今僕は田舎にある実家の離れに1人正座をさせられています。
家具なんかは何も無く、今まで一度も入ることができなかった部屋で、夜なのに明かりも何もないのでとても怖いです。
家族の説明だと、珍しいことに僕の家は代々狸様を祀っていて、ここはその狸様に将来の祝福を授かる儀式を行う場所らしいです。
なぜかいきなりお父さんに、お前も資格が備わったから狸様に見てもらうと言われ、小学校をお休みして連れてこさせられました。
絶対に目を開けてはいけない、声を出していけない、儀式が終わるまで部屋を出てはいけない、という決まりごとがあるけれど、
代々やってきたことで、すぐ終わるらしく一人ぼっちでちょっと怖いけど、ギュッと目を瞑って我慢です。

 しばらくすると部屋の中に甘い匂いがして、誰かいるみたいに感じました。

(誰?お母さんかな?でも嗅いだことのない良い匂い…)

コトッコトッと足音が僕に近づいてきます。匂いもだんだんと強くなります。

(なんだろ、ギュッて抱きしめられた時のような幸せな匂い…これが狸様???)

足音が僕の目の前でとまり、サワサワッと全身を触られる雰囲気がした後聞いたことのない声がしました。

「へ~、今まで見たことない色だね、それに力も強い、誠司君はこんな感じだったのね、ふ~ん・・・へ~」

 聞いたことのあるような無いような若いお姉さんの声です。ただ、なぜその声の持ち主がなぜここに来たのか、わけがわかりません。
匂いが頭をくらくらさせているのか、狸様とはなんなのか、色ってなんなのか、なんで名前がわかるのか、
考えれば考えるほど頭の中がグラグラします。その後どんどん暖かい場所に落ちていくような感じになって来た時、

「ふふっ、かわいいの、食べちゃいたい、こんなの初めて」

 そのお姉さんが動いたかな~と思った瞬間、いきなり頭を撫でられたのでゾゾゾと背筋に寒気がはしりました。
僕はびっくりして驚いてしまって、決め事にあった目を開けてはいけないを破ってしまいました。

 (あっ、どうしよ)

 目を開けてしまっては仕方がないので、お姉さんの方をみた所そこにいたのは人では無く、狸でもないぼんやりと光る女性っぽい形をした”何か”でした。

「えっ!!!」

 さらにびっくりして声を出してはいけない、二つ目の決まりごとも破ってしまいました。

「あれっ!」

 その光った”何か”も驚いています。僕はもうなんだか怖くなって、泣きたくなって、兎に角ここから逃げ出したくなったので、
勢いよく立ち上がり、部屋の扉めがけて走りだします。

「待って!」

 ”何か”が僕の腕をつかもうとしてきたので、掴まれまいと僕は奇声をあげて涙を流しながら、ダダダッと全力で部屋からでました。
三つ目の決まり事なんかもう関係ないです。怖くて逃げたくてどうしようもありませんでした。見てはいけない物をみてしまった、
食べられそうになった、頭の中をそんないろいろな不安が駆け巡り、

「うわぁあああああああ」

 僕は叫びをあげながら家族みんながいる母屋へと逃げ出しました。後ろを振り返る余裕もありません。

「お父さん!お母さん!お父さん!おばあちゃん!」

 玄関を力いっぱいにあけ、リビングの扉をこれまた力任せに開けて、僕はお父さんやお母さんを求めました。

「お、誠司どうした?面白かったか?な、簡単ですぐ終わったろ」
「おおおお、お父さんあれ何!、あれ何!」
「おお、あれか、よくわからんけど声が聞こえたろ?」
「ででででもっ!声じゃなくて!声じゃなくて!」
「ん???誠司どうした?そんなにあわてて、一生に一度の出来事だからって驚きすぎだろ」
「でもあれってあれって」
「まぁ確かに、何もないのに声だけ聞こえるってのもおかしな話だが、貴重な体験ってやつだな」
「違う!違う!幽霊!幽霊!」

「ん?幽霊?あれは幽霊じゃなくて俺たちを守ってくれてる狸様の声だ、お父さんもおじいちゃんもひーじいちゃんもみーんな聞いてきたんだ」
「声じゃなくて幽霊がいたんだよ!、約束破っちゃったから幽霊がでてきたんだ!」
「約束?決まり事か?あれは単なるおまじない程度だ、目を閉じてろなんて守れるわけないって、俺も開けてたし」
「でもいたんだよ!怖かった・・・」
「う~ん…それはきっと狸様に見初められたのかな???見えたなんて初めてのことだが、まぁ悪いことじゃないから運がよかったと思いなさい」

