うっそうと茂る森の中、昼間でさえも木々が日光を遮り薄暗いこの場所に胡散臭い男が一人。
男の名は安部彦麻呂保名といった。

「く、白狐狩りに来たはいいが。さっぱり出てこねぇ、こりゃびびって出てこんのかな」

肩からぶら下げている法儀済み射都岩『鬼殺しEX』をいじりながら保名は一人愚痴った。
それもそのはず、ここに入って早2日。目的の白狐のしの字もでてこない、さらには地面からは
ぬっと蒸し暑い湿気が昇り保名のイライラ度はMAXに近くなっていた。そんな時、サラサラと
水の流れる音を聞いた。

「ん・・・?これは。もしかして水場が近くにあんのか?」

せめて、少しは体でも拭いてさっぱりしたいと思った保名は早速水場を求めて歩みを速めた。

「うひゃー、こりゃいい感じだなぁおい」

保名が水場を見つけるとそこには小川ではなく湖のような水溜りが広がっていた。

「体を拭くとかよりも水浴びだな」

保名は手早く衣服を脱ぐと、水場に飛び込もうとした時である。

(ん?こんなところに人?)

水場にはすでに先客がいたようで、保名は少し様子を伺って見ることにし物陰から覗き見てみると。
そこには透けるように綺麗な白髪と均整のとれた体つきを持った絶世の美女がそこで水浴びをしていた。

(おぉ、これは)

保名は密かに感嘆の声をあげた、肌も髪と負けず劣らず白く美しく。女が泳ぐと肉つきの良い尻がこっち
を向き、浮こうとすればちょうどよい大きさの乳がぷりんと天に向く。保名は天女が水浴びに来たのだな、
と思った。そんな保名が見とれていると…。

「あっ」

ずるっと、足を滑らしてそのまま水場にドボンと落ちてしまった。

「がぼがぼがぼ、う~しくっちまった~んっ?」

そして目の前には例の美女。

「い、いや。これには」
「覗き魔~~~~」

美女のアッパーが綺麗に顎にヒットし、保名は意識を失った。

「す、すいません。つい…」
「い、いや。いいんだ、俺も悪かったし」

保名の意識が回復すると、なんか目の前で例の美女が平謝りしていた。まぁとっさの事だったのでつい
手が出てしまったという事だろう。それはそれとして、保名はこんな山の中で何をしていたのかを聞くと。
どうやら、彼女はこの山の住人らしく。ここで生活を営んでいるのがわかった。まぁ、見た目からして他の
人とは一線も二線もかくしているようであるから人目を避けている事と考えるのは容易であった。

「そういえば、君はこの山で白狐を見かけなかったかい?」
「白狐ですか?いえ…、しかしそれが何か?」
「いや、大臣殿が白狐がここにいると聞いてその毛皮が欲しいと駄々をこねてな。それで俺が派遣されて来た
 のだが…、まぁいるわけないよなぁ。白い狐なんて」
「まぁ、でしょうねぇ」
「つーか、あれよ。捕まえてこなければ斬首とか言われてさ。体のいい厄介ばらいだよ。ちょっとこの前の
 飲み会で大臣の物まねしてやっただけなのにさ」
「それは…災難でしたね」
「ああ、まったくさ。しかし、日が暮れてきたなぁ」
「あら、よければ家にどうですか?お詫びもしたいですし」
「あれ?いいのかい。それならありがたいが」
「いいですよ。家も一人では広いですし」
「それでは厄介になろうか、そういえば君の名は聞いてなかったな。名は何と申す」
「葛の葉、でございます」
「葛の葉か、良い名であるな」
「そう言ってもらえてありがとうございます。ささ、暗くならないうちに行きましょう」

と保名は葛の葉に連れられ、葛の葉の家で泊まる事になった。

葛の葉の作る料理は素朴だが、美味しく保名の舌をうならせた。食事をとった後はまともな宿をとった
事もあってか、保名はすぐに眠くなり早々と就寝する事にした。そして深夜…

ぴちゃ、ぴちゃ
(ん、んん、なんの音だ)
じゅるっ、ちゅるるっじゅ
(な、なんだこの何かに吸い付かれている感触は…しかし、気持ちが良い)
ふむっ、んん…、じゅるじゅる
(なっ!!これはマラに吸い付かれて…うっ)
どぴゅぅっ!!
んっ、はぁ…濃いぃっ
(な…はっ!葛の葉、葛の葉殿は!!)

