何かがおかしい。駿は念のために亮(とおる)にも同じ質問をしてみた。
返ってきた答えは
「あん?言ってたぜ。美人な先生が来るってさ!マジすっげー美人!サイコー」
その後はとりつく島もない。
駿はクラスで自分だけが疑問を抱いている事に気付いた。
(……同じ事を聞いても……祐子も佐久間さんも亮も言い合わせたような返事しか
返ってこない……実習の先生はもしかしてエンみたいな神様でした!……てなワケないか)
実際は、まったくその通りなのだが……そうこうしている内に授業のチャイムが鳴った。
(帰ったらエンに聞いてみよう……)
1眼目は『歴史』。これは駿の担任の受け持ちだった。
当然のように先の実習生が入ってくる。クラス中の視線をうけながら、最後尾の椅子に座り教科書を開く。
「はいはい、始めます。日直~」
そして始まる授業。担任が教科書を持ち、黒板に年号や出来事の内容を書き出し、解説している。
最後尾で授業を聞いている梢は、その内容などそっちのけでクラスの生徒の背に視線を向けていた。
(……くんくん…発情期の雄のニオイ……ふふふ…あれが目をつけておいた小僧だな)
敏感な狼の鼻を頼りに自らのターゲットのニオイを嗅ぎ取る雌狼。
(…ちっ、その横の雌の発情臭が強すぎて…あの小僧のニオイが正確に嗅ぎ取れんな)
狼の化身である虎杖はその人間のニオイでおおよその情報は掴むことができる。
エンのように直接干渉しなくとも、そのニオイだけで必要な情報を手に入れることができる能力。それはやはり、生きてきた年月の差だろう。
(……ん……微かだが…これは…エンのニオイ!?)
思わず梢は教科書を落とし、立ち上がってしまった。

「えー……室町時代末期には各地で守護大名や国人が台頭してきた。余談だがみんなが暮らしてる
この土地は、合戦用の兵器として山犬、まぁいわゆる『狼』を繁殖させる秘密の―――どうしました、大河先生」
担任を含め、ほとんどの生徒の視線が虎杖に集まった。
「あ…いえ…ちょっと…すいません」
そういって落とした教科書を拾おうと、前屈みになった時、その胸の谷間がむにゅっとより一層、強調された。
思わず、ゴクリと喉を鳴らしてしまう男子生徒。それには駿も含まれていた。
「………」
ぽーっと見とれていると、スコーンと消しゴムが飛んできた。
『痛ェ…あ、なんだ!?』
隣の席の祐子が鬼のような形相で駿を睨んでいた。
『何みてんだよ!このおっぱい星人!エロ!』
そして、帰りのHRが終わるころには、駿や祐子、千種や一部の生徒を除くほとんどの生徒が
実習生『大河 梢』の虜になってしまった。否、虜というか既に従順な下僕と成り下がってしまった。
もともと反発していた祐子や性に疎い千種はよいとして、なぜ性欲が盛んな駿が虜にならなかったのか?
それはエンと交わった為だ。交わることによって微弱ながらも神通力に対する抵抗力が身に付いたからであった。
実習生の頭部や尻にうっすらと耳や尻尾が見えたのも、その抵抗力のおかげであった。
「ったく、あの雌豚実習生め!見た?見た?見た?これ見よがしにおっぱいよせ上げてさ!?
あからさまに誘惑フェロモンだしやがって!」
帰り道、いつもの四人で下校している道中、祐子が怒りを爆発させ、そのとばっちりを食らう駿。
(はぁ…シュークリーム買って帰るとなるとちょっと遅くなるかも…)
「聞いてンの!?駿!」