 どうも話が全然かみ合いません、僕とお父さん達とでは経験したことがまるで違うみたいです。
お父さん達の時だと名前を呼ばれて、頑張れだとか祝福してやるとか声が聞こえて終わりで、僕が体験した触られる、食べられそうになる、
幽霊がでるということはなかったみたいです。なぜお父さん達と違い僕に不思議が起こったのか不安がいっぱいでしたが、
お母さんにもう遅いから早く寝なさいと言われて寝るしかなかったので、用意された僕の部屋に入り布団をかぶりました。

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 (はぁ…はあ…う、動けない!なんで!どうして!)

 その夜、眠りから気づくと何かに邪魔をされて動くことができません。手足を見ると布団や毛布も何もなく、
真っ暗な空間から伸びた紐が手や足をがちがちに縛っています。いくら動かそうてしてもまるでビクともせず、1cmも動かすことができません。

(な、なんで僕縛られてるの!?どうして?)
「…あ…ウ……」
(声もでない!)

 助けを求めて声を出そうにも口から細々と空気が漏れるだけで、声がでません。必死に叫ぼうとしても全然効果が無く、

(助けて!助けて!)

 顔が真っ赤になるほど助けを呼んでも誰も答えてくれません。次第に僕は死んじゃったのかな…幽霊に食べられちゃったのかな…と不安がこみあげて
涙が止まらなくなりました。もう戻れない、お父さんにもお母さんにも会えない、ごめんなさい、ごめんなさいと自分を責めてさらに涙がでちゃう。

「…じ…きて…せ…じく…おきて…」

 ふと、僕を呼ぶ声が聞こえてくると同時に、何か優しい雰囲気が漂います。

「せいじくんおきて…誠司くん」
「うぅ…」

 どうやら今まで見ていたのは夢みたいで、重い瞼をあけるとまだ夜中だけど、そこは僕が寝ている部屋でした。
かなり汗をかいていたっぽく、体中が少し気持ち悪いです。怖い夢から覚めた安堵でフゥと一息入れることができたけど、気づいたことに
手足がまるで動かない、夢から覚めたと思ったのに金縛りは本物でした。

「ううぅ…金縛り怖い…」

 僕が体験する初めての金縛りです。声だけはでるので大声を出し、父母でも呼ぼうとした時ふと布団の横に見慣れない何かがいました。

「誠司君…起きた?」
「えっ!誰?! お母さん?」

 一瞬お母さんが僕の金縛りを感じて横にいてくれたのかと思ったのですが、目を凝らしてみるとお母さんではない女の人が一人座っていました。
ボブカットというか短めというかそんな髪型に、中学生ぐらいに見える可愛らしい容姿。なぜか巫女服。そもそも女の人がここにいる時点でおかしいけど、
そんなことよりもっと大きな違和感、その違和感は……この女の人…僕の家の近くあるアパートに住んでいて、
周りのみんなから”ちっちゃい姉(ねぇ)”と呼ばれ(僕はちゃんとタエさんと名前で呼ぶけど)子供からの評判が良く、社会人だけど齢に似合わない
若い容姿と現代にはあまりない名前のよく知った女性がここにいることでした。

「誠司君、お・は・よ」
「あ、あれ?た…えさん…だよね?」
「そうだよフフ…」
「なんでタエさんがここに?」
「さて、なんででしょう」

 とにかく不思議なことだらけです。体は動かないし、田舎に来てるのにタエさんが隣にいるし、サワサワッと頭を撫でられるし、
もう全然本当に意味がわかりません。

「・・・・・・ねぇ、なんでタエさんがここにいるの?」
「あててみて」

 あててみてと言われても、つながりがまったくわからない現状どうしようもありません。

「じゃあこれでわかる?」

 頭を撫でていた手を放すと、タエさんは寝ていた僕を起こしつつ優しく包むように抱き着いてきました。柔らかく暖かい感触が僕を包みます。
母親とおばあちゃん以外から与えられる初めての感触です。抱きしめたくなる思いが湧き上がりますが、金縛りの現状手を出せません。
そしてタエさんから漂う甘い匂いも、恥ずかしいんだけど僕を幸せへと誘います。

「・・・・・・あれ???この匂い…」
「わかった?」
「え~っと…これって…儀式の時の…匂いに似ているような…」
「そうだよ」
「え、でもあの幽霊の・・・あ、、、、あああああの幽霊の!」
「幽霊違う!勝手に幽霊なんかにしないの!」
「じゃ、じゃああれってタ・・・エさんだったの?」
「そう、あれは私、う~ん厳密に言えば精神体に近いっていうかまぁそんな感じだったんだけど、私で間違いないよ」
「でもあそこって狸様の場所って」
「まだわからないかな?しかたないか…うん、私が狸様ってこと、狸、狸さんでまちがいないね」

 全然まだよくわかんないけど、狸様がタエさんだった、だからあの場所にタエさんが来たと…???

