著者:ID:hZB7QcE/氏

パンッ!!

「あーくそ…今年は蚊が多いなド畜生が…」
夜中に耳元でプンプンプンプンうっせーんだよォォォォ!!!」
深夜に大声で騒いでいる自分も十分うるさいことに気づいていないこの男は、
本日既に4匹の蚊を叩き殺していた。
男の住んでいるアパートの庭が雑草だらけのためか蚊が大量発生しているようなのだ。
「ホ!あの大家のババア、草むしるなり除草剤ぶちまけるなりしろっつーの!」
蚊はあと1匹残っているはず。
「どこだ…出てこーい!蚊蚊ロットーーーーー!!!」
男はゆっくりと辺りを見回すと…いた。
「きゃほほーい みつけたーっ!!」
壁にとまっているが天井に近く、そのままでは届かない高さだ。
男は新聞紙を筒状に丸め、構えをとる。
ひざをゆっくりと曲げ、呼吸を落ち着かせ、そして…天高く飛び上がるッ!!
「死ねえッ!!……………………あれ???」
イラついているためか壁に染みがつくことはおかまいなしに蚊を叩き潰そうとした男だったが、
腕を振り下ろそうとした瞬間、我が目を疑った。

壁の前に女の子が現れたのだ。しかも全裸。
「え…?」
年の頃14、15才のスレンダーな体系に、ショートカットの髪からは2本触角のようなものが生え、
背中には透明な羽をはばたかせて飛んでいる。
男は空中で女の子の4本の腕につかまってしまった。
「は、HA☆NA☆SE!」
「あんたねぇ~!よくもわたしたちの仲間をたっくさん殺してくれたね!
ぜったい許さない!!」
「ま、待て!なんだおまえひとんちに勝手に!」
動転しているためか、男はこの異常な事態にうまくつっこみきれない。
「わたしは今あんたが殺そうとしてた蚊だよ!」
なにいってんだこいつは…だが目の前の女はどう見ても人間には見えない。
混乱して抵抗できずにいる男を、蚊娘は布団(万年床)の上に叩き落した。
「ぐえっ!てめえ…このムシ野郎!!」
「わたしはただのムシじゃない。
みんなの恨みの力が集ってあんたに復讐できるこの身体をつくったんだ。
覚悟し…ん?」
男を見下ろして話していた蚊娘は男の下腹部が盛り上がっているのに気づいた。
蚊娘の股間はちょうど男の顔の真上にあるのだ。
「こんな状況でも興奮できるわけ?人間ってほんとどうしようもない生き物だね。
じゃあ…あんたの嫌いなムシ野郎に犯されながら殺されなさい…フフフ」


蚊娘はそのまま男の顔の上に腰を下ろし、再び4本腕で男の身体を拘束した。
「ム、ググ…!!」
「コラ!ちゃんとなめるの!わたしもしてやるからさ」
ぺろ ぺろ ちゅ ちゅぱ
ぢゅううううううううううううううううううううううううう
「ム゛ーーーー!!!」
ドクッドクッドクッ

すさまじい吸引に男はすぐに果てた。
「さっき吸った血もおいしかったけど、精液もなかなかおいしいねえ…もっとちょうだいね」
「あ…待って、ムグ!」
「黙ってなめるの!」
強制的に奉仕させられ、射精させられ続け、男の体力も精神も限界に近づいていた。
さらにスレンダーですべすべの身体をすりつけられて4本の腕に体中をまさぐられ、
もはや抵抗する気はなくなっていた。
部屋には水音とあえぎ声だけが響いていた。
「ふ、あ…いいよ、舐めるの上手だよ人間…ふああ!いいよぅ!んん!!あぅぅっあああ!!
はぁ、はぁ…でも…負けない…から…」
ぢゅぽ、ちゅ、ちゅちゅぢゅううううううううう!!!
ドクッ ドクッ ……
さすが蚊だけあって吸う力が強いなあ…なんて朦朧とした頭で考えていたところで、蚊娘は起き上がった。

