にゃあ、にゃあと鳴きながら擦り寄ってくる飼い猫を抱きしめる、こいつの「抱いて」という合図だ。
「あはは、くすぐったいよニーソ」
こういう時のニーソは甘えモードだ、ゴロゴロ喉を鳴らしながらしきりに俺の頬に擦りついてくる。
ちなみにニーソというのはこいつの足が靴下みたいにになっているから、
白い体に黒い足のコントラクトは素晴らしい。

「んー、しかし……お前もそろそろ年頃なんだよなぁ」
人語を理解しているのかニーソは俺が呟くと首を傾げた。
「そろそろ避妊手術も考えるか。」
俺が続けざまそう呟くとニーソは急に俺の鼻を引っかいてぴゅっと逃げてしまった。
「痛て、ちきしょう。怒らせちまったよ」
俺の言葉の意味を理解しているのか、二-ソは怒ってしまった。まぁこうなったら、しばらく時間をおいて
機嫌の回復を待つしかない。俺は眠くなってきたのでそろそろ寝ることにした。

ヌチョ……ップ、ヌチャ……
暗い静かな部屋になにかいやらしい水音と、なにかにのっかられて感覚により俺は眠りから目を覚ました。
「……ゃあ、にゃぁ……」
何かが、俺の上に乗っている。いや、それだけではない。下腹部の息子が何か暖かいものに包まれかつ締めら
れている気持ちの良い感覚が伝わってくる。そして、目の前でゆらゆらと動く人影。
「お前は誰だ!」
俺は叫んだ。しかし、声は思うようにでなかった。
「にゃぁ、おはよう。御主人様」
ピクンと猫耳をひくつかせ、口から涎を一筋たらし妖しい目をしている少女が答える。
「な、き、君はひゃう!」
少女が急にグインと腰を動かすと、急に快感に襲われ俺はだらしない声をあげる。
「んふ、やだ御主人様。いつもニーソの事いやらしい手つきで撫で回してるくせに」
柔らかく肌さわりの良い尻尾がつーと太ももを撫でた。
「あん、ニ、ニ-ソ……」
この、目の前で俺に跨っている少女はの足元を見やると確かに黒いニーソックスを履いていた。
「あ、はぁ、君は……ニーソ…?」
「やっとわかった?御主人さま」
ニーソと名乗った少女はざらついた舌で俺の唇を舐め、チュッと可愛らしいキスをした。
「ん、もう、限界だから一杯…動くよ!」
今まで静かに動いていた動きをいきなり激しくする。
「いいっ!!」
いきなり激しくされた事で一気に射精感が高まってくるのをこらえる。
「にゃぁん!だめだよ、御主人さま我慢しちゃ。いつもテレビみてるみたいにすぐ出しなよ」
グチグチと粘液と肉棒が擦れあう音を出しながら少女が囁く。
(ちょ、それは俺しか…………はっ)
彼女のいない俺の性欲発散方法、AVによる自慰。そういえばたまにふけっていたらニーソ(猫)がじーっと
見ていた事があったなぁ。ということはそれを知っているという事はこの少女は……
「あん、にゃう、出してよ、御主人さま、出してよ!」
少女が少し半狂乱になりながら射精を強要する。
「ぐ、ぐぐぐ、だめだ、中出しなんてできるか…」
顔つきも大人の女性というにはまだ遠く、胸も並より少し小さい、そんな少女に中出しなんて決めてられるか!
「ん、んんん……!出してぇ……、出してよぉ……手術受けるの嫌だよぉ……」
(ん?手術?)
必死になる彼女が呟いたフレーズにちょっと頭に引っかかった。
「にゃあぁぁ……、出してよ、御主人さまの子種、ニーソに出して……孕ませてよ」
『孕む』そのフレーズを聞いて俺の本能が反応する。
(ダメだ、出しちゃダメだ…!)
体が出したがっているのをなんとか頭で引きとどめる、しかしそのブレーキも最早限界だ。
「赤ちゃん……御主人さまの赤ちゃん産ませてよ…!」
「で、出る!」
ゴプリっと塞き止められていたモノが崩壊し、俺はあっけなくこの少女の胎内を汚していった。

「お前、あのニーソなのか?」
ハァハァと荒げている呼吸を整えてこの少女に質問する。
「やだ、この部屋にいるのニーソと御主人さましかいないよ?」
猫耳をピクピク揺らせてニーソが答える、猫耳生えてるしやっぱこの娘ニーソなんだろうなぁ。
「それにしても、なんで?」
「……御主人さま、ニーソに避妊手術させようとしたもん。」
なんでも、寝る前になにげなく言ったあのセリフがニーソをこんな凶行に走らせたらしい。
「それなら、御主人さまをレイプしちゃって。ニーソを妊娠させてもらおうって思ったの」
「そうか、お前の気持ちもしらないでそんな軽はずみな事を俺はしようと…ってちょっとまて。
 妊娠ってなんだ妊娠って」
「御主人さま知ってるでしょ?この時期いっつも綿棒もって慰めてくれてたでしょ。」
俺はさっと背筋が寒くなっていった。
「まだ、満足してないよ。折角、御主人さまとえっちできるんだもん。次はどんなのがいい?
 『お兄ちゃん』?『パパ』?御主人さまはニーソと同じ体型の子に中出ししてるのが見るの好きだもんね。
 今日から、ニーソが御主人さまを満足させてあげるからしっかり孕ませてね」
ニーソはさも楽しそうに笑うと再び腰を動かし始めた……。

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最終更新:2008年01月02日 22:47