「はぁ~…駿遅いなぁ…お腹空いたし…何やってるんだろう?」
エンは駿の部屋で漫画を読んだり、ベッドの上でゴロゴロしていた。
駿と一緒に学校へ行くという手段もあるのだが、いかんせん一目につきやすい。
それに正攻法を好む虎杖のことだ。
たとえ教師か女生徒になりすましても学校で事に及ぶことはないだろう。
もし仮に一目につく場所で虎杖が行為に及んだ場合、山神の長老達の耳に入りエンとの勝負どころではなくなる。
「悩んでも仕方ないよねー…はぁーあ」
エンは駿のPCディスクのイスに飛びのると、PCを起動させた。
「ふーん、これが人間達の間で流行している『ぱそこん』かぁ…こんな箱が信仰を集めて神が生まれるんだもんなぁ
これがスイッチだよねぇ…」
山の温泉でもちらほら見かけるメカチックな幼い神々。どの神も雪のように白い肌と色とりどりの瞳を
持っているのが特徴的だ。
エンは年齢が近く、その娘達と話をした事がある。その降りに彼女たちの莫大な量の知識、情報に舌を巻いた。
その反面、エンのように神通力はほとんど使えないらしい。
「おっー……ついた、ついた…んん、何だ?…このエッチな絵は…」
昨夜の一件、以来すっかりその存在を忘れられていたエロゲーのディスクが起動し、エンの前にタイトルが現れた。
「エロゲー…ってヤツか…はは、面白そう…えーと、ろーど…まぁいいかこれで」
エンがロードしたセーブは金髪の魔法少女と主人公が愛し合っている場面だ。
…って、結構…というか…かなりエロイ……激しい。と頭の片隅で思いつつ、エンは画面に魅せられた。
『あはっ…ん…だ、ダメだよ…そんな…』
画面の中で踊り狂う金髪少女が声を上げる。
「……ん……」
エンはそっとそのショーツ越しに股間に触れた。既にそこは微かな湿り気を帯びている。
「は…く…ん…ふ……くぅ」
ショーツの上から軽く秘部をさすると、唇から自然にこもれる声。
「ん…んんんっ……」
十分に緩ませた事を悟るとエンは直にアソコに触れ、ショートパンツを脱いだ。

「あ…ん……駿…ってこんなの見て…んッ……んッ…あはッ……」
アソコの核にあたる部分に手をかざし、エンは唇を噛んだ。
『ああっ!も、もうらめぇ!わ、私のアソコ壊れちゃうよォ!』
「あはっ…く!…あ…や、やばっ…はぁ…はぁ…んっ…んふっ…は…はぁ……」
手で軽くつつき、エンはピリピリとくる快楽に酔った。
まだ…まだ達するワケにはいかない…画面の中で繰り広げられるセックスをとろんとした目でエンは見た。
『君の極太チンポが熱い!わ、私の中!中で…あはっ…すごい!』
「……うっひゃ~…極太チンポ…だって…普通、オチンチンとかじゃないの?」
『あはっ……すぅ…し、刺激的な…んっ…あはっんんっ』
画面の中では女の子が男のアソコに舌を這わせている。
そ、それから……ほ、本番を…んっ…あ、そ、そろそろエンは下腹部にわだかまりを感じ始めた。
「ん…あ……もう…ん…少し」
エンはぐっ背を丸めながらクチュクチュと音が出る程、激しく指を動かした。
アソコが指を締め付ける圧迫感が最高潮に達っした。
「だ、だめ…イ…イクッ…!はっ……んんん!」
どうせ、駿はいないし、エンは結構な声で達した。
ゾゾゾッと下腹部から雷が駆け上るような感覚にエンは脳がとろけそうになった。
「イクッ…ン…イクッ…ンン…はぁ…気持ちいい…」
指に軽く力を込め、くいくいと押し込んで余韻に耽るエン。
「はぁ~気持ちよかった…も、もう一回…くらい…」
と眼を開けると、そこにいたのは――――――!!
「あ…や、やぁ……部屋の鍵、開いてたよ…」
この部屋の主、佐伯 駿だった。