保名が開かなかった眼をなんとかこじあけるとそこには白い狐耳を生やした月明かりに照らされた葛の葉が
そこにいた。透き通るような白い髪にひくひく揺れる狐耳、そして頬を上気させ赤く染めたその顔はどんな
娼婦よりもいやらしく、また美しかった。

「な…き、君は…」
「ふふふ、お目覚めなされましたのね旦那様。術をかけ眼も開けれなくしたのですが…。さすがというところ
 でしょうか」
「く、葛の葉。葛の葉なのか」
「いかにも、葛の葉にございます。そして、あなたが追う白狐でもございます」
「な、何を!?」
「ほれ、これをごらんください」

葛の葉は体をあげると少し横に向いて髪と同じ色の尻尾を見せた。

「ば、化け狐」
「都…ではそう呼ばれてるのですね。はぁ、昔は化粧の者と人間は交流深くやってこれましたのに。
 大陸から変な文化を持ってきてからというのもさっぱりですわ」

はぁっと葛の葉はため息をついた。

「そ、そして主は俺を喰らう気か!?」
「喰らう?そうですわね、確かに、喰らうには違いがありませぬが…」

と葛の葉は保名に跨ると、未だ隆起している保名のマラを掴み。

「こちらで喰らわせてもらいます」

と自らの秘所を指で開き、そのまま腰を落として保名を咥えこんだ。

「んんんっ…!!あふっ、す、すごいぃっ…」
「んぐっ!!こ、これはぁっ!」

保名のマラをすんなりと受け入れた葛の葉の膣は受け入れると共に保名のソレに一気絡みついた。
襞という襞が保名を刺激し、収縮する肉はなんともいえない感触を与えた。射精を促す葛の葉の動きに
保名は苦悶の声をあげた。先ほど一発放ったため、なかなか射精を迎えれないのだ。
そんな苦しい保名をよそに葛の葉はゆっくりと腰を動かし始める。動かしていない時でさえこれなのだ、
それが動き始めるとどうなるか考えつくには容易であった。

「やぁ、膣(なか)でこすれてぇ」
「あ、あぁぁぁっ!!」

葛の葉は自分の膣内を掻き回す保名のマラの味に酔いしれ、保名はなかなか射精へと結びつかない生殺しの
感覚に叫び声をあげた。そして、葛の葉は一度腰を大きく上に動かし保名とぎりぎり繋がっている状態にし
一気に腰を降ろした。

「んにゃぁぁぁぁっ!!」
「っ!!!」

最下部まで降りるとぐちゃっと葛の葉の愛液が空気と肉に潰される音が響いた。葛の葉はあられもない悲鳴を
あげ、保名はあまりの快感の為に射精すらも忘れ言葉を失った。

「あ、あぁぁっ。あたってる、子宮にあたってる…」
「っはぁ!く、葛の葉」
「ほら、わかります?このごりごりあたってる所、私の子宮…大事な赤ちゃんを育てる所ですよ。
 ふふ、こんなに降りてきて主様の熱くて濃くてどろどろなのが出されちゃったらすぐ妊娠しちゃいますよ」

水場で会い、また宿にて応対してくれた葛の葉の姿はまるで天女のように清楚であったが、今の葛の葉の
姿はどうだろう。男の腰に跨り腰を振り、あまつさえその行為に酔いしれ男を求める葛の葉の姿…。
それは酷く淫靡で、魅力的で…。保名は術に縛られずもし体が上手く動かせるならこの女を壊すほどに犯しぬき
たい衝動にかられた。