「ごめんなさい…もう許して…」
「なにいってんの?これからが本番じゃん。それに血ももらってないしぃ☆
アハハっ な~んか楽しくなってきたな~」

蚊娘は男の上にまたがり、愛液の滴る秘部に男の肉棒を挿入した。
ズチュゥっ!
「はあああ~おっきい…気持ちいいよぉ…ね、あんたは?ねえ?ねえ~?」
「んあ!す、すごい!!」
蚊娘の中は口と同じく凄まじい吸引力だった。
「気持ちいい?」
「う…うんっうんっ!」
「あはっ 変態だ!変態~!」
蚊娘は宿敵である人間を組み敷いて犯している優越感からか興奮し、
かわいらしい唇からよだれを垂れ流して悦んでいた。
本来の目的は忘れ、快楽のままに腰をふっていた。
「ちょ…はやい…… もっとゆっくりぃ…!」
「うるさいよぉ!いいからおっぱいさわって!もんでよぉ!はやく!はやく!」
男はいわれるままに蚊娘の小ぶりな胸をもみしだく。
「にゃああ!好き!これいい!きもちいい!!変態の人間のくせにぃぃぃ!!!」
蚊娘が腰をふるスピードがまた一段と速くなる。
「ん、はぁ、ふああああ!いいよ、いいよぉ人間のちんちんいいよぉぉッ!!」
「も…だめ…また出る…!!」
「あああイく!イくぅぅうぅうううううう!!!!」

激しい「交尾」に、やがて蚊娘のほうも疲れが見えてきた。
「はあ…はあ…のど渇いたな~そろそろ血ちょうだい?」
男にはもう答える気力はなくなっていた。答えても意味はない。どうせ吸われるのだ。
「(オレ…死んだな…)」
「いただきまーす」
蚊娘はかぷっと男の首もとに噛み付いた。
ぢくっという痛みとともに血が吸われていく…。
ぢゅうううう という音とともに、男の意識は途切れた。

「あれ…?」
「お、起きた」
「死んでない?なんで?」
「あんたは一生わたしが飼い殺すことに決めたから。
 ずーっとわたしに血を提供し続けるの。あと好きなときに交尾させてね。よろしく。」
「……まあ…いいか…(かわいいし)」
「やっぱ変態だねあんた」
「う、うるさい!」
「敬語を使ええええええええ!!!!!」
「ひっ すんません!」
とりあえず助かったらしい変態はひとまず安堵したが、あることに気づいた。
「あ、そうだ見て見て!これ!」
蚊娘は胸をはって男に見せた。
「えへへ…おっぱいでっかくなったでしょ?」
胸が大きくなっている…Eはある。
しかも体つきも全体的にムチムチになっている。
「あんたの血の栄養でこうなったみたい…だからこんなこともできるよ?」
蚊娘は大きな胸で男の肉棒を挟みこんでパイズリをはじめた。
「うあ…も、もう出ないって…やめっ…」
さらに亀頭を口に含んで吸い上げる。
ぢゅぢゅううううッ!!!
「んああ!」
ドビュゥウウウッ!

「…まだ出るじゃん。あと敬語使え!んでもう1回ね!」
「うう…無理です…それにもう朝だから会社いかないと…」
「そんなの知らん!これからはわたしに奉仕するのが仕事だ!」
「でも行かないとオレがメシ食えなくなるから死んじゃうよ…」
「…しょうがないなー…わかった。早く帰ってきてよ」
「うん(よし、この隙に逃げよう)」

その日の夜…
「ただいまー                あ…」
「おかえり~遅いよ!!」
「やべえええええ何ふつうに帰ってきてんだオレはああああああ!!!!!」

男は再び元の体型に戻った蚊娘に襲われた…そしてもう二度と蚊を殺すことはなくなった…




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最終更新:2007年07月26日 20:27