「うう…ぐっす…な、なんで…何で……何で勝手に入ってくるんだよ…うう…」
「いや…ごふ…だからね…鍵開いてたし…俺の部屋…だし…ぐふ…」
例によってエンの噛みつき、蹴飛ばし、引っかき回しのコンボを喰らった駿は床に倒れ、息も絶え絶えに言った。
「どこから聞いてたんだよ」
「……………『極太チンポ』辺りから」
明後日の方向を見ながら駿は答えた。
「……………」
「……………あ、あのさ…やっぱ両手使ってる時って、オートメッセージが基本だよな。お、俺もそうなんだ」
「NOをををををををををををっ!!」
エンは布団を跳ね上げ、駿に掴みかかった。
「ばか!ばか!ばか!ばかああああああっ!」
「お、おぐっ、お、お、落ち着け!落ち着け!はぐっこ、これ以上されたら!お、おれ死ぬッ!」
それでもエンは手近にあった枕を掴み、駿の横面を殴打した
「こんの超人超克超俗超然超過超脱超絶超越超高層超弩級ぶぁくわあああああっ!
よくも、よくも、よくも見やがったなぁぁぁぁ!!」
「ぐふっ!がはッ!や、やめてくれ!」
ばふばふばふっと枕を駿の頭部を叩きつける。
大したダメージなどないだろうが、そんな事はどうでもよかった。
セックスとオナニーは別物だ。恥ずかしくて、恥ずかしくて仕方がない。
「やめるか!このバカ!バカ!ボケナス!」
エンの絶叫が響き渡る中、ケータイが鳴りだした。
「待て待て待てエン!!パンツ履け!つかケータイなってるから!シュークリームでも食べて落ち着け」
駿は買ってきたシュークリームを放り出して部屋から脱出し、ドアを閉めた。
『開けろー開けろー』とガリガリガリとドアを引っ掻く音を無視して、駿はケータイを開いた。
ディスプレイには『妹』の文字。
『あーはいはい、翔子か?何だ?』
『今日ってさ、お母さんがお父さんトコに行ってて、家にいないよね?
祐子先輩の家に泊まるから、お兄ちゃんよろしくー♪』
『ちょ…翔子!お前、待て!』
『お兄さん、翔ちゃん借りるね。自家発電、乙!バイバ~イ』
プツン…ツーツーツー…最後に聞こえた声は祐子の声だった。
確かに、今朝から母はいない。何でも父が急に風邪を引いて、その看病の為、昨夜遅くに家を出て行ったのだ。
妹はあの性格だから、わからなくもないが……級友の祐子は違う。しっかり筋は通す性格だ。
こちらの親の外泊の了承なし・連絡なしに祐子が了承などするハズがない。
(考え過ぎか?エンの存在は除外するとして……誰かが意図的に俺を一人にさせようとしているんじゃないよな?)
エンと二人きりになって、誰のはばかりなくセックスできるのに…駿は胸に何かつっかえたような違和感がする。
「と、とにかくエンに話を――――」
と、部屋のドアノブに手を掛けたとき、玄関の呼び出しベルが鳴った。

「お邪魔だったかしら?」
「いえ…あの…お茶です」
駿はお盆の上に乗った茶を来客に出した。
「ありがとう」
「…………」
スッと上品な仕草でお茶を一口飲むと来客は言った。
「美味しいわ」
「あの……それで…何でしょうか?」
「ん?」
「教育実習の大河先生がどうして僕の家に?」
目の前にいるのはクラス中の男子生徒を虜にした大河 梢が座っていた。
「佐伯君の担任の先生に『家庭訪問の実習をする』って言われたから着いてきたの
担任の先生は途中で急用が入ってしまって、それで私一人になったのよ」
さも困ったように梢は言った。以前の駿ならこの表情で陥落していたであろう。
しかし、免疫がある駿は言った。
「そうですか…でもウチは今、母がいないので家庭訪問には…次の生徒の家に行った方がいいですよ」
「構わないのよ。雰囲気の研修だから…逆に親御さんがいたら私が緊張してしまうわ。佐伯君だけでよかった」
ウフフ…と笑う梢。艶めかしい仕草、色気さすがの駿も目の前がくらくらしてきた。
それもそのはず、虎杖の神通力は半端ではない。本気を出せば多少の免疫などその意味をなくす。
「先生……」
「フフ…お喋りはここまでよ……来て、駿君」

