青いムカデと赤いムカデ、噛まれると毒が強く晴れ上がるのは青いムカデのほうだ。
だから、注意して逃がしてやれ。
毎年のように進入してくるムカデ対策は春先の課題だった。
大学に入って一人暮らしを始めて4年目。毎年春先になると何故かは分からないがムカデが進入してくる。
私のぼろアパートがそんなに居心地がよいのだろうか?
アパートに入ってすぐに遭遇した時はおっかなびっくりしながらだが、逃がしてやった。
そのときは小さな子供で、
「もうくるなよ」
と言ってアパートの傍の林に逃がしてやったのだが・・・
それ以来、毎年春先には必ずムカデが入ってくるようになった。それも何度も・・・
一年目、二年目は玄関先に現れては林に返すを繰り返していたのだが、3年目ともなると居間にまで進入してくる始末。
3年目はとうとう押入に隠れたまま出てこなくなってしまった。
そして、今年。
きわめて気が早いが、アパートを引き払うため押入を掃除したが、昨年逃げ込んだムカデはいなくなっていた。
まぁ、冬を越すために自発的に出ていったんだろう。
そう思いながら、押入の掃除を終えて、トイレ掃除へと移行したときのことだ。
ムニュゥリ・・・・

スリッパを履いたとたん、今まで感じたことのない不思議な感触。
そして、もぞもぞとつま先から足の甲までまとわりつく感触・・・
私は驚いて、スリッパから足を出すと、足の甲には痛みに悶えているであろう青いムカデ・・・・
うねうねと身じろぎしながら、必死で痛みに耐えているようで、本来、攻撃されたら必ずする筈の反撃すらしてこない。

虫でも痛みに我を忘れて悶えることもあるんだなぁ。

と、ある意味冷静になりながら、足で悶えているムカデを捕ると、そのまま、トイレの窓から放り投げた。
もう二度とくるなと言いながら・・・来年には居ないのだから。


その夜。
春だというのに珍しく蒸し暑い夜。
始めて窓を開けたままうつらうつら・・・
気が付くと、草木も眠る丑三つ時。
さすがにこのころになると開けっ放しではさすがに寒い。
開け放った窓を閉め、つけっぱなしの電気を消してベッドに潜り込もうとしたそのときだった。

ガバッ!

「うふふ、今日の獲物、捕まえたぁ~♪」

突然後ろから羽交い締めにされ、ベッドに押し倒された。

「スンスン、良いわぁ、やっぱり貴方の匂い最高ッ!」

羽交い締めにしたまま、犯人は私の匂いを嗅ぎ回すと、耳元で囁いた。
脳味噌がとろけるような甘い吐息とともに、犯人はどうやら女らしいことを察した。

「貴様、誰だっ!」
私はこの不審者に威圧を込めて尋ねた。誰だってそうだろう。
いきなりこのようなことをされれば驚くし、何よりも恐怖を感じるだろう。

「いやぁねぇ。私よ私。今日窓から投げ捨てられてショックだったわぁ」

窓から投げ捨てた・・・?
そう言われて思い浮かんだのはあのムカデ。
ムカデが女?常識ではあり得ない現実に思考が停止した。

「信じられないならこの手を見て?信じてくた?」

暗い部屋の中で手だけがムカデの、あのワサワサとした足に変わっていることに驚き、状況をようやく理解した。

「貴方好みに化けてみたのよ?森の長に頼んで教えてもらったのっ!」

私が驚き、恐れていようとは知っては知らずか、彼女は喜々として私に話しかける。

「でも、今日は痛かったのよ?牙一本、貴方に折られちゃって・・・」
「もう獲物が捕れなくなっちゃったから、責任取ってね?」

「は?」

突然のことにまだ頭は回らないが、どうやらこういうことらしい。
毎年、私のアパートに入り込むムカデで、今日、たまたま踏んづけた結果、牙を折られたので復讐に来たと言うことらしい・・・
それこそ、私の命すら奪われかねない。
私は死にたくない一心で必死にその呪縛から解き放たれようと暴れたがびくともしない・・・

「駄目よ暴れちゃぁ・・・どのみちのアパートには今貴方一人だし、どんなに大声を出しても誰も聞こえはしないわ♪」
「毒牙が折れて、淫牙だけ残っちゃったの・・・本当なら、この2本でどんな獲物も一瞬で捕まえられるのに・・・」
「貴方のせいで、獲物がよがり狂うだけになっちゃった。だから、ね?貴方をよがり狂わせて私の物にすれば、獲物を捕らなくても生きていけるの・・・」
相変わらず、甘くとろける吐息が耳をくすぐる。
せめて、この化け物の顔だけは覚えておかなければと首を何とか90度捻った途端、唇に甘く蠢く何かが進入してきた。
それが彼女の舌であることに気付くのにそう時間はかからなかった。

「・・・ん・・・ムチュ・・ジュル・・ピチャジュルゥ・・・」

唇と唇が結びつき淫靡な水音を奏で出すと、私は目の前にいる化け物を、化け物とは思えなくなっていた。
年の頃はちょうど20~25ぐらい、目は切れ長で姉御風、体にいたっては言ってみればパーフェクトなモデル体型で、胸は大きすぎず小さすぎずちょうど良い。
そんな女に羽交い締めにされようものなら、どのような男でもなぁ・・・?

