんもキャッチし、中川君にも待望のヒット！今度はちゃんと下にもぐる獲物をゲットしました。
「釣果は１フィッシュ、１バードです」（中川）
最後に遅れて斯波さんもキャッチ、二日目は渋いなりにも、全員が１キャッチし、船中４匹でした。
釣行終了。今までクロダイなどという高尚な魚は釣ったことがありませんでした。それをいきなりルアーで、しかもボートキャスティングでTopWater！！終わって考えてみればすごい釣りでした。出る魚アベレージ４０だし。笑
もう行ける機会は無いでしょうが、確実に僕のメモリアルフィッシュに刻まれたお魚さんでした。
【タックル】
：ZAURUS Truite Perfait 76M
：10 CERTATE 2508RH
：PE16ld＋NYRON16ld
『釣行前は「ホント釣れるんっすかぁ」と、皆超シブシブで、企画者としては、オイオイ大丈夫かよって感じだったけど…結果として、こんなに釣れちゃって、まぁーそーゆーことですよ。ちゃんとした釣りで、しっかり釣る、これが本来のゲームフィッシングの在り方なんですよ。
ということで、この能登のクロダイ、たまらないパラダイスになってます。
今では、日本海でクロダイの年無しサイズは、貴重なサイズで。ここは能登でも地元民が皆「いいよ！」、って言ってる場所で。これからどんどん人は入ってくるだろうけども、やっぱこういうサイズが、皆が釣れるように皆がリリースすればいいんですよ。デカイから持って帰るじゃなくて、デカイからこそ逃がしてやる。そういう気持ちが大切なんであって…もうだって、ほとんどの日本のフィールドが潰れていってるんだから、そうじゃなくて、残ったパラダイスを、日本のラストフロンティアを、繋げたいですね、こういう良い釣りを。ってことで、宜しく。』
斯波
最終更新：2011年08月10日 01:17