「タエさんって神様だったの?」
「私が?いやいや、私が神様ってそれはないない、私はただの妖怪、あやかしとかそんな感じ、まぁ私自身狸の妖怪から生まれたんで狸ってわけでも…
 なんていうかなう~ん…狸であって妖怪で妖怪で狸で…よくわかんないや狸にもなれるけど、そのうち見せてあげる」
「でもうちじゃ祀ってるって」
「う~ん祀られてるというか、昔私がヘマやってあなたのご先祖に助けられたの、で、その恩を返そうと思って、
 精通や初経で成人した子にがんばれ~とか怪我をしないように~とか軽い術をかけてたら、いつの間にかなぜか神格化しちゃって」

「しんかくか?」
「ま、いろいろあって守護霊みたいになっちゃったってこと、なぜか先祖代々あなたの家の人は私がこの地にしかいないと思ってるみたいだけど
 ずっと近くにいたんだよね、だからいま向こうのアパートに住んでたんだけど」
「そうだったんだ」
「そう、見守ってたわけ、で今回誠司君が精通、ま、射精ね、したからわたしの所によこしたわけ」
「ぼ、ぼくのしゃ、しゃせいって」

 ああ顔から火が出そう。女の人に僕のプライバシーを知らわれるって本当に恥ずかしいです。今僕の顔は真っ赤だと思います。
そして顔を隠したいのに手が動かせないので、タエさんに見られて余計恥ずかしい。

「誠司君かわいい、まぁ別にあの場所でする必要はないんだけど、家のしきたりを守るのっていいことだと思うよ、
 ただいつもと違って問題がおこっちゃって」
「問題?」
「そう、問題、本当なら私の術が回って声だけ効いて終わり、それで私を見ることはない、でも誠司君にはそれが通じなかったってこと」
「色とかなんとかって」
「そうそう、気というかその人本来の色があるんだけど、家系的、いやそれどころか今まで見たことのない素晴らしくてきれいな色なの誠司君は、
 それで凄い強い力ってこともあって私の術があんまり回らなかったみたいね、で、私をみた誠司くんが驚いて逃げたと…」

「ご、ごめんなさい…」
「あやまらなくたっていいよ、責任とってもらうからこの金縛りもうそう」

 タエさんが抱擁を解き、僕を再度布団へと寝かせました。

「な、何するの?」
「え?そんなの一つしかないじゃない、いいこといいこと」
「いいこと?」
「そうそういいこと、誠司君ぐらいの力があるなら私の旦那様にしてあげていいよ、こんな気持ち初めてなんだから、百年以上生きてて
 旦那様にしたい、この人に添い遂げたいなんて思ったことなかったけど、誠司君だけは別でね、触った瞬間にもビクッ!と来ちゃって…
 まぁ前からこの子可愛いとは思ってたんだけど、何せ成人にならないとその人の色や力がわからなくてね~」

 タエさんが説明しながら僕の服に手をかける。

「やっぱり、上は着たままが乙よねぇ下だけ脱がしてぇ」
「あう…なんで…脱がすの?」

 毛布自体は掛かっていなかったので、楽にタエさんは動かない僕の体からズボンを脱がしていく。
僕の地肌にふれるタエさんの手が暖かくて、とても気持ちがいいそして恥ずかしい。

「ふ~んふ~ん♪、あ、ブリーフ、やっぱり小学生はこれよね、これしかないよね、トランクスなんて中二からで十分だよね」

 (なんでだろう、今の一言とっても恥ずかしかった、隠れたい、隠したい、うぅ)

「た、たえさん?」
「な~に?」
「タエさんってへ、変態なの?」
「へ、へんたいちゃうし、いや、うん変態かもしれないね、年下のかわいいショタにこんなことしてるんだから完全に犯罪だよね」
「は、はう~」
「いやほんと、日本とか素晴らしいよね、エロコンテンツすさまじいというか、妖怪だって乙女ゲーしますエロゲーしますなんて今の世の中ふつうだからね~」
「そんなの僕しらないよ…」
「ま、そのうちわかるって、いや、私が教える、教育します、誠司君をエロの権化に変えてみせます」
「な、何言ってるかわからないよ」
「フフン」
「ああ!」

