『ごめんなさい、ごめんなさい…』
僕はそう言いながら、狼の雌獣人に腰を振られていた。その狼は僕の口を長いマズルと舌で犯してくる。
「ハア……ハア……フユ様。フユ様……」
狼の獣人はそう言いながら、僕の鼻を香しい匂いで満たす。
僕は、自分に起きたことを全く整理できないでいた。



僕の名前はフユ。この世界では珍しい人間だ。この世界というのはどんな世界というと、獣人たちが住んでいる世界だ。
人間界とこの世界は20年頃前に繋がったらしい。僕の父と母は人間界とこの世界を橋渡し役となる会社MMMに勤めていて、人間界にすむよりこちらの世界を選んだ。というわけで、僕もこの世界に住むことになり、現在、高校一年生。15歳だ。
今日は7月14日。もう既に割と暑い。授業が終わり、学校の校門から出た僕は道路のわきに泊まっていた赤い車を見つけ、その車内のクーラーの涼しさを早く味わいたいがために、そちらの方へ駆けて行った。
「ありがとうございます、バイオレットさん」
 僕は車の助手席の扉をあけながらそう言った。
「いいえ、いつものことですから」
 運転席に座っていた女性は微笑んだ。彼女は人間ではなく、狼の獣人だ。耳はピンと立ち、目は澄んでいて、口元はキュートだ。長いマズルが若干の光を反射している。
彼女の灰色の毛皮はピンクのタンクトップと絶妙なコントラストを示していて、胸のふくらみは……おっと危ない、ばれそうになった。かわりに僕は下に目をやる。
ズボンはぴちぴちで、その太ももに変な気分にならない男はいないだろう。全体的に彼女はすごい若く見えるのだが、なんと10歳も上らしいから驚く。


「では、発進して大丈夫ですか?」
「はい」
 彼女はアクセルを踏み、家への運転を始めた。
「そういえば」バイオレットは口を開いた。
「なんだか今日は嬉しそうですね」
 彼女は僕を子供のころから面倒を見てくれている僕の家の家政婦だ。だから、どんな表情も見逃さないのだろう。僕は口早に
「今日、テストで満点だったんですよ」
と言った。彼女は、
「あれ、でも期末テストはもう少し先ですよね」
 一瞬その返しにドキッとしたが、慌てずにこう答えた。
「抜き打ちテストだったんですよ。すごいでしょ、それで百点って」
「……そうですね」
彼女はそう言って、前に向きなおりハンドルを回した。それに対し、僕は下を見る。実は抜き打ちテストで百点を取ったなんて嘘だ。
 本当は、クラスの女の子にデートに誘われたのだ。彼女はクラスの人気者で兎の獣人だ。そんな彼女にデートに誘われたなんて、僕はまるで「メリーに首ったけ」の主人公になった気分だった。
そんなに気分がいいならバイオレットにも正直に言えばいいと思われるかもしれないが、正直彼女にはそんなことは言いたくない。だって、僕は…

しばらくすると、家にたどり着いた。家は二階建てでぶっちゃけそこそこでかい。
両親は年365日の内300日くらいは家を空けているため、バイオレットが何から何まで全て家事をやっている。
 車から降りた僕はバイオレットと一緒に庭を歩く。そこで、彼女が嬉しそうに僕のほうを向いた。
「フユ様。この庭、そろそろ七色花が盛んに花を咲かせますよ」
「へえ、今年もきれいになりそうだなあ」
 七色花というのは、この世界独自の花で、名前の通り七色を持つ花だ。育てるのは確か難しいはずだったんだけど……4ヘクタールぐらい植えられている。すごいな……。
この花は八月になると一斉に花弁を開くから、約2週間後が待ち遠しい。
 これを植えたのも、もちろんバイオレットだ。彼女は本当にすごい。そんな彼女はというと、僕の歩くスピードに合わせ歩いてくれている。
にこやかな彼女の横顔を見ていると、こちらの気分もよくなりそうだが、同時にむなしさも感じる。
 実は、僕は一時期彼女のことが本当に大好きだった。12歳のころだったか。本当に結婚したいとさえ思っていた。
ただ、僕と彼女は違う種族。さらにバイオレットはさっきも言った通りものすごく有能だが、あまりにも有能すぎて、正直僕となんかじゃ釣り合わない。
彼女は、料理もうまく作れ、言葉遣いも丁寧で、おしとやかで、家の管理もしっかりできて……つまりなんでもできる。
それに比べ、僕は普通の人間だ。だから、彼女は獣人としては本当に大好きだが、女性として好きかという問題になると、正直ためらってしまう。彼女には、もっとお似合いの獣人がいるはずだ。
 だから、今日、クラスの兎獣人の女の子のデートに誘われ、僕は、バイオレットのことを一人の女性としてみることを諦める機会としてこれほどいいものはないと考えた。
 僕は自分の部屋に帰ると、カバンを机の上に置き、そのまま「ちょっと図書館で読書してくる」とバイオレットに伝え、家を出た。
 家を背にデートへ向かう途中、急に僕は視線を感じ、振り返った。だが、誰もいない。ふーっと深いため息をつき、待ち合わせ場所であるカフェへ行った。

