忙しかった仕事が終わり、上司から割りと長めの休みをもらった俺はそれを利用して沖縄の離島で一人
キャンプをしようと思い立った。何で一人か?男には一人になりたい時ってあるだろう?
というわけで、俺は船に乗せてもらって現在目的地である離島へ向かっている。こういった休みをもら
うとたびたび訪れている場所なのですっかり慣れたものだ。船に揺られて、到着を待っているとぴちっと
トビウオが一匹はね、船の上に迷い込んできた。群れからはぐれたのだろうか、トビウオはピチピチと
一所懸命跳ねている。このままでは可哀想なので、俺は跳ねるトビウオを捕まえると海に戻してやった。

「もう、こんな所に不時着するなよー」

そう俺が叫ぶとわかったとでもいわんばかりにトビウオがぴちっとはねた。
離島に着くと、俺はまずいつもねぐらにしている洞窟を目指した。ちょっと遅れた時間に出発したので
到着した時はもう日が落ちようとしていた。いくら来慣れているとはいえ、暗い中でうろつくのは少々
危ない。俺は足を少し速めた、そのおかげか日没までには何とか付いたので早速テントの準備に取り掛
かった。始めは手間取っていた作業も今ではすっかり慣れ、手早く組み立てる事が出来た。テントが出
来上がると、俺は早速荷物から毛布を取り出し底に敷いた。そしてゴロリと横になる、ぼや~っと眠気
が襲ってきた。そういえば、ここの所徹夜続きでまともに眠っていなかったな。まぁ、時間はたっぷり
あるんだ。俺はそう一人ごちると、惰眠を貪る事にした。


「今日は来てくれてありがとう~」
「よ~し、がんばっちゃうぞ~」
「それでは一曲目!!『SUISHITUOSEN』」

開いた貝殻のセットをバックにアイドルと思われる美少女三人組がファンの前で挨拶し、早速ライブを
始めようとしていた。可愛らしい見た目とは裏腹にギャリギャリと毒々しい色のしたギターを響かせ中央
の少女が歌いだす。水銀、コバルト、カドミウムなど汚染物質を喉が張り裂けんばかりのデス声で歌い上げ
目をカッと見開いて頭をガンガンに振り乱す。両脇を固める少女達も異常ともいえる動きでギターとベース
を引き上げる。ZENMETUDA!ZENMETUDA!ぴちぴちヴォイスがうなりをあげる。その様子
はまさにヘドラを倒しても結局ゴジラの吐く放射能で汚染されてるよねと言わんばかりの様子。彼女達の持つ
真珠はおそらくヘドロ色に染められているだろう。

「いや、それはありえんって」

なんかあまりにもひどい夢を見て俺は突っ込みの言葉とともに目を覚ました。

「わっ、起きた!」

なんか隣で声が聞こえた、あれ?ここは俺一人しかいないはずだが。

「ん?あんた誰だ・・・って競泳水着?」

なんだ他のキャンプ客かと思い、見てみるとそこには競泳水着を着た少女がいた。
ああ、まぁ沖縄だしね。競泳水着着てこんな離島でキャンプしてる人くらい・・・

「ってありえねーだろ!!」

思わずノリ突っ込みしてしまった。ちなみにここは無人島、なので人がいるのならそいつはキャンプ客
かなんかの調査に来た人間くらいだ。

「わわ、そんな大きな声出さないでよおにーさん」
「お、お前何もんだよ!」
「ああ、こっち来るときにあんたが助けたトビウオだよ」
「トビウオ・・・はぁ?」
「だーかーらー、あんたがエゴで助けたトビウオだっつってんだよ」

なんだか、こいつが言うには自分はあの時船に飛び込んできたトビウオで。その事で一言いいたいらしく
人化して追いかけてきたらしい。

「ったく、それよりあんた!余計な事してくれたね!」
「何だよ、いきなり」

自称トビウオの電波娘が吠えた。

「よくもあたしの自殺を止めてくれたね!」
「あぁ?自殺?」
「そうだよ、あたしはどじってあの船に飛び込んだんじゃなくて自殺するために飛び込んだのさ」
「何だってそんな・・・」
「トビウオの世界には色々あるんだよ」
「ああ、そうかい。で?君はその恨み言をわざわざいいに来たのかい?」
「ああ、後もう一つ」
「ウッ」