 いきなり股間に何かがこすれる感触、金縛りの影響で首は上がらないけどタエさんがたぶんパンツの上からチンチンをこすっていることはわかる。
早く、弱く、遅く、強く、タイミングを変えつつ僕のチンチンを擦ってる。オナニーを覚えたばっかりで自分でこすることも始めたばかりだったけど、
こんなの体験したことがないそれほど気持がちいい。

「あ、大きくなってきたね」
「わあぁ」

 ビクンビクン、パンツの中でチンチンが大きくなったと思ったら、精子が出ちゃった、恥ずかしい、でも気持ちいい。
女の人にやってもらうだけでこれほど違うだなんて、腰から下が違う何かになってしまったみたい。

「ハァ…ハァ…」
「いっちゃったねぇ、誠司君本当にかわいいねぇ」

 声がでない。もうやめてって声をだしたいのに、声がでない。そしてなぜかタエさんしか僕の目に写らない。

「それじゃあ御開帳~」

 タエさんがパンツを下していく、出した後の精子が肌とこすれて、すこしだけ気持ちがわるい。

「ブリーフが重いねぇ、どうしてかな~フフフ…えいっ!」

 ズルッといっぺんにパンツを下されてしまい、今タエさんの目の前に、ぼくの大きくなったチンチンがあるわけで、見られたくないけど
続けてほしいのと、でもやめてほしいのと、いろいろな感情が入りまじり声をだすことができない。はぁはぁと呼吸をするので精一杯だ。

「ビクビクしてるね…私の手、気持ちよかった?じゃあ直に触ってあげるね」

 触ってあげるといわれた瞬間僕のチンチンがビクッっと反応する、僕の気持と関係なく、触ってと叫んでいるみたい。
触られるまでの数秒がまるで、注射針を刺す時のようなまだか、まだか、みたいな長い長い時間に思えてくる。

「えいっ!」
「はあぁあう!」

 ギュッと勢いよく僕のチンチンにふれるタエさん。信じられないような暖かさとぬくもりが僕の背筋にまで伝わってくる感じ。

「誠司ちゃん…すごいね、触った瞬間、さっきよりもっと大きくなった、やっぱり大きい力と関係あるのかな?
 小学生でこの大きさはあんまりないと思うんだよね、旦那様のあそこが大きいってうれしいことなのかな?
 でもチンチン握りながらこんなこと考えるなんて私もおかしくなってるのかなぁ」

「ハァ…ハァ…」

 タエさんがグニュグニュって強弱をつけてチンチンを握ったり離したり繰り返す。
もう僕の下半身はチンチンにしか感覚がない、痺れるような熱い何かかが僕をおかしくする。

「あっ…う~ん、やっぱり誠司ちゃんのを握ってるだけで濡れてくるなんて、私もとんでもない変態かもね、
 誠司ちゃんは身動きとれない状態でいじめを受けて興奮する変態で、私はショタをいじくって興奮する変態で、これはいい夫婦になれると思う」

 いつの間にやら”ちゃん”をつけて呼ばれるようになったのと、タエさんも自分の股に手を入れて何かを弄っていた。
僕の精子まみれのチンチンとは違う場所からクチュクチュと音が聞こえてくる。

「そろそろ私も脱いじゃおっと、やっぱり誠司ちゃんも下だけ脱いだ私に興奮する?そうだと良いな、着エッチってなんかいい響きだと思わない?」
「よく・・・わかんない・・・」

 タエさんが脱ぐのにチンチンを擦る手を止めたので何とか、返事をすることができた。

「じゃあこっちを見て」

 タエさんが僕の頭を動かして、タエさんを見やすいように横にしてくれる。

「脱いでいくから見ててね、誠司ちゃんとおんなじように上は着たままで~」

 スルッスルッっと袴が下に落ち、窓から入る月明かりがタエさんのショーツを照らす。
ちっちゃい姉と言われるだけあって、体型は小さいけれど下着姿の女性というのは、小学生の僕でもとても興奮してしまう。
なぜだかわからないけど、あの裏側には何があるのだろ?どんな物が隠されているのだろう?見れるのかな?見せてくれるのかな?
そんな欲情がどんどんわいてくる。その度にチンチンがビクビクと動いてしまう。