あ…あん…は…んふ」
夕闇の逢魔が時、部屋を紅く染める夕日を遮るようカーテンを引いた応接間。
部屋に響くのは互いを求めあう唇の粘着音だけだ。
「あ…うっ…あああ……せ、先生」
半ば机に押しつけられるようにして、床に身を横たえる駿。
その上に覆い被さる胸をあらわにさせた半裸の梢がくぐもった声を上げた。
「……ふふ、もっと触っていいのよ、駿君?」
「あ…は、はい」
駿の両手が恐る恐る梢の胸に伸びる。
「うふふ…あン…男の子の手ね…ゴツゴツして、固い」
学校では絶対出さないような艶かしい声。
駿はその声だけで憑かれたように下から胸をすくい上げるように揉みしだく。
「あっ、や…ふふ…上手よ、駿君。先生、教え甲斐があるわ」
「せ、先生、先生!」
「あふっ…そ、そんなところにキスなんて、せっかちさんね」
駿は上半身を起こし、梢のうなじに軽く吸い付いてみせた。
「ここがもう固くなってるのね…先生に見せて」
梢の手が勃起したモノを這うようにさすり、ズボンのベルトを解いた。
下着を押し上げている肉棒はこれまで以上に反り返っていた。
「は…はっ…ま、待って下さい…自分で脱ぎますから…」
「構わないわ。先生がしてあげる、駿君は横になっていて」
梢はその声音とは反対に荒々しく駿のズボンを下着ごと剥いだ。
反動でぶるんっと勃起した肉棒が外気に晒され、痛々しくそそり立った。
「恥ずかしがることはないわ…駿君のオチンチンとっても立派よ」
梢は露わになった肉棒に眼を細め、それに両手を添え、ふゥ……と吐息を掛け、2、3回シュシュと扱く。
そして梢はそのまま右手を添え、半身をおって顔を駿の肉棒へ近づけていった。
徐々の昇りつめてくる射精感に駿を顔をしかめ、腰を突きだしてしまう。
「あん!先生…先生のお口、お口に出していいのよ?先生、駿君の欲しいの…濃いミルク
口に出して、はあああっ」
「ダ、ダメだよ…先生!ん、んくうう、おおおお!で、出る!」
駿は素早く梢の口から肉棒を引き抜こうとしたが、梢が深く吸い付いてきて離れない。
「あっ、あああっ!で、出る!」
ぶじゅ、びゅしゃ、びゅるるるる、びゅる…びゅる…びゅ…びゅぅぅぅ……
次の瞬間、肉棒からどろどろの白濁液が射精された。
梢は口内にぶちまけられた特濃ミルクを恍惚とした表情で味わい始めた。
そして頬や髪についたミルクを指に絡め、さも美味しそうに飲み下していく。
「んちゅ…はむ…あふ…ちゅ…ちゅる…」
「は…はぁ…んせ、…先生の…口に…」
「はぁ…い…おいしい…んちゅ…駿君のミルク」
「今度はこっちの口にして…ねぇ、駿君」
梢がゆっくりと駿を床に倒すと、タイトスカートの下から下着を抜き取った。

梢は駿の肉棒の先端を指で挟み、ゆっくりと女性器の下から
なぞるようにして、上部にあるコリコリした小さな豆のような突起にあてた。
「ん…このお豆が私が一番気持ちイイところ、そこからぴらぴらしたのがあって
ぴらぴらの終わりにある穴が男と女が一緒に気持ちよくなれるところ。
ちゃんと見てて…駿君、これが女よ」
梢はそう言うと、女性器の穴を指で広げた。
「そう…オチンチンの先を当てて…ん、ん…あ…はぁ…駿君、ゆっくり…あ、あふ…ふっ」
梢は軽く喉を仰け反らせ、眼を閉じて甘く鳴いた。
「ん、んんん…ああっ、…あ、熱い…入って…先生の中に…ああ」
「あは…ん、か、固い…す、ステキよ駿君…」
梢がよしよしと駿の頭を撫でながら、ふるるっと震えた。
駿は剥き出しの尻に指を食い込ませ、ズプッ…と最奥まで達した。
熱くぬめったヒダヒダが駿の肉棒を搾るように絡みついてくる。
「はあ…先生…先生…」
駿はあまりの快感に梢の胸の谷間に顔を埋め、しばらく動けないでいた。
「んふ、こういう時は名前で呼ぶものよ、『梢』って」
梢のはにかんだような笑顔を見た瞬間、駿の下半身に電流が走った。
「先生…大河先生…こ、梢さん!あ、ああっ…あああっ…で、出る、出るうう!」
まだ射精感はなかったのにグググっと出口をもとめ、迫り上がってくる白濁液。
枷が外されたように、溜めに溜め込んだ濃い精子が鈴口から勢いよく射精してしまった。
びゅるどぶぶばどばどぶびゅるるるどぶりゅううううッ
搾り取られるような射精の絶頂感が一瞬遅れて、ゾゾゾゾッと背筋を昇ってくる。
「ん…あっ…駿君!」
梢も膣内で射精を感じたのか、眉を潜め、唇を噛みしめた。
「ああっな、中は…――んんんっはあああっ、熱っ…熱い」
梢はピクンッピクンッと下腹部を震わせ、色っぽい声を上げた。
駿は梢の尻に手を食い込ませ、揉みこねた。
柔らかくてほどよく盛り上がった丸い尻肉をむにゅむにゅと揉みしだく。
意識はしていないつもりだったが学校でみた梢の後ろ姿の尻。
形の良く、引き締まった腰のラインから綺麗に弧を描く盛り上がった尻は実に魅力的だった。
梢が眉を潜め、その耐えるような表情が駿の征服欲を高ぶらせ、
残りを全て吐き出すまで腰を振り、密着する。
「んんんっ…んっう…ううう…」
小刻みに腰を振り、一滴も漏らすまいと肉棒を膣口に押し込む。
くしゃくしゃになったシャツだけ着た梢を抱きしめ、組み敷いたまま駿は果てた。
「はぁ…はぁ……はぁ…」
荒い息をつきながら駿はまだ梢の尻に指を食い込ませ、揉みこねていた。
餅をこね回すようなおっぱいとはまた違った柔らかさに指にますます力がはいる。
「あは…先生、びっくりしちゃった…ふふ…元気が有り余ってるって感じね」
梢はそう言うと四つん這いになり、駿に尻を向けた。