結果から言う。散々だった。本当に散々だった。
まず、カフェへ行ったとき、実はデートだと思っていたのは僕だけだったということを思い知らされた。男5女2だったのだ。まず、この時点でメンタルが2割くらい死んだと思う。
カフェの次に行ったのがボーリング。獣人に比べると僕はもちろん力はない。ボウリングで一人だけ圧倒的惨敗を喫し、メンタルがまた2割ほど供養されてしまった。
そして、次がカラオケ。僕はそこそこ歌がうまいと思っていたのだが、男5の中にめちゃくちゃうまいやつがいて、更に、クラスの人気者の兎獣人はそいつに取られた。
二人がカラオケルームで思い上がってキスをしたときに、心の中でうめき声を上げたのは僕だけじゃなかったはずだ。ここで失ったメンタルの量は6割。
つまり、僕の心は一度死んだ。真っ黒に塗りつぶされ、幾つにも砕け風に持っていかれた。
 絶望の色を目に浮かべながら、僕は家の玄関を開く。まあいい。女の子なんて星の数ほどいる。
僕はそう言い聞かせると、とりあえず一度心を回復させようと、居間のドアを開いた。その瞬間、僕は驚きのあまり目を見開いた。

バイオレットが食卓用テーブルに手をついて、こちらを冷ややかに見つめていた。こんな目を見たのは初めてだった。
食卓には一切料理が並んでいない。普通はこんな時間になれば用意してくれているはずだが。ぼくは異様な雰囲気にのまれた。
「あの、一体……」
「嘘つきましたよね」
 バイオレットは僕の言葉を遮った。バイオレットにこんなことをされるのは今日が初めてだった。
「え……」
「わかりますよ。全部見てましたからね」
 僕の体は微動だにしない。
「図書館に行ってくると言って、遊びに行ってたんですか。しかもあんなかわいい女の子と。フユ様、気づかなかったんですか?あなたは笑いものにされていたんですよ」
「そんなこと……」
 と言いかけたが、僕はこの先言い続けることはできなかった。
「あなたは嘘をついてでも、女の子と遊びたいんですよね。別にいいですよ。別にいいですけど、あまり私と一緒にいたくないんですね?」
「そんな……いや、ちが」
「いや?私と一緒にいるのが嫌になってしまったんですね。冷蔵庫に食材は適当に放り込んでおいたんでどうぞひとりで食べてください」

彼女は僕に背を向けた。その先にあるのは彼女の部屋に通じるドア。もしこれを逃してしまったら……そう考えるとあまりにも恐ろしく、僕は無理やり口を開いた。
「待ってください!」
 バイオレットは立ち止った。
「何ですか?」
バイオレットは背中を向けたままだ。
「そんなんじゃない!ぼくはあなたのことが大好きなんです!」
バイオレットはふりかえった。
「わかりました。話を聞きましょう」
 彼女はそういうと、近づいてくる。彼女は僕に比べて頭一つ分くらい身長が高い。僕は彼女のほうを見つめた。
「あなたのことは本当に好きなんです!好きなんですけど……あなたはすごい人だ。なんでもできる。僕には釣り合わない。あなたならもっといい人が見つかる。だから、僕は別の人を好きになろうと努力してるんです」
「そうなんですね」
 彼女は僕を見下ろしそう答えた。
「私も……悪かったんですね」
 彼女は暗い声でそう答えた。
 ここで沈黙が訪れた。僕は彼女を上目で見つめた。彼女はより下を見つめている。二人の目線は合わない。僕は気まずくなり下を見ようとした。その時。
「でもね」