「次はパンツ…」

 パンツに手をかけたタエさんだけど、そこからなかなか動かない。僕のチンチンは降ろせ!降ろせ!と自己主張しているけど、どうしようもない。

「え~っと…やっぱりいざとなると恥ずかしいもんだね、でもここまできたら仕方がないし、よいしょっと」

 タエさんが徐々にショーツを降ろしていく、家族以外で初めて見る女性の神秘的部分、
昔見たお母さんのだと毛があってモジョモジョしててなんか変なのと思っていたけど、タエさんのは毛が少なくて綺麗で、僕の頭をおかしくする、
いい臭いが漂ってくる感じがする。そしてショーツが股の部分から離れる際、糸みたいのがツゥーーーっと引いた。

「えへへ、私のあそこもぐしょぐしょ、糸引いちゃった…恥ずかしいね」

 タエさんも恥ずかしいみたいだ、やっぱり誰にだって自分の裸を見られるのは恥ずかしいよ。

「ねえ?みえる?わたしの」

 タエさんには悪いけど今の僕にはそこしか見えない。

「……うん、見える」
「へへへ………うん!今から私のここは誠司ちゃんの物になります、だからもう一生わたしから誠司ちゃんは離れられません」
「僕の?」
「そう誠司ちゃんの、幸せ者だね、それでこれからどうするかわかる?」
「……わかんない」
「わかるくせに…よいしょっと」

 のそのそと僕の上にゆっくりと乗っかってくる。重たさは感じない、それどころか心の中に何かピンク色で満たされる。そんな感じがする。
横を向いた僕の頭をつかんでタエさんのほうを向かせ直す。

「まずキスしちゃうね」

 ゆっくりとタエさんの顔が近づき、唇と唇が触れ合う。チュッっと触れ合うだけの軽いキス。
なぜだかわからないけど体がボオッっとなる。軽いキスだったはずなのに何時間そうしていたんだろうと錯覚させる。

「舌を絡めるのは今度にしようね、ずっと一緒なんだし、楽しみはね取っておかないと」
「はぁ…はぁ…」

 (舌を絡めるキスって、今のキスよりもっと上があるの?僕死んじゃうよ?)

「それじゃあ、はい!お見合いします」

 都さんが僕のチンチンの上に腰を動かして都さんのあそこと僕のチンチンを触れ合わせる。

「あああ!」
「ダメ!我慢して!」

 触れ合った瞬間に出そうになったけど、タエさんがそれを止めさせる。いいじゃない出させてくれても気持ちいいんだから。

「今出しちゃだめ、もっと気持ちよくなるから、それからね」
「………わかった…」
「……誠司ちゃんちょっとお話しましょ、そんなに時間かからないから」
「うん……」
「私誠司ちゃんのこと大好きだけどね、力とかそんなの関係ない、誠司ちゃんが生まれたときから好きだったの」
「生まれたとき・・・・・・から?」
「うん、ずっとみてた、守護する立場もあったし、それに、私こんなことするの初めてなんだ、人の姿をして普通に生活してきたけど、
今まで雄の狸なんか興味なかったし、特に力の無い一般人相手にも興味がわかなかったんだ・・・」
「…………」

 真剣な話みたいだ。僕の肩に乗っている手に力が入ってるのがわかる。

「まぁ見てくれがこんなのだからわかると思うけど、やっぱり力のある女性妖怪って人の性吸ったりとかで妖艶ていうかさ
 フェロモンだしまくりって言うかさ、スタイル抜群だったりするのね、だから私大きいことできるほど全然力ないんだ」
「………」
「信仰があったりすれば別なんだけど、誠司ちゃんの家だけだったしね、それでね……」
「うん」
「こんな私でもいい?」
「タエさんのこと僕すきだよ」
「本当に私でいい?ちっちゃい姉でも?狸でも?」
「嘘はつかないよ」

「ありがと……それならね!私を愛してくれる誠司ちゃんに私の初めてあげちゃう!動物妖怪だから膜とかないけど初めてあげちゃう!」
「よくわからないけどうれしいな」
「誠司ちゃん大好きだよ!それと、誠司ちゃんのためにビックサプライズがあるんだけど……後で教えてあげるね!」