トビウオ娘はどこからとも無く吹き矢を取り出すと、行き成り俺に向かってそれを発射してきた。
俺はその動きに対応できず、まともに喰らってしまう

「ッツてめぇ!何ひやが・・・」
「ふふふ、さすが越前クラゲのリョーマ。早速効いてきた様だな」

急に、体の力が抜けかぁっと体中が熱くなっていく。

「ら、らりお・・・」
「自殺を止めてくれたお礼だよ、船の上で死ねないのならあんたの腹の上で死んでやる!!」

トビウオ娘は俺のズボンに手をかけ素早く脱がすと、俺のモノをその白いか細い手で握り締めた。

「あ・・・大きい、それに熱くて・・・硬い・・・」

ランプの灯りに照らされ、俺の張り詰めたグロテスクなものがライトアップされる。
熱く滾っているモノを包んでいる彼女の手は冷たく、心地良かった。

「ひ、ら、らぜ・・・・」

彼女の吹き矢に毒が塗られていた為か、体中の力が抜けていた。それなのになぜか、勃起している俺の
モノを見て俺は自分から疑問の声をあげた。

「ふ、ふ、ふ。それはね、あの毒には媚薬も混ざっていたからさ」

トビウオ娘はそういうと腰をあげて、股の部分の水着をずらした。

「んん・・・濡れるように、私も飲んできたけど・・・ちょっと効き過ぎ・・・かも?」

陰部に指を入れてくちゅくちゅと動かすトビウオ娘、自分の目の前で行われるプチオナニーショーに俺は
思わず息を呑んだ。


「えへへ・・・、それじゃあイクよ。おにいさ・・・痛ぁぁぁぁぁい!!」

トビウオ娘は狙いをつけるとそのまま一気に腰を沈めた。キュウっと締まる感覚に俺は思わず唇を噛んだ。
女との経験はこの前風俗で済ませたっきりだから久しぶりの感覚だった。と、俺が一時の快楽を味わって
いるとトビウオ娘の方は急に固まった様に動かなくなった。結合部を良く見ると血が滴っていた。

「うぅぅ、痛いよぉ痛いよぉ。こんなん聞いてないないよぉ・・・死んじゃうぃ・・・」

腹上死を狙っていたのに破瓜の痛みでもがいているトビウオ娘、そんな彼女の様子を見ていると俺の中で
なんだか抑えきれない感情が沸きあがってきた。

「痛いよぉ・・・え?何?あそこがおおき・・・いやっ、熱っ!!」

そんな感情と共に、何か別なものも湧き上がってきてしまった。そしてそのまま出してしまった。だって
久しぶりだったんだもん。

「あふぅ、出されてる?嫌!中で出されてるの!?ヤダヤダ、赤ちゃん出来ちゃう!」

初物を自分から献上し、その痛みに狼狽し、挙句の果てに初の中出しを喰らって狼狽するトビウオ娘。
こいつ自殺目的とか言ってたけど案外ドジこいて船に飛び込んじまったんじゃないか?

「やだ、やだ。早く抜かなきゃ。あぅ、でも痛い・・・」

なんとか結合を解こうと腰をあげるが、破瓜の痛みでそれが思うようにいかないらしくあげては降ろし
あげては降ろしのピストン運動を始める。

「はぁ・・・ゃぁ、頭がぼぅとして・・・痛いのに、何?気持ちよくなってきちゃってる・・・」

おそらくは飲んできたいう媚薬が今になり体に回り始めたのだろうか?にちにちと腰を上下させて自分
から膣肉を引っ掻き回したせいで徐々に快感を感じ始めてきたトビウオ娘。