「主様、我慢しないで。早く…早く葛の葉を孕ませてくださいな…」
「は、はぁっ、く、葛の…葉っ」

そういうと葛の葉は大きくは動かず小刻みにまるで肉棒を子宮にこずきあてる様に腰を動かした。

「はぁっ、はぁっ、はぁっ」
「あ、あぁっ!!葛の葉ぁっ!!」
「あぁっ!!熱いっ熱いのが…主様の精液が葛の葉の子宮に…」

ここに来てとうとう絶頂の波が保名に押し寄せ、保名はそれを解き放った。保名のようやく出た熱い精液に葛の葉
は酔いしれ、その口元から涎が一滴ぽとりと落ち、そのまま保名の胸元に着床した。


「な、何故に…こんな事を…。そのまま喰ってしまえたものを」

少し自由の効き始めた両腕で葛の葉を抱きしめ、その吸い付くような肌と触り心地の良い白い髪を梳きながら
保名は葛の葉に湧き上がった質問をぶつけた。

「主様、主様がいけないのです。そんな男臭い匂いを散らしながらこのような時期に山に入ってきて」
「匂い?確かにここに来てからは蒸し暑く汗も多量にかいて臭いといえば臭かったと思うが…。
 あの水場にて水を浴びて多少は消えいたのでは?」
「獣の鼻を馬鹿にしないほうがいいですよ?それに、今は我々にとっては春の時期。男の匂いには敏感
 なのです」
「ぬ、ぬぅ…と、という事は、もしかして…」
「っ!!これ以上は言わせないで!」

葛の葉は顔を赤くしてぷいと横に向いてしまった。しかし、狐の証であるその尻尾はせわしなくふぁさふぁさ
動いていた。

「しかし、これからどうする?俺は君が白狐だと知ってしまった。いや、俺は君のような女性(ヒト)を今更
 あんな大臣なんかに手渡したくないのだが…だからといって嘘の報告をすれば首が飛ぶしとんずらこいたら
 他の奴が来るかもしれん」
「どうにもなりませぬか…」
「う、うむ。どうしたものか…。そ、そうだ。いい案がある」
「?」
「どの道ここで君を連れていってもどうせ次に来るのはまた同じような仕事だけだ。それなら継続してこの仕事
 を続ければよい。そういえばこの山の入り口に捨てられた館があった。そこを俺の新しい住居にすればよい」
「まぁ、それで?」
「そして君もそこに住む、それでいいだろ?」

と言うと保名は体が自由になってきた頃合いを見計らって、体勢を変え。葛の葉との位置を逆転させた。

「きゃん、主様。何を」
「依存は、ないだろ?」
「…はい」

と今度は保名が葛の葉を押し倒した。そして保名が顔を近づけると葛の葉もそれに合わせて眼を閉じ口を合わせた。
保名は葛の葉を抱きしめ、腰をゆっくりと動かし始める。すでに二度は射精しているが、先ほどの葛の葉との交わり
では満足するほどの快感は得ていない。煮え切らないこの感覚と、その気になればいつでも自分を屠れるも何もせず、
自分と愛を交わす事に満足そうな顔を浮かべているこの化粧の者を愛おしく想う気持ちに対し、保名は葛の葉との子供
が欲しいと思った。

「はぁ、主様!一杯、一杯出して、中に出して葛の葉を妊娠させて下さい。葛の葉は主様のお子が欲しいにございます」
「葛の葉よ、産んでくれるな俺の子を。一杯、出してやる。孕ませて、母親とともに俺の女にしてやる」
「あぁ、嬉しい。葛の葉は、葛の葉は幸せ者にございます。葛の葉は一生、主様の…っ!!」
「イク、ぞ。葛の葉、今日は、夜が明けるまで。お前を抱いてやるからな」
「あぁっ!!」


後日、保名は住居を山の近くの館に移し白狐狩りを続けると共に美しい女を妻に迎えた。
そして、その女は玉のような男子を産み。その子は後に晴明という名で活躍したという。

757 名前:アトピック ◆Xz18YlHQYY [sage] 投稿日:2008/08/03(日) 16:56:35 ID:tT9VIMZR
本作品はフィクションであり史実とは(ry)

平安時代から擬人化萌えっていうか調べればそれ以前からありそうだな。
さすが弥生時代からロリ萌えを素でいってる国だぜフゥーハーハーハァ-。

そういえば関係ないけど北欧圏だかのエルフを妻に迎えるとかいう話も大好き
なんですけどね。