この作品にはふたなり、および主人公が奴隷的に扱われる表現が含まれています。

15スレ目、923
ID:IEOeZBvC氏

 痛む身体をゆっくり起こすと、ねっとりとした精液と血液があらぬ場所からどろりと零れ落ちる感触
がした。
 人気の無いトイレのすぐ傍の廊下で、ふと窓をの外を見上げれば、既に時刻は夕方で、もう生徒のほ
とんどが寮へと引き返している時間だろう。
 自分も帰ろう。
 そう思ってドッグがそうであるように四つん這いで歩き出そうとしたら、下半身に力が入らずにその
場にへたりと腰を落としてしまった。下を見れば、少量の血液と多量の精液が足元を濡らしていて、先
ほど自分がどんな目にあっていたのかと言うのを嫌でも思い出した。
 こっそりと声を出してみたら、自分でもびっくりするほどに声が枯れていた。
 ドッグの証である首輪を引っ張られながら犯されたもんだから、息をするとひりひりとした痛みが喉
を通り抜ける。
 俺は先ほど、この場所でライオン獣人の獅子川先輩にここで犯された。相手は雄で、俺も男なワケだ
が、ホモ行為というよりかは道具にされた感が強い。しかしドッグという立場なので学園の生徒に逆ら
うことは禁止されている。
 ドッグ、というのは文字通り、『犬』という意味。他にも『家畜』とか、『ペット』。無論『奴隷』
でも構わない。
 高潔な獣人だけが通える獣人のための学園。
 下等な純人間である俺は、本来は学園の門をくぐることすら許されないのだが、顔がそれなりに良い。
という理由で入学許可が下りたが、無論裏がある。
 三年間学園のペットになれ。代わりに、この学園の卒業資格を与える。というのが交換条件だ。
 過去の人獣戦争の敗戦以来、純粋な人間に人権なんてあるはずもなく、社会でも酷い差別を受けてい
るのが今の現状だ。しかしこの学園の卒業資格を持っていれば、差別はあるかもしれないが、今の獣人
主体の社会では食うに困らない生活が保障されたも同然だ。もう母親や幼い弟達に不自由させることも無いだろう。
 無事卒業できた暁には、学園側からのバックアップも保障されていると、あの日山羊の角を持った妖
艶な理事長は、そう言った。
 最初に選ぶ権利は俺に与えられ、そして俺はドッグの道を選んだ。途中棄権は不可能。何が何でも卒
業するしかない。
 空飛ぶカラスの黒い影が、遠くの赤い空を飛んでいくのをガラス越しにしばしぼんやりと眺めてから、
力の入らない腰に無理矢理力を込めて四つん這いの姿勢を取って一歩、二歩、と歩き出した。
 学園内で、ドッグはヒトのように二足歩行してはいけないのだ。
 のろりのろりと数メートルも歩いた頃だろうか。
 目の前に一人の女子が立っていた。
 同じ種族だろうか。幅広の灰色の耳に、ブチがついている。尻尾は、ちょっと犬っぽいけど、犬じゃ
無いだろう。そうだ。俺が昼間過ごすクラスに居る、ハイエナ獣人の女の子だ。美人、ではないけど、
可愛くないわけでもない。灰色のショートヘアーで随分気の強そうな目をしている。名前は灰崎恵那(はいざきえな)
だったはず。部活は陸上の長距離走専門だと聞いた覚えがある。
 口は悪いが教室では、他の女子と一緒によく可愛い可愛いと俺の頭を撫でてくれたりするのだが、今は
ちょっと雰囲気が違う。
「おい」
「わ、わんっ」
 灰崎に怒気を孕んだ声をかけられて思わず身がすくんだが、ドッグは人間のように声を出してしゃべ
ってはいけないので、返事の変わりに一声鳴いた。
「わんじゃねぇよ! 本当は喋れんだろ? チクんねぇから」
「な、なんでしょうか?」
 おそるおそる声を出すと、灰崎がにたりと笑って俺を見下ろした。
「てめぇ、コロ、イイ気になるなよ?」
 コロ、というのはコウタロウという俺の名前から取ったドッグネームだ。学園では、人間の名前では
呼ばれず、このドッグネームが俺の名前だ。しかし、いい気になるな、という意味は解らない。首をひ
ねっていると、業を煮やしたように灰崎に思い切り胸の辺りを蹴られた。獣人の蹴りは非常に強く、俺
は一メートルくらい飛んだ。倒れこんだ俺の肩に、さらに灰崎の上靴が乗せられ、思い切り体重がかけ
られた。ついでに首輪もひねりあげられて、思わず俺は呻いた。
 上から、灰崎の声。