「私…うしろから突かれるのが好きなの…起きあがって、バックでしてくれる?」
後ろから見ると、梢の尻は舌なめずりしたくなるほど淫靡なものだった。
きゅっとくびれた腰といい、そのから芸術的な曲線を描く尻といい、駿の好みをそのまま具現化した女神のようだ。
「遠慮しないで…出していいから…大丈夫な日だから、先生の中に出して…
その代わり…思いっきり突いてもらっていい?」
「は…激しいのが好きなんですか?」
「はぁン…そ、そうなの…わ、私…後ろから激しくされると…ン…すぐイッちゃう」
半裸の白い背中に浮かぶ汗、狂おしい程かもしだ心地よい香りを感じながら
駿は獣のように腰を振り出した。
膝立ちになった駿が膣口に狙いを定めゆっくりと挿入していった。
ぬぷッという粘着音と共に埋没した肉棒を膣壁のヒダが歓迎するかのように
収縮を始める。
「あ…はッ…あ、熱いよ先生」
「ん…駿君は先生を気持ちよくしようなんて考えなくていいの。思いっきり、好きなように動いて」
「あ…はああああっふ、太いわ…駿君…あ、ああっんくうううう」
駿が梢の尻の谷間から覗く膣口にゆっくりと肉棒を埋めていく。
そして駿の「うっ」という呻きとともに肉棒がその秘所に完全に埋没した。
「あっ…ああ…はぁ…はぁ…は、入ってる駿のが中でピクピクしてる」
パンパンパンパン
「んん!あは!あん、あっ!ああっ!」
恥ずかし気もなく梢は大きく喘いぎ、腰をくねらせる。
「ああ…ああ!す、すごい…すごいわ…おああオおお!」
狼の遠吠えのような声を上げながら梢は駿の上で乱れ狂っていた。
女の瑞々しい汗が、唾液が、体液が駿の身体の上に散った。
「ふああ!!んぐせ、先生…はああ」
駿は梢の強烈な締め付けにぐっと眉を潜めたが何とか声が漏れないようにと
歯を食いしばった。そして始まる欲望をあらわにした雌狼の喘ぎ。
「ああっイクいっちゃうの!駿のチンポ!しゅごすぎて!イッちゃう!」
「お…うお…ダ、ダメだ。先生…くううう!」
びゅばびゅるばどばどびゅるるるるるびゅる…びゅるる……
「あっあは…はああ…駿のいっぱい出てる…すご…すごい…ん」
「お…おっ……は…く」
駿が荒く息をつき、顔をしかめる。
梢の膣はそれほど駿の肉棒を締め上げていた。
「さ、最高です……せ、先生…」
「ん……どういたしまして」
梢がゆっくりと駿の胸板へと倒れ込んでくる。

「せ、先生…はこ、こういう事…やったことあるんですか?」
「さぁ……どうかしら?私って誰とでもするいやらしい女に見える?」
シュルと衣服がすれる音に駿は劣情を抱き、催してきた。
「い、いや…で、でも慣れてるっていうか…あ、あ、あ?」
ごまかすように、後ろを振り返るとその光景に目を見開いた。
ざわざわざわと逆立つ梢の髪、黒い髪が灰色になりその頭部からにょきっと突き出る耳。
そして固い毛に覆われた尻尾がぶわっと駿の眼の前に現れた。
「そうさ、手慣れてはいるさ。お前が生まれる遥か以前よりこの地に住まう山神なのだからな。
お前も名前ぐらいは知っているだろう?私は『山犬』の化身、虎杖という者だ」
「や、やま…山犬って…お、おおかみ!?」