 タエさんが僕の硬いチンチンをびちょびちょに濡れたあそこにあてがう。それだけで出したくなる状態だったけど、
タエさんの気持を無駄にしたくなかったので我慢する。

「わかった」
「じゃあいただきま…すぅ!」
「ああ!」

 いただきますとと同時にタエさんは腰を一気に降ろし、僕のチンチンがヂュヂュヂュと大きな音を立てて、信じられない程あったかく狭い所へと入っていく。
言葉に言い表せないほどに、タエさんの中の壁が僕のチンチンをいろんな箇所で締め付けて動く。

「ああっ!」

 タエさんの叫びと同時にすごい速さで中が縦に横に絞るように動き出す。もちろん僕に耐えられるわけもなくて、
背中からチンチンにかけて全部持って行かれる感じで精子が飛び出ていく。

「うああぁあ」
「出てる!誠司ちゃんの出てる!」

 ビュービューと僕の情熱のすべてがタエさんの中へと登っていく。一向に止まる気配がない。
そしてタエさんも僕の精子を一滴も漏らさないように激しく吸い付いて、僕を放さない。

「はぁ……はぁ……せ、せいじちゃんの精子…おいしいね……」

 おいしいとかおいしくないとか今の僕にそんなことわからない。ただ、タエさんの中に全部だしたくて、それだけを考えてる。

「いれてちょっとすぐだったのに、はぁ…いっちゃった…セックスってすごいね、はぁ…はぁ…誠司ちゃんとの相性なのか…な?」
「はぁ…はぁ…タエさん…タエさん…」

 僕のチンチンは全てを放出したのにもかかわらず、その堅さは更に増すいっぽうで、もっとしてもらいたい。
もっと入れていたい。もっと出したい。このエッチな考えだけが今の僕のすべてになってしまった。

「私、誠司ちゃんの物になっちゃった…それに…まだ全然堅いね、これじゃあ終われないもんね、う、んん、動くね」

 グチュ…グチュ…エッチな音を立てながらタエさんの腰が上下に動く。

「ああっ!」
「誠司ちゃんももっと奥が気持ちいいよね、私も頑張るね」

 腰が一番下まで降りた所からさらに体重を乗せて奥へ奥へと力を込める。

「うんっ、くっ、はぁあっ、届く!届く!誠司ちゃんのが子宮に届いてる!」
「あっっ!たぁえぁさっ!ああっ!ねえ…ちゃん!おねえちゃん・・・!お姉ちゃん!お姉ちゃん!お姉ちゃん!気持ちいい!お姉ちゃん気持ちいい!」

 ”タエさん”と言う言葉の呂律がまわらなくなり、言いやすいお姉ちゃんの言葉しか声をだすことができない。
僕もタエさんもただ、気持ちがいいから精子を出したい!気持ちがいいので精子が欲しい!この欲求だけにしたがって、腰を動かして、
奥をめざし、締め上げて溶かしあう。もう何も考えられない、今死んでもいい。出したい、全部出したい!タエねぇに全部出す!
その瞬間僕の頭の中に雷のような電気が走った。

「・・・・・!!!!!」

 声がでない、息もできない。僕は天国に行ってしまったみたいだ。

「あっああああ!!」

 タエねぇが凄い声で叫んでる、でも僕は目を開けれない。気持ちが良くて何にもできない。

「・・・・・・かぁっはああっ!」

 やっと息ができる場所まで戻ってくるとタエねぇは僕の上に倒れ掛かり、ふうっ~ふうっ~と息をしていた。
僕のチンチンはどうなっちゃったんだろうか、タエねぇの中からビュウュウウウ!ビュウュウウウ!と何かを大量に流し込む音だけがきこえる。

「はぁ…はぁ…」
「ふぅ…ふぅ…」

 僕とタエねぇの息遣いだけが部屋に響く。タエねぇも動けないみたいでピクリともしない。僕のチンチンはやっと感覚が戻ってきたみたいだけど、
まだピュッピュッと少しずつ精子を出しているみたいだった。

「・・・・・・せ、せいじちゃん…ふぅ…ふぅ…」
「何?タエねぇ」
「す…凄かったね…ふぅ…これは…はぁ…あ、愛してないとできないね」
「ぼ、ぼくも…死んじゃうかと思った…」
「今からこんなのって、はぁ…せいじちゃんの将来がこわい…私、耐えれるかな…」
「………」

 僕はまだタエねぇの中から抜け出せずにいたけど、時間がたつにつれて、二人の息も整ってくる。
目はまだ開けれないけど、全身の感覚が少しずつ戻り始める。あれ、でも僕の太ももに何かがあたってる感触がある。

