俺は斎藤博人。24歳。どこにでもいる新米のサラリーマンで、彼女もまだおらず、東京の郊外で一人暮らしをしているごく普通の男だ。今日もいつものように
雑用みたいな仕事をさせられ、一日が終わる。まあ、まだ下積みである以上は仕方ないが、仕事という仕事をもらえ、彼女までいる先輩や上司がうらやましかった。

8/15 俺は盆に長崎の実家に帰った。盆正月に親戚一同集まり、ドンチャン騒ぎしたり花火をするのが斎藤家恒例の行事なのだ。実家は田舎の町にあるもんで、
すぐ裏には木の生い茂る山がある。その山を登っていくと、俺が幼少の頃から立っている祠がある。俺は毎年盆と正月にお参りするのは欠かさず、饅頭や菓子をそこに供えるんだ。

博人(以後は博)「ふう...なぜか坂がキツく感じるぜ..体力落ちたかなあ..。」
博人は祠に供えるための「東京ばなな」を片手に山を登っている。
しばらく登ってたら祠が見えてきた。
博「お、あそこだ! ターボブースター全開!」
と言って博人はガキみたいに祠へ向かって走っていった。彼は子供の頃よくこうやって登っていったもので、今でもここを登るときはついこう言ってしまうのだ。
博「着いた!疲れた~...。さて、これを供えなきゃな。」
博「おかげさまで、何とか就職ができました。仕事中に変なトラブルが起きませんように...。」
パン パン ペコッ
博「さて、そろそろ帰るか。」
ガバッ!!もふっ!
博「?!!」
博人が祠から立ち去ろうとした瞬間、彼の後ろからふわふわした何かが飛びかかり、抱きついてきた。
  • 「わあい、ヒロちゃんだ!ヒロトくんが来てくれた!会いたかった~」という若い娘の声がした。
博「い..息が.....。」
博人は、娘に首を締められていた。そのとき彼の頭の中では女なんかに殺されてたまるかという考えが頭の中をよぎっていた。

博「んなろ~!!」 ガッ!ギャッ!バサッ
博人は抱きついている娘にエルボーをかまし、何とか振りほどいた。
博「ゼエ..ゼエ..。何なんだよお前?!いい年して子供が大人にじゃれるみたいに飛び掛かって来やが...

博人は飛びかかってきた娘を見た瞬間、声が出なくなった。彼女は身長160~165cmくらいで、ワンピース姿。年齢は二十歳ぐらいですごく綺麗だ。そしてとても豊かな胸を持ち、
博人を誘うかのように、たゆんと揺れる。
そして、肘から下、膝から下、胸のあたりには毛皮のようなものが生えており、頭には狼?のような耳、そしてお尻にはフサフサした尻尾がついている。いわゆる典型的な獣娘というやつだ。

博(な...なんて可愛いんだろう....)
  • 「いたた~.....何するのさ!!」と獣娘。
博「こ...こっちのセリフだ!」
  • 「君、博人くんだよね?そうだよね??」t
獣娘が俺に話しかけてきた。
博「......俺の名をなぜ?」
  • 「え~、忘れたの?何度もそっちから顔出してくれたじゃん。私、この山に昔から住んでるのに」

もちろん、俺はこの娘になんか会った事はないし、こんな山の中には荒地や畑ばっかりで民家などはない。博人は、とりあえずこの娘を家まで送り届けようと考えた。
博「君の家はどこ?俺が送ってやるよ。」
  • 「ここー。(^∇^)ノ」
と獣娘は祠を指差す。
博「.......?君は僕を馬鹿にしてるのかね??(^^;)」
  • 「説明しないとわかんないか...私の名前は千雪(ちゆき)。この山の守り神として言い伝えられ、ここで祀られているヤマイヌの妖怪なの。」
(ヤマイヌ?守り神?そういえば親父が俺によく、「この山には山犬様が住んでいて、崖から落ちて気を失ってたとき、山犬様に助けてもらった」とか言ってたが、まさかそんなはずは...)
博「ヤ....ヤマイヌ?私からはどう見ても人間にしか見えないが...」
千雪「ああもう、ここまでしないと信じない?(♯`∧´)」
すると千雪の全身が毛で覆われはじめた。まるで狼男が変身するかのように...さらに、体も一回り大きくなり、巨大な犬の様な外見になった。それも幻獣図鑑で見た山犬そのものだった。
博「・・・す・・すす・・・・すげえ・・・」
博人はひどく驚き、目をパチパチさせていた。

千雪「どお?信じないとはもう言わせないよ。」
博「お.....恐れ入りました!先ほどのご無礼、どうかお許しくださいいっ!」
千雪「いやいや、土下座なんかしなくても...」
博「ははーっ!」
千雪「そんな時代劇の武士みたいな返事しなくていいの!堅っ苦しいのは苦手なの。それよりさ、ここ暑いからそっちの日陰に移動しようよ。」