バイオレットが沈黙を破った。僕は、彼女がそう言った時、彼女の手が僕の両ほほに添えられていることにすぐには気づけなかった。
「フユ様。大事なことを一つ忘れていますよ」
 ??なんだ、それは……ぼくは全くそれがわからなかった。
 彼女の目はいつの間にか僕しか見えていないようだった。……もしかして。と思った瞬間、彼女の顔が香しい匂いととともに近づいてきた。
 え?と思った時には彼女の腕は僕の体を包み込み、彼女の口が僕の口に触れていた。
 彼女は腕に力を入れ、より強い力で僕を抱き、僕の口をまさぐってきた。僕は何もできない。ひとしきり終わると、彼女の口は離れ、口と口の間が唾液でつながった。そして、バイオレットはそれをすすると、熱を帯びた目でこう言った。
「フユ様、ずっとお慕い申し上げておりました……」

え?僕のことがすきだったんですか?とは聞けなかった。バイオレットが再び僕にキスをしてきたからだ。口をふさがれてしまった僕はただただ彼女のキスを受け入れるしかなかった。
「私、もう我慢できません」
 そう言った彼女は僕を抱き寄せ、左手で近くにあったドアを強引に開けた。ドアの先はバイオレットの部屋でものすごくいい匂いがした。彼女の部屋は何年ぶりだろうか。ただ、彼女はそんな僕の心を見ようとしないで僕を部屋の中に入れ、近くにあったベッドに押し倒した。
「あなたが悪いんですからね」
そういうと、彼女は僕のワイシャツを引き裂いた。呆気に取られていると、彼女は僕のベルトを外しズボンとパンツを脱がして真っ裸にし、自身のズボンとタンクトップを脱いだ。
「大丈夫ですから。服はまた買ってあげますから」
 彼女は上体を起こそうとした僕の体を腕でベッドにおしつけた。
 そして、彼女はさみしそうに俯いた。
「私はあなたに嘘をつかれ、一人の女としてひどく傷つきました。ひどいです。私の気持ちを確かめようとしないで。それに、あってまだ数か月のあの女とあなたを0歳のころから見守ってきた私、どっちのほうがいいかなんか分かり切っているでしょう」
 こんなわがままな彼女は初めて見た。あなたが悪い、とはそういうことなのかと納得してしまった。が、何か言い返さなくてはいけないと思った。
「でも……」
「いつも私の名前を呼んでオナニーしているくせに」
 このバイオレットの言い返しに僕は驚いた。気づかれていたのか。あたふたしていると
「まあ、フユ様にとってこれは恥ずかしいことだと思われるのでこれ以上の詮索はやめましょう」
 正直、ほっとした。

