「啓(けい)、お清めが終わったのなら早く出てきなさい」
「わかりました」

平成の世になってはや20年、今では古きから伝えられてきた信仰が失われていく中で我が家における
信仰は今だにその形を保ったままだった。俺、久坂啓の家はいわゆる神社をやっている。その源流は遡
ると奈良時代まで繋がるといわれているが、本当のところは定かではない。ただ一つわかっているのは
ここは犬神様を祭っていて、今日俺が犬神様の生贄として捧げられる事だけだ。

「この坂を登っていくと、お社が見える。お社が見えたら、その中に入って後は犬神様を待っていなさい」
「はい、わかりました」
「兄ちゃん・・・」
「昇、後は任せたからな」
「兄ちゃぁん!!」

俺は白い装束を身にまとい、坂を登っていった。後ろでは弟が泣き喚く声が聞こえる。しかし、これも
古くから我が家が行ってきた伝統、一定の代の長男が受けなければいけない儀式。

(せめて・・・童貞くらいは捨てたかったな)

無論生贄なのだから穢れのない体を持った者でなければいけない。産まれてこの方18年、キスはおろか
手淫だって禁じられて来たのだ。
坂を登っていくと、道の先がぽうっと白んでいた。しかし、俺はそれに構わずいいつけを守って前進した。
するとどうだろうか、あたりの風景は一変した。空気は清浄な空気となり木と草しか生やしていなかった山道
は小さな小川が流れる山道に変化した。そして、驚きながら前に進むと小さいお社が見えてきた。

「ここか・・・」

俺は、早速お社に足を踏み入れた。お社の中に入ると香が焚かれていて少し甘い、それでいて心地良い匂い
が鼻腔を刺激した。

「お待ちしておりました」

短く纏められた綺麗な黒髪の女性が、俺の来訪を待っていたかのようにお辞儀して迎えてくれた。

「どうも、初めまして。これからあなたの相手を勤めさせていただく犬神の律(りつ)と申すものです。」
「あ、どうも。えっとあなたが犬神様ですか?」
「はい」

と犬神の律と名乗った女性は頷くと、ぴょこんとその証をみせるかのように犬耳を立ててみせた。

「あ、ああ。成るほど、確かにあなたは犬神様だ」
「それでは、早いようですが。儀式の方を始めさせてよろしいでしょうか?」
「え?あぁ、はい」

と犬神様は顔を少し赤くし、股のあたりをもじもじとさせながら言葉を続けた。

「で、どのようにすればいいのでしょうか?」
「こ、こちらに来てください」

と犬神様は俺を促して、別室へと案内した。その道中、なにやら犬神様はふらふらと足元がおぼつかない様子
だった。

「あ、あの。大丈夫ですか?」
「あ・・・、だ、大丈夫です。」

紅潮した顔に笑顔で答える犬神様を見ると俺の心臓は高鳴った。やがて「こちらです」と別室に入るとそこには
一つ、布団が敷かれていた。もちろん枕は二つだ。


「え?あの儀式って・・・」
「これから説明いたしますので」

と、犬神様は俺の帯に手をやるとしゅるしゅると解き始めた。

「まぁ・・・」

帯が解かれると服がはだけ俺の体が露になった、ちなみに下着はつけてこなかったから即全裸という事になる。

「え?あ、あの・・・」
「何でしょう?」
「っ!!」

それに続く言葉が出なかった。犬神様は俺の服の帯を解いたと思ったら、自分の服の帯も解いたからだ。
どうやら彼女も下着は付けていなかったらしく、白い素肌にピンク色の乳首がちらりと服の間から顔を覗かせた。
中途半端に裸体をちらつかせるその姿に俺は心奪われ、血液が下に集まっていくのを感じた。

「きゃん!」

気付くと俺は犬神様を押し倒していた。

「あ・・ご、ごめんなさい!つい!」
「え、ぅっ、べ、別にいいですよ。気にしないで下さい」
「うぅ・・・すいません」
「それでは、これから儀式の説明を致しますがよろしいでしょうか。」
「は、はい!」

