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竜1」(2007/01/15 (月) 13:46:34) の最新版変更点

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「……う、うぉ、お、お前は何なんだっ!!」 山小屋の中で、一組の男女が睦みあっている。 裸に剥かれ拘束された若き騎士は、自分を組み敷いて腰を振っている野性味のある美女に声を掛ける。 「おや、何時も妾に乗っかっているというに、つれない男よ。偶には、こちらが乗ってみよう思っただけじゃ」 「ま、まさか!」 美女が顔を近づけ、喉を鳴らしながら頬を優しく舐める。 その瞳が、相棒の竜と同じ色なのを見て騎士は愕然となった。 そして、師匠の話を思い出した。高位の竜―――エルダークラスの竜は魔法すら操り、中には人の姿をとるものも居ると。 「エルダークラスだったのか、なんで、俺なんかに?」 彼は、ようやく一人前になってこれからの竜騎士だ。 まかり間違ってもエルダークラスの竜を御す事など無理としか言いようがない。 だが、竜種の楽園で彼に靡いたのは、この竜だった。当時は、ただ幸運としか思って無かったが。 「御主が気に入っただけの事。でなければひよっこに過ぎん存在などブレスで灰にしておったわ」 喉を軽く鳴らしながら、美女は気持ちよさげに腰を捻る。 結合部分から、泡だった愛液と精液がこぼれ落ちた。 「暫くは様子を見ようと思ってたがの、我慢できなくなって、味見させて貰ってるだけじゃ。ああ、御主の童貞を奪えるとはな。これから妾専用の竜騎士として仕込んでやる。覚悟せよ」 「あ、ああ、ああああ…………!!」 数ヶ月後、彼等の旅は暫しの間止まる事になる。 何故なら、 「少々励み過ぎたのぅ……御主の子を宿してしまったわ」 「……」 穏やかな表情で大きく膨れた腹を愛しむように撫でる人型(マタニティドレス着用)の竜と、唖然とする竜騎士。 「これで、まさしく生涯のパートナーとなった訳じゃ。責任をとって妾の婿になるがよい♪」 「な、なんですとー!」 竜騎士と竜は、通常深い絆と信頼で結ばれる。 ……のだが、こういうケースで深い関係を結ぶ場合もある……かもしれない。

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