「あん、んん、あはぁ、ぬ、抜かなきゃ、でも・・・ん、んきゃん!お、奥が!ビクンって」

抜こうと腰を上げるも、そこで一瞬力が抜けたのかすとんとまた一番下まで腰が下がる。コツンと俺のモノ
の先端に何かがあたる、おそらくこれはこいつの子宮だろう。さて、なんとか俺から体を離そうと頑張って
いるトビウオ娘だが、その戦況は思わしくなく一進一退が続いている。上まで上がったと思ったら下にを繰
り返し、その姿はまるで自分から腰を振る淫らな雌そのもの。実際、彼女の吐く息はすっかり甘くなり蕩けた
声を出し始めていた。
そして、そんな彼女の玩具にされている俺はというと前述の通り女とヤッた、もしくは精を出したのはこの前
風俗に行ったきりで溜まりに溜まっている。それに加え媚薬(毒付き)で底上げされている為、一度すでに彼女
の中に出してはいるのだが。

「ん!出る!」
「え?ヤダ!出しちゃやだぁ!ん、んんんん!!やぁ・・・また熱いのが・・・出されて・・・る・・・」

そんな風に動かれてはたまったものではない、俺はあっさりと二度目の絶頂を向かえてしまった。一度目の時より
もさらに強い締め付けを感じる、どうやらトビウオ娘も俺と同時にイッテしまったようだ。

「はぁっ・・・はぁっ・・・」
「あ・・・ん・・・・、あっ!あぁ・・・二回も出されちゃった・・・・赤ちゃん出来ちゃう・・・。
 汚されちゃった・・・、私、汚されちゃった・・・」

トビウオ娘はそう呟くとわぁっと俺の胸の中で泣いた。

なんか無理やり犯そうとしたくせに逆にこっちが犯してる気分だよ・・・、すすり泣くトビウオ娘をなんとか
しようと俺は手に力を入れた、すると少し不自然さを感じたが手は動かせるようだった。どうやらあの毒は即効性
はあるが、抜けるのも早いらしかった。俺は、手をそのままトビウオ娘の頭にのせて優しく撫でてやった。

「う、うぅ・・・?」
「ほら、泣き止め。お前ちょっと無茶苦茶だぞ」

ぽんぽんと頭を優しく叩いてやると、しばらくしたら泣き止んでくれた。

「ん・・・あんた優しいのね」
「あんだけ泣かれりゃあなぁ」
「ひゃぁ!」

何の気無しにちょっと腰を動かすとトビウオ娘は可愛らしい声をあげた。そして、二度も出している俺のソレは
いまだ、熱くその硬さを維持していたままだった。

「あ、あぅぅ。う、動かさないでよ!」
「腹上死が狙いだったんじゃないの?」
「え?だって、それは・・・あんなに痛かったなんておもわ・・・あん」

ちょっと腰を動かすだけで可愛い声を出すトビウオ娘。水着越しだが、さほど大きくも無い胸が俺の胸に押しあたる。
柔らかい女特有の感触が心地イいい。

「な、行き成り上着脱ぎだして何してんのさ!!」
「だって、なんか熱くなってきたし。それに・・・」
「ひゃん!」

俺は上着を脱いで裸になると、今度はトビウオ娘の水着に手をかけて下に降ろした。プルンと小さいが形のいい乳が
少し揺れた。

「生で楽しみたいじゃん」
「え?ちょ、この!ニンゲン!」

ちょうど、水着の肩紐部分が彼女の両腕の自由を奪い動かしにくくなったところで上半身を起こし体を押し付けるように
抱きしめた。そして、腕の中でもがくトビウオ娘に顔を近づけ唇を奪う。