俺はすかさず犬神様から身を引くとその場に正座で構えた。

「え、えーっとですね。その・・・これからあなたには私の・・・ぃを浴びてもらいます」

犬神様は顔を赤い顔をさらに赤く染め、俯きながらぼそぼそと何やら呟いた。

「あ、あの。何を言っているのかわかりませんが」
「だから、そのし・・・・ぃを浴びてもらいます」
「え?何を浴びればいいんですか?」
「小水です!これから!あなたには!私のおしっこを浴びてもらうといっているのです!」

ついに犬神様は大声を張り上げて吼えるように叫んだ。


「はぁ、おし・・・おしっこぉっ!?」
「ぅぅぅ、あまり大声で言わせないで下さい。恥ずかしいぃ・・・」

と犬神様は少し泣きそうな声だった。というかおしっこか、こんな布団までしいておいてやる事はアブ
ノーマルなプレイか、本当神様のやる事はわからない。

「わ、私だって恥ずかしいんですよ・・・、伝統だからと言われて渋々承知しましたけど・・・」

どうやら神様にも神様なりの理由があるみたいだった。

「そ、それで。私はどうすればいいのでしょうか」
「は、はい」

と犬神様はM字に脚を広げて行き・・・

「あなたが・・・私のを弄くって、浴びて下さい・・・」

目を潤ませ紅潮しきった顔で犬神様はそう呟いた。


「じゃあ、行きますよ・・・」
「はい・・・」
「は、初めてですけど。痛くしないようにやりますから」
「は、は・・・ん!」

俺は、広げられた犬神様の恥部に顔を近づけていった。少し観察してみると、うっすらと陰毛が生えており
彼女の性器はひくひくと少し動いているようにも見えた。すかさずこのまま性器の方を舐めまわしてやりた
いところだが、残念ながらそうもいかない。俺は性器の上あたりをちろっと舌を出して舐めあげてみた。

「はぁっ・・・そ、そこは違います・・・」
「え?」
「そこじゃなくて、こ、ここ・・・です・・・」

と犬神様は自身の性器に手を添え、少し広げて尿道口の場所を教えてくれた。綺麗なピンク色の膣肉がひく
ひくしていた。

「こ、ここですか・・・」

俺は、高鳴る鼓動と理性を必死に抑えて尿道口に指で触れた。

「あ・・・っ!」
「あ、ご、ごめんなさい」
「い、いいんです。つ、続けてください・・・」

もしかすると指で触れるのは痛いのかもしれない、敏感な場所だし。と思い直し、俺は先ほどのように舌で
愛撫する事に決めた。舌で触れるとピリっと少し塩辛い味がした。

「ん・・・くぅ・・・っ!はぁっ!」

ちろちろと舌を動かす度、彼女の体がビクンと感じ始める。上目でみやると、はぁはぁと小さく息をしているのがわかる。
ピイク色の乳首が天井の照明と重なった。


「あ、そこはぁっ!んあぁっ!」

抑えきれなくたった俺は、舌を尿道口だけでなく彼女の膣に伸ばしかぶりつくように吸い付いた。
もちろん、痛くないように軽く吸いついたが。すると彼女は体を大きく振るわし、とうとう、黄色い液体が
尿道口から噴き上げられた。それがわかると俺は瞬時に顔を離したが吸い付いたと同時に少し飲んでしまった
らしく、口の中がちょっとしょっぱかった。ちょろちょろと勢いよく出される小水が俺の顔かかった、そして
その小水は顔から体に流れ、俺の体は犬神様の尿まみれになってしまった。

「は、ぁぁ・・・はぁ、はぁ・・・」

やがて、尿の出もおさまり犬神様は肩で息をしながら仰向けに倒れてしまっていた。そして、俺はというといかな
犬神様とはいえ尿を体に浴びせられたというのに関わらず、不思議と不快感は感じなかった。むしろどこか恍惚と
していた気分だった。これも長年犬神様の小水を浴び続けてきた久坂の血の成せる業なのかもしれない。