「まあ、フユ様はいつもわたしでオナニーしているくせにほかの女に浮気しようとしたので、私に犯されても文句の言いようはありませんよね?」
 こんなめちゃくちゃな理論を押し付けられたのも初めてだった。でも、ひいてはいない。むしろ、僕は彼女の新しい一面を知ってしまい正直興奮している。
「じゃあ、いきますね……」
 バイオレットはそう言うと、僕の顔をゆっくりとなめ始めた。もちろん、彼女の贅力に僕はかなわないので、抵抗することもできない。
「ハア。ハア。フユ様のかわいいお顔をなめ尽くせるなんて、私、夢のようです」
 知らなかった。バイオレットがこんなむっつりスケベだったなんて。
 ところで、彼女は僕を真っ裸にしたくせに、彼女はまだブラジャーとパンティをつけている。平等じゃないと思った僕は彼女の目を見つめる。
「フフフ……」
 彼女はかすかに笑うと、その舌を僕のあそこに移動させた……かと思いきや、そこを通り過ぎ、太ももをなめ始めた。
そして、今度こそあそこをなめてくれると思いきやそこを通り過ぎ、おなかにたどり着く。それは何回も繰り返され、僕は数回目で、焦らされていることに気づいた。
「バ、バイオレットさん……」
「あなたは犯されているんです。私は聞く耳持ちません」
 と僕の願いを一蹴した。
 そして、今度は僕の玉袋をなめ始めた。彼女はそれはもう、一心不乱になめた。達してはいけない、そう言い聞かせ、僕は我慢する。目を閉じ、必死に耐える。
「かわいい……♡」
 目を開けると、そこには彼女がいた。思わず僕は目を背ける。
「でも本番はこれからですよ」
 彼女はそう言うと、驚きの行動をとった。僕は思わずあえいでしまった。
「ひゃあっ」
バイオレットは僕の両足の付け根を持ったのかと思うと、僕の頭の方へ折りたたんだ。つまり、僕は正常位のようなポーズを取ったことになる。もちろん、恥ずかしさの極みだった。 
「やめてくださいっ!やめてくださいっ!」 
「そんなこと言って、フユ様のご子息はたいそうお元気ですよ」 
 バイオレットはより怒張してしまった僕の分身をなめ始める。 
「フユ様がこんな女の子みたいな格好して興奮しちゃうドM君だったってことは私、存じ上げているんですよ」 
 もう恥ずかしさで何も言えない。だが、彼女はなめるのをやめてしまう。 
「なんか物足りませんね……」 
 彼女は何か思い立ったように立ち上がったかと思うと、赤色のパンティを脱いだ。そして、彼女は僕の頭にお尻を近づけてきた。僕の目に、既にかなり濡れそぼったあそこがくっきりと映る。 
「私のここ、既にこんなことになってるんですよ♡なめてください♡」 
 もう我慢の限界だった。僕は恥ずかしい格好のまま、彼女のあそこを一心不乱になめ続ける。 
「大丈夫ですよ、私、あなたが大のお尻好きだってこと知ってますから。あなたのことだったらなんでもわかるんだから」 
 恐ろしい人だ。そう思いつつ、僕は一心不乱になめ続ける。僕をおかしくしてしまいそうな匂いを放つそこをなめ続ける。甘い蜜を分泌するそこをなめ続ける。 
 それに対し、彼女は思いっきり開脚している僕のあそこをなめている。ただ、もうその刺激にはだいぶ慣れた。僕は浅く息を吐きつつ、何とか耐えようと頑張る。と、そのとき、急にとんでもない刺激が襲い掛かった。
「あああああっっ!」 
 僕は思わず声を上げてしまう。 
 彼女が僕のアナルに指を突っ込んだのだ。 
「いやっ!やめてっ!」 
「ダメです。私が犯してるんです」 
 バイオレットはアナルに指を突っ込みながら、もう片方の手でパンティで僕のあそこを包みながらシコシコしている。 
「フユ様ってなんでこんなにかわいいんですか。女の子みたいに脚広げて。お尻舐めさせられて、お尻で感じちゃって。ハア♡ほんとかわいい♡」 
「でっ、でも!そんなところ汚いですよっ」 
「大丈夫です。手袋してるから。それに、あなたのオシメを代えてたのは誰だと思ってるんですか」 
 彼女にはもう答えられなかった。もう限界だった。視覚、触覚、聴覚、嗅覚、味覚……全ての感覚を大好きなバイオレットに屈服させられ、もう耐えられない。 
なのに、僕を後ろから前から責める彼女の両手はむしろ速度を速めていく。特に、大好きな人にお尻を責められ感じてしまっていることが羞恥心と興奮を増大させ、もはやあまり時間がない。そのことを悟った僕は彼女に向かって叫ぶ。 
「バイオレットさん、いっちゃう!出ちゃう!」 
「いいですよ、フユ様。私のパンティの中にたくさん出してください」 
「あっ、だめっ!イくっ!ああっ!イっちゃう!だめっ!あ、ああ、ああーーー!」 
 どぴゅっ。ぼくはついにバイオレットに責められ、達してしまった。僕の下半身がけいれんを起こす。余裕がない中、上を見上げると、彼女の豊かなお尻が小刻みに震え、愛液を大量に分泌していた。 
 しばらく二人で、快楽によるけいれんを、体を密着させ堪能した。 
 先に動いたのはバイオレットだった。 
「すみません。私、イっちゃって」 
「いえ、別にそんな……」 
 ここで僕は目を奪われた。

