そして、

ついに

6匹の雌シャチが

水族館に来たのだ。

「うわー、すっごい大きいですね。」
「初めて見るのですか?」
「ええ、テレビしか見てません。実際に近くでみるのは
初めてです。」っと館長の言葉に答える雄介であった。

そして、

雌シャチ達は

水槽の中で

何故か

神楽坂雄介の方だけ

じっと

見ているのだ。

「あれ?彼女達、雄介君の事じっと見てるわね。」
「え?」
「ひょっとして、気に入れたのかな?雄介君に。」
「本当だ。じっと見てますね。僕の事を。」
「雄介君は、シャチの事好きですか?」
「鈴木さん、ええ、大好きです。」
「そう、なんでしたら、調教師だけではなく飼育員
もしてみますか?」
「はい。」っと雄介は言った。

そして、

今日の仕事は終ったのだ。

「シャチの名前どうします、鈴木さん?」
「雄介君が決めて良いわ。」
「うーん、そうですね、じゃあ、一番大きいのは
ウィリーで、模様が、月の模様しているのはムーンで、
背びれの先っぽがしろいのはスノウで、目の色が青いのが
レンで、尻尾に青いマークがついるのはフェンリルで
一番小さいのはネロで、お願いします。」
「ウィリー、ムーン、スノウ、レン、フェンリル、
ネロですか?いい名前だと思いますよ。きっと
彼女達も気に入ったと思います。」っと鈴木が言った。

そして、

皆が帰る時

神楽坂雄介だけ残りたいっと

言ったのだ。

「え?此処に泊めて欲しい?別に構わないけど、自分
の家はどうしたのですか?」
「僕の家は、無いんです。だから、此処の水族館を家に
させてください。」
「分かりました。ただし、シャチ達の面倒をしてくださいね。」
「はい。」っと言って雄介は、水族館を家にしたのだった。

そして、

神楽坂雄介は

ウィリー達の所に行ったのだ。

「今日から此処の水族館に泊められるようにしてもらったよ。
だから、一日中遊べるよ。」っと雄介は言った。

「「キューイ、キューイ、キューイ」」

ウィリー達は鳴いたのだ。

そして、

雄介は疲れていたのか

ウィリー達の目の前で

眠ったのだった。