「忘れたとは言わせねぇぞ? ドッグのクセに獅子川先輩たぶらかした罪は重いんだからな」
 ああ。とようやく合点がいった。
 多分、さっき俺が獅子川先輩に犯されてるのを見たのだろう。獅子川先輩は強くてかっこよくて、女
子からの人気がとても高いのを思い出して、慌てて首を振った。
「違うっ! 誑かしてなっげごっ!!!」
 単なる性欲処理に使われただけだと言おうとすると、その前に横腹を蹴られてしまった。蹴られた場
所を抑えて身体を丸める。
「言い訳は、聞きたくないんだよ!! ドッグのくせに!!」
 がつっ、がつっ! と何度も蹴られて、身体を丸めて衝撃に耐えるのと同時に胃の中身を外に出さな
いように懸命に堪えていると、突然蹴りの嵐が収まった。
 ふぅふぅと肩で息をつく灰崎は、俺を見下ろしてふんっ、と鼻を鳴らした。
 もう終わりなのかな? と恐る恐る見上げると、灰崎が俺を見下ろしてにたりと笑った。
「ドッグはドッグとしての分別をつけてもらんなきゃダメだよな?」
「ひぃっ!!」
 灰崎の靴が、俺の股間を思い切り踏みつけた。しかもぐいぐいと食い込ませてきて、メチャクチャ痛
い!! そのまま靴底のゴムの部分でペニスをごりごりと擦り上げられる。
「痛いっ! 痛いからっ、やだ。やめて、やめてください!! ごめんなさい。ごめんなさい!」
「犬のクセに、人語喋る時点で生意気なんだよ! おい、四つん這いでこっち向け」
 ようやく股間から足を外されて、一息つく間もなく命令される。おずおずと四つん這いになって傷つ
けられた尻の穴を灰崎に向けて晒す。四つん這いになる為に身体をひねると、とぷりと中から白い粘液
が流れるのが解った。そして見られていると思ったとたん、かぁっと頭に血が上るのを感じた。
「おーおー、畜生のクセに随分可愛がってもらったんだな」
「ぎゃぁ!!」
 ばちんっ、と思い切り尻を叩かれて、思わず身を竦ませた。絶対赤くなってる。
 それから尻の穴につぷりと細い指を差し込まれ、中をかき回されると、どろりと中に残っていた、獅
子川先輩の精液が会陰を伝って流れ落ちるのを感じた。
「おいコロ。お前のここにブチこんだのは獅子川先輩だけか?」
「い、うっ……ぐあぁ!!」
 灰崎の問いに答えられないで居ると、獣人特有の物凄い力で肉棒を握り締められた。
「おい! 聞いてんだろ!!」
「ひっ、ひぅ……はい、そうです。獅子川先輩だけです。獅子川せんぱいにいっぱいおかされて、ぜんぶ
なかでだされたです」
 涙声で答える。ぐい、と尻の入り口を引っ張られると、とろ、とまたそこから溢れ出した。あまり
の恥ずかしさに頭を抱えて床に擦り付けると、後ろから妙にうっとりした声が聞こえた。
「へぇ、獅子川せんぱいの……なんだ」
「きひっ!!」
 ぬべたん、と生暖かな感触が肛門の辺りに感じて思わず背中をそらす。
 ざり、ざり、という舌の感触は、おそらく流れる精液を舐めているんだろう。
「い。いぁ、あ……」
「獅子川先輩の、おいしい……」
「い、嫌だ、やめて、やめてくださいっお願いします!!」
 しかし灰崎がやめてくれるはずもなく、下を向くと自分が勃起しているのに気がついた。生暖かい舌
によって会陰と肛門の周りにじりじりとした刺激を与えられたせいだ。
 しばらくそうしていただろうか、不意に灰崎がそこを舐めるのをやめるた。恐る恐る肩越しに振り返
ると、灰崎は恍惚とした表情でするりとスカートの下からパンツを脱いで、制服のスカートを捲った。
驚いた。
 灰崎の股間からは大きなペニスのようなものが伸びていたからだ。あぁ、そういえばブチハイエナは
雄も雌もあんまり変わらない外生殖器をしていると聞いたことがあるような気がする。頭の隅でそんな
当たり障りも無い現実逃避をしていると、灰崎が俺の腰を両手で掴み、ペニスのような大きなクリトリ
スの先端をそこに押し当てた。
「あぁ、獅子川先輩、先輩の入った場所に、私も……」
「お、お願い、お願いします。それはやめて。やめてください」
 ドッグは逆らってはいけない、と頭では解っているはずなのに、それが先ほど痛めつけられた場所を
再び貫かれると思うと、恐怖で腰が逃げてしまう。
「逃げるな馬鹿っ」
「ひぃ……ひあぁぁぁぁぁああぁ!!」