「!!」

あっけにとられたのか口をそのまま開けたままなトビウオ娘。俺はそれを好機と見て舌を滑り込ませる。

「ふ、む!んん!!」

無理やりキスをしたとはいえそのまま乱暴にはせず、優しく舌を使って彼女の口内を犯していく。それと同時に腰を少し
揺すり、性感も高めていく。

「ぷはっ」
「っ!あふ、な、なにコレ?」

顔を真っ赤にさせて戸惑うトビウオ娘、初心なそのしぐさがいちいち可愛らしかった。

「キスだよ、もっと欲しい?」
「・・・うん」
「じゃあ、今度はそっちも舌を絡めて」
「んふ、ほう?」

と再度口付けを交わし、舌を絡み合わせる。腰を揺らすとそれと一緒に熱い吐息が漏れた。抱きしめている片方の手も
胸の方に回して、その小さい胸に這わせる。柔らかい感触を手のひらで楽しみつつ人差し指でその頂点に立った乳首を
責めた。

「ん、んん・・・」
「れろ、ん、ぷはっ、気持ちいいよ。そういや君名前は?俺は涼、香山涼」
「し、白魚翔子」
「翔子か・・・うん翔子。このまま行くよ、いいよね」
「え?う、うん。涼さん」
「そこは涼君で頼む」
「へ?りい、涼くん・・・?」

ぽかんと舌ったらずな言葉で俺の名前を呼ぶ声にいても立ってもいられず俺は翔子の腰に手をやり、
自分の腰だけでなく腕の力も加えて彼女の膣をイキリ勃ったモノでしごき上げた。

「ひゃっ、何、これ!すごっ」
「くぅ、すごい締め付けだ。まるでイケばイク分絡み付いてくるみたいだ!」
「ちがっ、あたしそんなえっちな娘じゃ・・・」
「えっちだよ、翔子は!初めてなのに絶頂経験して、男の味を二回も知っちゃって」
「だ、だって、それは・・・」
「ほら、出すよ。君が望んだ事なんだからね」
「ひゃ、あっ、またお腹の中でおおき・・・く」

ギュッと彼女の体を抱きしめると、俺は三度目の子種を彼女の子宮に流し込んだ。


「ふぅん、なるほど。歌のコンテストで酷評されてねぇ・・・」

あれから、少しお互い落ち着いて彼女が何故こんな凶行に及んだかを聞いた。ちなみに彼女がトビウオ
かどうかは信じる事にした。いや、さすがに下半身が人魚みたいなひれになるのを目の辺りにするのを
みたらねぇ。(そしてひれから人間の足に戻す過程で彼女の淫部から白濁の液体がとろっと出てきてそれ
を恥ずかしそうに隠す姿を見たとき、気が付くと彼女を組み敷いていた。今度は正上位でちいさいおっぱい
をちょくちょくいたずらしながら男を教えてあげた、二回は出したかな)
どうやら、彼女はいわゆる人魚の世界で高校生(しかも一年生)をしていて、そこで一年に一回行われる
歌のコンクールに出場したものの、予選で敗退。しかも、かなり酷評されたみたいでそれが原因で自殺しよう
としたんだそうだ。

「喘ぎ声は可愛いんだけどね」
「涼君!!」

と翔子から非難の声があがった、でも俺は嘘はついていない。


「そう、そして涼君に助けられて。自殺を止めてくれたお詫びに腹上死しようと来て見たら・・・うぅ、
 もうお嫁にいけないよぉ・・・」

そもそも腹上死したらお嫁も糞も無い事にこの娘は気づいていない。

「いっぱい中に出されちゃったし、もう責任とってよね!!」
「う、うーん。魚類とヒトってそんな簡単に出来るもんなのか?」
「え?割と。っていうかうちの爺ちゃん人間だし」

人魚とヒトとの交配は公表されてないだけで割かし多いんだそーだ。人魚によっては陸で一生を終えるのもいるらしい。

「というわけで、明日うちに来てよ」
「はぁっ!?まぁ、時間はあるけど俺水ん中呼吸できねぇし」
「大丈夫、そういうルートはあるから。あーあ、まさか高校一年生で結婚する事になるなんてなぁ」
「か、確定ですか!?」
「うん、断ればムショ行きだね」

どうやら俺の休みは大変な事になりそうだ。

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最終更新:2008年08月07日 00:25