ムクリ

と息子が反応するわけだ。化け物の筈なのに・・・・

「あらぁ?ここ、大きくなってきたわねぇ・・・私の淫牙は要らないかなぁ?でも使っちゃえっ♪」

勃起に気付いた彼女は、そう言うと、自らの武器を私の首に突き立てた。

ドクン、ドクン、ドクン

淫液がどんどんと肉体に入ってくる・・・どれと同時に火照り出す肉体。
もはや私の理性は吹き飛び、羽交い締めを何とかふりほどこうとした。
美しい女を自らのものにするために・・・

「また暴れて・・・でも貴方の性癖。こうなのよね~♪」

そう言うと、彼女は羽交い締めにしたまま肉竿、陰嚢そしてアナルを同時に責めだした・・・

「ムカデだから手は幾らでも増やせるんだよ?ほら、ほら、ほらッ!」

彼女もスイッチが入ったらしい。
肉竿を擦り上げると同時に陰嚢をヤワヤワと揉みしだき、肉竿から吐き出される我慢汁をつかってアナルを人差し指で貫く。

「貴方の秘蔵のHな本。殆どこんなのなのよね~♪おね~さんにリードされたいんでしょ?でしょ?」
「たぁ~っぷり満足させてあげる♪」

秘蔵のH本を呼んで知ったテクニックを存分に使い一気に私を責め上げてくる。
淫液の効果も凄まじく、彼女が身じろぎするたびにイってしまいそうになる。
肉竿からでる我慢汁は常識を遙かに凌駕し、竿を擦り上げる音はすでにグチュグチュと音を立て、人外の快楽が陰嚢とアナルを襲う。
そして肉竿は射精を今か今かと待ちかまえびくついていた。
「さて、一回目は私の手で逝ってね♪」

そう言うと、彼女は肉竿でなくアナルの、前立腺を激しく刺激したッ!

「うぎぃぃっぃい!!!」

私は獣のような声を上げながら熱く煮えたぎった白いマグマを吹き出したっ!
ビュクッビュクッ!ビュルルルルーーーーッ!
信じられない勢いで吹き出すザーメンはあっという間に彼女の手を汚していった・・・。

「ピチュ・・ちゅる・・ちゅるる・・あ、これおいしい・・・これだけで生きて行けそうだわぁ♪」

彼女は手の降り注いだ子種汁を丁寧になめ取ると、羽交い締めを解き、私の上にのし掛かった。
いわゆる騎上位だ。

「子種、欲しくなっちゃった♪貴方の子種って万能だから、子供も頂戴ね♪」

すでに準備万端だった彼女は自らのヴァギナに私の肉棒をあてがい、一気に貫いたッ!

「あ”----ごれ”い”ぃぃぃい!!!!」

そう叫ぶと彼女はしなやかな黒髪を振り回しながら腰を振る。
激しく振った後は肉竿をこね回すように腰を左右に振る。
私はすでに理性を失い、獣のように彼女を突き上げ、何度もせいを放っていたが、彼女はお構いなしに肉竿を締め付け、快楽を与え続ける。

「ねぇ、貴方逝きすぎ、でも子種いっぱい”い”い”い”ぃぃぃぃーーーーっ!」
「腰の振りが弱いの駄目ぇぇぇー!」
「×としてアナル調教しちゃうよぉーーーー!!」

もう言ってることが訳が分からない・・・ひたすら獣のように腰を振るだけでアナルには指を突っ込まれ前立腺をひたすら刺激されるッ!
快楽と言うには余りにも苛烈な、まさに快楽地獄ッ!

「もう・・・許して・・・責任取るから・・・」

私はあまりに強烈な快楽に屈し、弱々しく彼女に誓った。

「そうッ!わかったッ!これで最後ッ!一緒にッ!イクイクイクイグイグイ”グゥーーー!!!」

陰嚢を握り潰そうとする力すら快楽となり、アナルからは人外の快楽が、肉竿からは彼女の膣内の柔らかとした優しい快楽。
そのすべてがない交ぜとなり私は最後のマグマを噴出させたッ!

ビュクッビュクッ!ビュルルルルーーーーッ!ドビュルルルーーーーーっ!

そして、私の意識は暗転した。
「ちゃんと、人になってまたくるからね♪」
彼女の甘いと息とともに・・・・





終わり