彼女がついにブラジャーを脱ぎ捨てたのだ。毛に包まれて豊満なそれを揺さぶりながら、彼女は僕をあおむけの状態にした。そして、彼女はほほえむと、口を開いた。 
「私の母乳……吸ってください♡」 
 ここでためらうような奴は男じゃない。僕は恥じることなく、彼女の双丘に顔をうずめた。 
「あっ……♡」 
 僕は左乳に焦点を当て、おっぱいを吸い始めた。 
「わたし、興奮すると、母乳が出ちゃう体質で……ああんっ♡」 
 なんだそれは。非常にけしからん。吸い始めてしばらくすると、なにやら甘いものが僕の口をかすかに満たす。それを契機とし、僕は勢いよく彼女のおっぱいを吸い上げた。 
「ふふっ♡気持ちいいですよ♡フユ様♡」 
 するとまた、彼女が僕のあそこをシコシコし始めた。 
「フユ様、赤ちゃんみたい♡」 
 それを聞いて吸うのをやめるような僕ではなく、むしろ両手で軽く乳を持って吸い始める。先ほど出したばかりなのに、また僕のあそこはビンビンになった。 
「そろそろですかね」 
 彼女は僕をおっぱいから放した。 
「じゃあっ」 
 今度は責められないだろうと、むしろこっちが責めてやろうと僕をしていた。だから、僕はとりあえず上体を起こした。 
「それはダメです」 
 その声が聞こえたかと思うと、またベッドに沈められた。 
「……え?」 
「ダメですよ、今日は私が責めるんですから」 
「そんな……」 
 僕は騎乗位を覚悟し、一息ついた。だが、彼女がやろうとしたのは別の体位だった。 
 バイオレットは僕の足をまた僕の頭の方へ折りたたんだ。 
「ちょっ、これって……」 
「そう、種搾りプレスという体位です。あなたが責められ足を開き、私が腰をたくさん振ってあなたをイカセられるのでちょうどいいかと思って」 
 そんな、さっきと一緒じゃないか。僕はそんなことは言えない。彼女は僕の足を折りたたむと、僕のあそこに秘所をあてがった。
「ごめんなさい、はじめての挿入がこんな恥ずかしい体位だなんて」 
 彼女はそう言うと、僕のあそこを沈めた。 
「あっ。あっ」 
 ぼくは初めての女陰に喘ぎ声をあげてしまう。うごめくそこは僕を絶頂へと駆り立ててくる。 
 僕の表情に彼女は微笑むと、長いマズルを僕の口へ近づけてきた。そして、彼女は腰を振る。これはまさしく真逆の正常位で、羞恥心を増加させた。 
 そして、彼女は急に口を離すと、今度は僕の首元に牙を突き立て、腰を振りながら低い声でこう言った。 
「私はまだ許してませんからね」 
「え……」 
「ハア。ハア。嘘をついたこと」 
「で、でもあれは既に解決したことじゃ……」 
「違います!あなたは……ハア、私に謝ってくださいましたか?」 
「あ、それは……」 
「謝ってませんよねっ!ああっ……」 
「だって……」 
「言い訳はっ……ハッ、聞きたくありません。あんっ。許してほしかったら、私に『ごめんなさい』を連呼しながら逆レイプされなさい」 
 「逆レイプ」、「されなさい」。この言い方に僕は興奮が高まってしまう。 
「それだけじゃありませんよ。……ハア。そのくっさいザーメンで、私に種付けさせられなさい♡」 
「あ、安全日ですか?」 
「いっ……いえ、完全に危険日です」 
「そんなっ、妊娠しちゃうじゃないですか」 
「わたしとっ、子作りするのがっ……そんなに嫌なんですか?!」バチンっ。 
 彼女は一段強く腰を打ち付けた。 
「え、でも、僕まだ15歳……」 
「大丈夫ですっ。この世界では普通です。それとも私がっ……あなたを育ててきた私が……子育てができないとでもいうおつもりですかっ!」 
「ち、違います!」 
「だったら、安心して私の中に好きなだけ出しなさいっ!」 
「わ、わかりましたぁ!」 
「でも、まず謝ってくださいね」 
 彼女の腰の振りはどんどん早くなってきている。僕は、その動きに合わせ、謝り始めた。 
「ごめんなさいっ。ごめんなさいっ」 
 彼女は満足そうに微笑むと、僕の体におっぱいを密着させ、首元に牙を突き立ててきた。思わず恐怖心が生まれた。 
「ごめんなさいっ、ごめんなさいっ、ごめんなさいっ……」 
 なのにどんどん興奮してしまう。僕はどれだけMなのだろう。 
「ごめんなさいっ。ごめんなさいっ、ごめんなさいっ……」 
 バイオレットは、僕に牙を突き立ててくるのをやめると、ディープキスをした。僕の口を長いマズルと舌で犯してくる。 
「ハア……ハア……フユ様。フユ様……」 
彼女はそう言いながら、僕の鼻を香しい匂いで満たす。