「……あれ?何か…足に」
「ん?ああ、私のしっぽだね」
「……え…しっぽ?」
「んへへ、あまりにも気持ちが良かったから出ちゃった…ほら、今なら耳も出てるよ」

 目を開けてぼんやりと見えてきたのはタエねぇの頭にあるかわいい狸の耳だった。毛に覆われていて、もふもふしてかわいい。

「耳、かわいいね」
「そうかな、ありがとう、あっ、いつの間にか私のことタエねぇって…」
「うん、だってタエさんって言い辛いんだもん」
「ふふっ、でもタエって言ってくれていいんだよ」
「……え~無理だよ…で、それでねタエねぇ僕いつまで金縛りなの?」

 さすがに僕だっていつまでも金縛りなのは疲れる、変な筋肉痛になりそうだ。

「あれ?誠司ちゃん気づいてない?」
「何が?」
「金縛りなんてずっと前になくなってるんだよ」
「えっ?でも体は動かないけど…もう解けてるの?」
「うん、誠司ちゃんのを入れる前ぐらいから解いてあげてて、さっきも誠司ちゃん腰いっぱい動かしてたから、解けてるのわかってると思ってた」
「動いてた…本当?」

 そういわれてみれば、どうもいっぱい動いていたような気がする。ためしに腕を上げてみると……簡単に腕があがる。

「あ、本当だ!」
「う~ん、誠司ちゃんってかなりMなのかもね、教育のしがいがありそう」
「えむ?」
「んふ、今はいいの、それじゃあね、上だけ起こして、あ、あとまだぬいちゃだめだから気を付けて」
「うんわかった」

 とりあえず、タエねぇと繋がってる所を抜けないように、上半身だけ起こす。チンチンが半分ぐらいの大きさになっちゃったから気を付けないと抜けそうだ。
うまく工夫してなんとか僕とタエねぇが向き合う形の体勢になる。よくみると二人とも服がべたべたに汗でぬれてる。
そして、いくらタエねぇが小さいからってやっぱり重いな。

「しっぽ大きくて触ったら気持ちよさそうで、可愛いね。」
「私のしっぽは気持ちいいよ~ちょっとだけ自慢…だけどっ」

 タエねェが僕の背中に腕を回してギュッと抱きしめる。汗で気持ちが悪いはずなのに、全然そんなこと浮かばなくて、タエねぇの暖かさが伝わってくる。

「ふふっ、本当に私幸せ」
「うん、僕も」
「ほかの人が見たら私たちって子供がセックスしてるって見られるのかな」
「え、僕子供だよ」
「あはは、そうだったそうだった、私犯罪者だ」
「でも妖怪って警察に捕まるの?」
「そうね~妖怪には法律なんてないって・・・なんてね、それじゃあ決め文句をひとつ、この作品に登場する人物はすべて18歳以上です!」

 なぜだか全然タエねぇとの会話が終わりそうにない、言いたいことがいっぱいある、聞きたいことがいっぱいある。
言葉が次から次へと出てくる、楽しさがどんどん増える。

「あ、そうだ!エッチする前に行ってたサプライズなんだけど聞きたい?」
「うん、聞きたい、何かくれるの?」
「あげるといえば、あげるんだけど……ちょっと時間がかかるかな」
「???」
「えっとね?、誠司ちゃん排卵日って知ってる?聞いたことある?」
「はいらんび?」

 聞いたことのない言葉。

「あ、まだ習ってない?」
「聞いたことない、習うの?」
「え~っとそれじゃあ、卵子って聞いたことない?」
「あ~それなら学校でちょっとだけやった」
「そうそう、その卵子なんだけど、その卵子が女の子のお腹の中にでる日が、ま、排卵日ってことで覚えておいて」
「うん」
「でね、卵子がお腹の中にあって、男の子の精子と出会っちゃうとどうなるかわかる?」

 (これも授業でちょっとだけやった…たしかじゅせい?だったかな)


「じゅせいして赤ちゃんができるって」
「うんうんそうそう、それでね訓練すれば妖怪って排卵…卵子を出すのをコントーロールできるの、性を吸って生きる妖怪もいるくらいだからね
 コントロールできなきゃ妖怪だって赤ちゃんポンポン生まれちゃうから」
「妖怪もあかちゃんできるんだ」
「できるよ~人間と間の子も結構いるのよ、だから隣の子がもしかして妖怪だったなんてあるかもしれないね」
「へぇ~」
「それでね、おねえちゃんなんだけど…誠司ちゃんとエッチする前に排卵しちゃってるの…
 いや、まさか適当に性魔の友達に教えてもらったスキルがこんな所で役に立つとは思ってもいなかったけど」