-----数分後------

二人は祠から20メートル先にある大木の木陰に入って休んだ。そして千雪はもう一度人間に化け、大きな根の上に座っている。

博「ところでさ、なんで神様なのにワンピースを?女の神様って言うと巫女装束みたいの着てるイメージがあるんだけど...。」
千雪「そりゃ、神だってファッションぐらい楽しむわ。人間は結構洒落た格好するから、それに影響される神も少なくないの。」
博「へえ、そいつは意外だ。ファッション気にするってとこは、人間と共通なんだなあ。」
千雪「あと、ただ単に暑いからこんな格好になるってのもあるんだけどね。真夏に巫女装束なんか着ていたら蒸しあがっちゃうよ。」
博「確かに。想像するだけで熱中症になっちまいそうだぜ」

博「そういえばさ、さっきは何で俺にいきなり抱きついてきたんだい?」
千雪「だって、前の正月に来てくれなかったから寂しくて..」
実はその頃、東京では珍しく記録的な大雪が降り、エアラインも高速も止まってしまい、とうとう博人は長崎の実家には帰れなかったのだ。
博「いやあ、ちょっとその時はどうしても...」
千雪 「じゃあ交通の便が回復したら戻ればよかったじゃないか~!」
博「ゴメン.....(-_-;)」
千雪「いい?私たちは待たされると精力を消費するの。私は予定り半年以上も待たされたからいつもよりだいぶ消費しちゃった。だから....ね?」
と言うと、千雪は博人の股間に手をやり、ズボンの上からさすり始めた。
博「ちょ....おま...」
千雪「大丈夫、痛くしないから...そこに仰向けになって。」
博人は違う種族が交わってはいけないということはわかっていた。しかし、千雪の誘惑に負けてしまい、自分の身を彼女の思うようにさせてしまった。
千雪「はい、いい子ね。じゃ、精出すの手伝ってあげるから、いっぱい出してね♪」
博「何かさっきより色っぽくなったな、お前。」
千雪「そお?興奮してきちゃったからかな?」
博「だけどさあ、精吸われたら俺死ぬんじゃ....」
千雪「大丈夫、大丈夫っ!死なない程度に頂くからさ。」
博「死なない程度て....」
博(そんなこと言って、全部一気に吸うつもりなんかも...そうじゃなくても、俺を誘拐して永久に吸い続けるのでは?*1))))))
この時点で博人の中の不安はすでに恐怖に変わっており、もう逃げようと思った瞬間
千雪「でも、逃げたりしたらどうなるかわかるよね?」
博「!!!」
千雪が博人の心を読んだような発言をしのだ。それが博人には最高に効いたようで、博人は魔法をかけられたように動けなくなってしまった。
千雪「どうしたの??顔青いよ?」
博「いや......何でもないぜ...」
千雪「はは~ん、さては初めてだからキンチョーしてるんでしょ?大丈夫っ!私が優しく女を教えてあげるから。」
博「......(やっぱちょっと怖い)」
千雪「ちょっとごめんね。」
そう言うと、千雪は博人のズボンをおろし始めた。博人の肉棒はもうギンギンになっており、パンツにもっこりとお山をつくっていた。
千雪「んふふ...そんなにしたいんだ。だけどまだダーメ」
千雪はパンツの上から博人の硬くなったものを撫でる。千雪は精を吸うというより、男をいじるのを楽しんでいるようで....
千雪「こんなのはどう?」
コチョコチョ...
博「あっ...!やめっ...!」
博人は千雪の黒く長い髪の毛で股間をでくすぐられ、あまりのくすぐったさにおもわず痙攣する。

千雪「んー?どしたの?」
博「やば...それ....くすぐった....」
千雪「んもう、このくらい我慢しなさい!最近の男って情けないのね。」
そう言うと千雪は博人のパンツをおろした。
千雪「でも...大っきい..今までで一番大きいかも...。」
千雪「はむ...んっ、ちゅぷ....」
博「なっ?!!Σ(゚д゚lll)」