もう無理だった。幼いころから僕を見守ってきたバイオレットが、僕に種付けさせようと、僕の全感覚を犯し、責めたててくる。彼女との思い出が僕の頭にフラッシュバックする。 
「あのっ、あのっ……バイオレットォ……」 
「ハア。何ですか?ああっ。」 
「もう限界です!」 
「奇遇ですね。私もそろそろです」 
 彼女はそう言うと、僕の体にのめりこみ、顔を近づけ、より一層強く抱きしめる。彼女ももう限界だということが伝わってくる。 
「いいですかっ♡あなたがパパになるんですよっ♡」パン!パン! 
 そうか。僕はパパになっちゃうんだ。ずっとあこがれてきたバイオレットに全身犯され、種付けさせられ、彼女をママにしちゃうんだ。そう思うと興奮が止まらなかった。 
 より一層彼女が抱きしめたことによって、僕の世界は彼女の匂いで満たされる。 
もういく……いっちゃう……! 
「ハッ!バイオレット!イっちゃう。種付けさせられちゃうっ!」 
「私もっ♡イッちゃうのっ♡ああん♡」パン!パン! 
 彼女はこれ以上ないくらいにスピードを早めた。心臓の音も高まっていく。 
「イってっ♡あなたっ♡中にたくさん出してぇぇぇ♡♡♡」 
「イクううっ!!!!ああっ!!!!!」 
どどぴゅっ。どぴゅっ。ぴゅっ。 
「アアアアアン!」  
 二人は同時に叫んだ。 
 そして、心臓が収まるのを待つ。 
「はいっ、事後のおっぱいですよ♡」 
 彼女は僕にまたおっぱいをくれた。 
 なんだかあたたかい。眠気がする…… 

「まだ寝かせませんからね」 
「ん?」 
 僕は目を見開いた。 
「基本的に獣人の母乳は強精効果がありますから……」 
「……ってことは?」 
「母乳を飲む限り、何回でもし放題ってことですよ♡」 
 ……まじすか……。 
 ってことで、僕はまたバイオレットに襲われた。 
 確か10回は中に出したはずだけど、そこから先はあまり覚えてない。 



 僕が起きたとき、僕は彼女の部屋のベッドで眠っていた。しかも服を着て。 
 彼女が服を着せてくれたのだろう。 
 そのとき、ドアをノックする音が聞こえたかと思うと、エプロン姿のバイオレットが姿を現した。 
「起きるのが遅いですフユ様。そろそろお昼ごはんですよ。オムライスにしてみました」 
 彼女はいつもの笑顔でにっこり笑った。 
 昨日の姿はどこに行ったんだ。 

……やっぱり彼女にはかなわない。     おわり