「・・・・・・あれ?それじゃあタエねぇのお腹の中に卵子がいるってことになるんじゃ…」
「ご明察!、お姉ちゃんの卵子がね、誠司ちゃんの精子に会いたいよ~会いたいよ~って今出てきてたの」
「あああれ、それじゃあ僕、タエねぇのお腹の中に一杯精子だしちゃったよ!」

 タエねぇがニヤニヤと笑ってる。

「そうね~いまごろ誠司ちゃんの精子が、私の卵子と合体したい!合体したい!って突き進んでるころね~」
「でもそれじゃあじゅせいしちゃうよ!」
「うん、受精しちゃうね~誠司ちゃんのチンチンで精子が漏れないように蓋もしてるしね~」

 僕はすぐにチンチンをタエねぇの中から抜こうとしたけど、どうやってもタエねぇが邪魔をして抜くことができない。

「だめよ、私から逃げちゃ」
「で、でも、赤ちゃんできちゃう、赤ちゃんできちゃうよ!」

 タエねぇが足も僕の腰に回してぎゅう~と僕を締め付ける・・・・・僕が逃げる場所はどこにもない。

「できちゃうんじゃなくて、作ってるんだよ、誠司ちゃんとの赤ちゃん、誠司ちゃんの力があれば、きっとすごい大妖怪が生まれるね」
「でも僕まだパパになりたくないよ!」
「ふふ、それに誠司ちゃんの性から力も吸えるし、私もスタイルが良くなれるよ、誠司ちゃんはどっちがいい?胸が大きいのと小さいの?
 なんとなく誠司ちゃんは今のままのほうがよさそうって雰囲気だけど、狸だからね、力さえあれば体を変身させるのは大得意よ」
「タエねぇちゃん離れようよ、ね!」
「誠司ちゃんって今5年生だったよね、じゃあ6年生の卒業式には十分間に合うね、私が父母の席に誠司ちゃんの赤ちゃんを連れていくから」
「タエねぇ僕の話聞いてる!ねえ!」
「それで、ハァ…卒業式のあと私のところに誠司ちゃんがやってきて、ハァ…私たちの赤ちゃんを誠司ちゃんが抱くのハァ…」

 どんどんタエねの息が荒くなる。僕の声は聞こえてないみたいだ。

「ハァ…僕は○学6年生で今日卒業しますハァ…僕には赤ちゃんがいます、ハァ…タエっていう奥さんがいてハァ…とても幸せです!って誠司ちゃんが言って
 写真をとるのハァ…ハァ…」
「お姉ちゃん!ねえ、お姉ちゃん!」

 僕は必死におねえちゃんをゆすったり、離れようとしますが、まったく効果なしです。

「萌える…萌えるわぁぁ、これこそエロゲを超える究極のハッピーエンド、私の人生の最高の一瞬!」

(ど、どうしよう…タエねぇがなんだかおかしいよ!こわいよ!)

「考えただけで逝きそう、力を持った若い旦那に、可愛いい赤ちゃん、しあわせな夫婦!そうよ!心配しなくていいからね、
 赤ちゃんも誠司ちゃんもちゃんと私が立派に育てるからね!」

「お姉ちゃん怖いよ…怖い…やだよ…うっうっ」

 タエねェが一人でどこか遠くへ行ってしまったみたいで、僕のことなんてどうでもいいみたいだ。それになんだか怖くて涙も止まらない。

「ふふふ、泣いたってだめよ~誠司ちゃんは二度と私から離れられないんだから、それに私を孕・ま・せ・た!責任もとってもらわないといけないし、
 だから泣き止もう、ね!幸せな明日を見つめましょう!愛し合う二人なんだから!」
「わ、わかったよぉ…グスッ、わかったから元にもどってよう…」

「誠司ちゃん大好き!チュッ!」

 タエねぇが僕の涙の後にキスをした、それでも涙はなかなか止まらない。止めたいと思うほどに涙が出てくる。

「う、うぅ…ぐすっ、うう…」

「あ、そうだ誠司ちゃん、私と別れようとか、お!も!わ!な!い!でね」
「ひっ!」

タエねぇの表情が一瞬で真剣になる。

「そんなこと言った時は…私も妖怪の端くれだし、 ど!う!な!る!か!わからないからね!」



-----おしまい。