「はぁ、はぁ、ふ、ふふふふふ」
「!!い、犬神様!?」
「よもや・・・儀式の最中に私をイかせてくれるとは・・・さすがといったところでしょうか」

と倒れていた犬神様から黒いオーラの様なモノが発せられて来た。

「しかし・・・契約はすでに完了・・・。もう逃げも隠れもできませんね」

犬神様は身を起こすと犬耳を逆立て、犬歯を剥き出しにして俺を見つめた。
俺は、ああ、これから喰われるのだな、と覚悟した。

「さぁ、喰ろうてやるぞ・・・。覚悟せい」

と犬神様は俺に近づき、馬乗りになると俺のギンギンに勃起した肉棒を掴んで自身の腰を浮かせて、落した。

「!!」
「クゥゥゥゥゥゥゥゥゥン!!」

犬神様は目を閉じ、吠えた。犬神様の中に入った俺の肉棒に何かが一斉に絡み付いてきて、俺は発狂しそうな快楽
に襲われた。

「グァッ!!」

肉棒に絡みついてくる犬神様のソレは一気に俺を射精へと導いた。ビュッ!ビュビュッ!!と音がするくらいの勢い
で精子が放出された。

「うあぁっ、もう・・・!!出てるのぉっ、あ、はぁっ!!ひゅごっ、熱いぃ・・・」

余程の量が放出されたのか結合部からすでに白濁した精液が漏れ始めていた。

「ぁぁああ・・・、マーキング・・・されちゃった・・・」
「い、犬神様・・・」

犬神様は恍惚とした表情で俺の射精を受け入れた。

「駄目ぇ・・・律ってよんでぇ・・・」
「ふぇっ?」

犬神様は甘ったるい声でそう呟いた。


「これからぁ、啓はぁ、私と子作りするのぉ・・・。だからぁ、そんな余所余所しい名前でよんじゃぁだぁめぇ」
「ど、どういうことですか!」
「久坂の家の贄はぁ・・・代々、私の家のお婿さんなのぉ・・・」

と犬神様は恍惚冷め遣らぬ顔で腰を動かし始めた。そして、腰を振りながら犬神様はこの儀式の説明を始めた。
どうやら我が家はかなり昔にとある犬神様と地域の平和と安寧を願って契約を交わしたのだそうだ。その契約
とは決められた代の久坂の長男を犬神様の婿にする事であった。つまるところ今俺と交わっている犬神様の律
とは遠い親戚にあたるという訳で、どうやら血が薄まってきたところを見計らってこうして儀式を執り行い次代
に繋げていくんだそうだ。ちなみに先ほどの小水プレイは要はマーキングであって、仮に逃げたとしても匂いで
すぐに捕まえる為に行っていたんだそうだ。

「啓はぁ、私の許婚なの。だから、遠慮なく中に出しちゃってもいいんだよ」

グインと犬神様は腰を回した。

「グッい、犬神様ぁ」
「だぁめぇ、律って呼んでぇ」
「り、律・・・」
「嬉しい・・・、啓・・・もっと早く会いたかったんだよ・・・」

切ない声で律が呟いた、そんな風に言われたら俺もいてもたってもいられなくなる。

「ああ、律!律!で、出るよ!」
「うん、い、っぱい。だしてぇ、孕ませてぇ!」
「出るっ!!」

今度は一度目よりも多く出た感じがした。

「ふんふんふん、あぁ、私の匂いだぁ・・・」
「ねぇ、風呂。入ってきてもいいかなぁ」
「ええ、もう落しちゃうの?」
「でも、さ。もうわかっちゃうんだろ、そういうの」
「うん、私は犬神様だからね」

とそういうと律はふふっと笑った。

「じゃあ、風呂に行くよ」
「あ、まって。それなら私も入ります」
「え?」
「だって、16年もお慕いしていたんですから・・・」

ちなみに律は俺よりも年下らしい。

「ん・・・まぁ。いいか」
「わぁ、ありがとうございます。えっと、あとね。啓・・・」
「何だい?」

人との精子が犬神の体に合うまでには最低一年あるからたっぷり可愛がって下さいね。
と耳元で囁かれた俺は律をお姫様抱っこして風呂場に超特急で向かった。