 ぱんっ、と小気味の良い音を立てて尻を叩かれると、同時に貫かれた。
「ひぃ、ひぁ、あっ、あぁぅっ、はっ、はっ……」
「あぁっ、凄い!! 中にゅるにゅるしてる。獅子川先輩のでぬるぬるだ!!」
 本当の犬のように口を開いて衝撃を散らしていると、休む間もなくずっ、ずちゅ、と水音を響かせなが
ら灰崎が中を蹂躙するように抜き差しを開始した。直前の色々な行為のお陰で滑りは良いが、やはり無
理に広げられた場所がひきつれるのと、再び傷口を広げられるというのは、やはり辛い。おまけに女の
子に犯されている事実が悲しい、というよりあまりに衝撃的で、床についた手の甲に、無意識のうちに
ぼたぼたと涙がこぼれていた。
「あはっ、はっ、はっあぁっは、イイ、凄くイイよ。先輩、先輩ぃ!!」
「んぇ、えっく……ひっ、ひくっ……えっく……」

 いつまでそうやって苛まれていただろうか。
「ンー!! あぁぁぁっッ!!!」
 不意に灰崎の体がぶるぶると震え、クリトリスの下にある陰部からおしっこのような水がぷしゅっと漏
れた。
 たぶんイッたんだろうと思う。ずるり、と尻から圧迫感が抜けていき、ようやっと開放されると思った
ら、灰崎が笑った。身体を密着させながら涙に濡れた俺の頬をざらざらと舐めると
「いい子だ。今度はこっちにご褒美をやるよ」
「え、まだ? ひぅ」
 今度は仰向けにひっくり返され、そのままペニスを手のひらでやわやわと揉まれた。もともと前立腺を
刺激されて半立ち状態だったそれは、手のひらから伝わる熱と刺激のおかげですぐに張り詰めた。なんと
か逃れようと身をよじると「動くな」と物凄い剣幕で睨まる。怯えながら次はどうなるのかと見ていると、
俺を跨いだ灰崎が巨大なクリトリスの下にある、イった直後で愛液にてらてら光る女性器でもって、俺の
ペニスをずぶずぶと飲み込んでいった。
「いっぃぃぃぃいい!!」
「んっんはぁぁぁっぁ!!!」
 こつん、と灰崎の子宮に先端が当たると、灰崎はぎゅっと背筋を逸らして気持ちよさそうに喘いだ。
「あっ、コロ、気持ちいよ。お前のチンポ」
「あっ、あぁっ……」
「いくぜ」
 その言葉を合図に、灰崎が律動を開始した。ずるずると抜けそうになった瞬間にずるんっとまた敏感な
先端が子宮にぶつかる。竿の部分も、凄い締め付けでぎゅぎゅっと精液を搾り取るように動いていた。
「あっ、あっ!! コロ、いいよ、コロっ!!」
「ひっ、ひぃんっああぁ、あっ!!」
 俺は口を開きっぱなしにして女のように喘ぐしか無く、それこそ精液が出なくなるまで搾り取られた。


 二人連続で尻を犯されおまけに精も搾り取られた俺はすっかり足腰に力が入らなくなり、灰崎にずるず
ると女子寮前にある犬舎まで首輪をひっぱられてきた。首が痛い。
 灰崎は色々とすっきりしたようで、尻尾をぱたぱた振りながら、小屋に入れられる直前、俺をぐしゃぐ
しゃと撫でながら「お前は良い子なんだから、もう獅子川先輩をたぶらかすんじゃないぞ!」と言ったが、
弁解する気にもなれず大人しく「わん」と一声鳴くと鉄格子のついた犬舎へ入った。
 灰崎の気配が消え去り、しばらくすると、隅っこで丸くなって寝ていたように見えた三年の、同じくド
ッグであるチャロ先輩が頭をもたげ、俺を見て、低く笑った。
「手酷く犯されたみたいね。エロい匂いがぷんぷんするわよ」
 俺はチャロ先輩の言葉に返事をする気力もなく、その場に蹲った。
 チャロ先輩は、女性の人だ。物凄い美人で今は素っ裸なのに色気を感じない不思議な人。長く茶色い
髪の毛を掻き揚げ、チャロ先輩は言った。
「人間に近いから犯されるのよ。見も心も、犬になれば良いのよ」
 犬になれば、もう痛い思いはしなくてすむのだろうか?
「そうよ。犬になれば、怖いことは無いの。獣姦なんて、普通は異常なことでしょう?」
 俺の心を見透かしたようにチャロ先輩は言った。
 確かに、と思うと同時に、眠気が一気に襲ってきた。うとうとしている最中にも、チャロ先輩は俺に
犬になりなさい。獣人以下の、本当の獣の、犬になりなさい。と言い、それから、おやすみなさい。と
最後に囁くように言った。
 そして、べろんと頬を舐められたその感触は、犬に舐められた時みたいに何も感じなかった。