千雪は博人の肉棒をみた途端、何のためらいもなくパクっと博人のモノをくわえた。博人の肉棒が、にゅるっとした感触に包まれる。
千雪「ん...んちゅ...くぷ、ちゅぱ...どお?きもひい?」
博「あああっ!す...すごいよ千雪!」
千雪「んむ、ちゅぷっ...ぺちゃっ、ぷちゅ....ちゅっちゅっ....」
千雪「ちゅるるっ、ちゅぱっ...んんっ!」
博「千雪...今度はそのおっぱいでも....。」
千雪「ちゅぽん...私のおっぱいで?いいよ、博人くんのおちんちん、いっぱいたぷたぷしたげる?」
千雪「よいしょ...」
ふにゅ...むにゅにゅっ....
千雪は大きな乳房で博人の肉棒を挟み込み、柔らかい感触を味あわせるように優しく締める。
千雪「つかまえちゃった♪博人くんのおちんちん」
博「ああ....はあああっ、柔らかい...」
千雪「ほらあ、先っちょから根元まで包み込まれちゃうなんて初めてでしょお~?気持ちいい?」
博「すごく気持ちいいよっ...!う.....動かしてっ!」
千雪「それそれ~♪」
博人の先走りや千雪の唾液が潤滑剤の代わりとなり、博人のモノはぬるぬると上下に激しく抜かれる。
ズリュズリュ.....、にゅぷにゅぷ..
博「ちょっ...ペース早すぎ...!」
千雪「あれ~?男って、こういうのは激しくされるのが好きだって聞いてたんだけどな~(^ ^)。」

博「もう駄目だ!で..出るっ!」
と、博人のが射精の準備を整えた瞬間...
千雪「ダーメっ?」
むぎゅーーーっ
博「え?!Σ(・・;)」
千雪「私はまだ全然楽しめてないの。あと3分は我慢しなさい♪」
と、千雪はまだいくなと博人の肉棒を根元からきつく締める。

博「うああっ!せ...精を吸うだけだったんじゃ..?!お願い...千雪っ、いかせてくれっ..!」
千雪「どーしよっかな~?じゃあいいよ?。いっぱい出してねっ。それそれっ」
と言うと、千雪は締め付けを緩めてずりゅずりゅと博人のモノを抜く。
博「あっ、でるうううーーー!」
ぴゅっ、どぴゅどぴゅ ぶぴゅっ!!
千雪「ああん、こんなにいっぱい....すごいわあ?はぷっ...ずちゅうううううっ!」
博人のモノは千雪のパイズリに耐えられず、あっさりと悲鳴をあげてしまう。しかも、千雪に尿道に残った精液までちゅううっと吸われてしまう。敏感になった博人のモノにこれはキツイ。
博「わああああ!やめてっ..!やめてえええ!」
千雪「ぷはっ、ごちそうさま(^ ^)。いっぱい出してくれてありがとう。博人くんの精、美味しかったよ♪。」
千雪は自分の胸に付いた精液を指でぬぐって舐めながら、にっこりした表情をしていた。
博「はあ、はあ....千雪のおっぱい...きもちよかったよ..。」
千雪「ほんと?そんなに気持ち良くなってくれたなら、私も嬉しいわ。」

というと、千雪は博人の顔にちゅっとキスをする。
博「?!はわわ...あ...」
千雪「きゃははっ(^o^)、もお、博人くんったら顔赤くしちゃって。」
千雪「そうだ、いいモノあげる」
と言うと、千雪はワンピースのポケットから木の葉のような物を取り出し、博人に渡す。
その木の葉には 地図と"[招待状] 青龍池広場に 20時に集合。"と書いてある。
博「これは?」
千雪「明日の夜にこの辺りの神々が集まって宴会をするの。盆の次の日には、みんなそうするの。」
神々は、盆に先祖の魂がそれぞれの家に行き来するのを見守るという仕事があり、それがひと段落すると、みんな集まって賑やかに宴会をするそうだ。
博「へえ、そいつは楽しそうだ。千雪の友達にも会ってみたいし、俺も行ってもいい?」
千雪「大歓迎よ!だけど一つだけ条件があるの。青龍池の場所は絶対に秘密にしてね。そして招待状に書いてある地図も見られたりしないようにね。約束だよ?」
博「おk。」
千雪「じゃ、私もこれから仕事があるから、また明日ね。今日はありがとう(^ ^)」
博「おう、じゃあな~また明日(^_^)/」
博人が手を振ると千雪はウインクをして風の様に去って行った。
辺りはすでに真っ暗で、腕時計は九時を示していた。しかし、博人は心地よい疲れと眠気に襲われ、その場で眠ってしまった。
--翌日--
博人は布団からムックリと起き上がった。
博「こ...ここは...俺の実家? 何で俺はここに..?!俺はあの時あのまま気を失って....」
博「あれは夢だったのか....。ん?何かポケットがゴソゴソするな...。」
博人はズボンのポケットを確認した。ポケットには半分枯れた木の葉の招待状が入っていた。
博「あれは、夢じゃない...!」
博人自分があんな体験を本当にしたとはまだ信じられなかったが、この木の葉の招待状がこれは現実に起こったことだという事を証明していた。
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最終更新:2011年11月10日 19:29

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