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考えてみれば、こういう話も参考の一つになるかもなぁ。
と思って、管理人Basilicoが動画作る時の手順を載せておきます。
まず、全体的な手順は大雑把に次のような感じです。
1:主題を決める
その動画の、メインとなるテーマを決定します。例えば「どのミッションを使うか」など。
別の言い方をすれば「その動画を一言で表すとどういう話になるか」が主題です。
例)桃太郎なら「桃から生まれた子が、鬼を退治する話」が主題。
2:粗筋を決める
主題以外に、どういった要素を盛り込むかを大雑把に決めます。
簡単に言えば「起承転結」にそれぞれどういうシーンを当てはめるか、で、
これは出来るだけシンプルに作った方が、基本的には良いと思います。
ミッションを複数盛り込む場合、主題以外のミッションはカット編集して簡潔にまとめる等、
主題の印象をボカさない工夫が必要だと思います。
例)「主人公が、ある事件を解決する話」が主題の場合、
起:主人公が、事件について知る
承:事件の解決に向けて動き出す
転:事件に直接向き合い、解決する
結:解決した結果
…といったような感じが基本パターンかと思われます。
3:必要なシーンを全て書き出す
作った起承転結それぞれについて、具体的なシーンを大まかに書き出します。
例えば「起」について、
「キャラA(主人公)が家でのんびりしていたら、キャラBがやってくる。
キャラBは事件Cについての話をキャラAに伝え、キャラAは慌てて家を出る」
といったような感じに、全体の概要をまとめてしまいます。
ここでは、特に練りこみはしません。とにかく思いついた限りで大雑把にまとめます。
思いつかないところがあっても、とりあえず放っておきます。
4:各シーンについてカット割を書き出す
3で書き出した各シーンをカット単位にわけ、どんな場面を撮影すべきかをリストアップします。
例えば3の例のシーンをカット割にしてみると、
1:部屋の中でくつろいでいるキャラA
2:入り口から入ってくるキャラB
3:キャラBに気づくキャラA。用を尋ねる
4:事件Cについて話すキャラB
5:驚くキャラA
6:部屋から出て行くキャラA
ぐらいの感じに、大雑把に分けられると思います。
ここでも、あまり難しく考えずにとにかく思いつくそばから書き出していきます。
うまく思いつかないところは、やっぱり放っておきます。
5:一度見直す
カット割が大雑把に終わったら、一度ざっと書いたリストを見直して見ます。
リストに書き出してから見れば「あ、ここにこんなシーン欲しい」とか、
「あ、このシーンいらないかも」などが考えやすいです。
6:撮る
各カットを撮っていきます。
技術的に撮れないカットなどがあったらとりあえず飛ばし、
後で別の方法を考えるか、もしくはシーン自体を見直します。
7:とりあえず繋げて見る
撮った各カットを編集して、台詞とかつけてみます。
視覚化してみると、更に「ここ余分」「ここ足りない」が判りやすくなります。
8:放っといたとこの補完
とりあえず撮影して大雑把に組み立てれば「足りないもの」は判りやすくなるので、
3とか4でうまく思いつかなかったところを再考し、撮影して組み立てます。
9:以下、完成まで繰り返し
とりあえず撮って作ってみる、の繰り返しで気に食わない箇所を減らしていき、
自分で納得がいったら完成です。
要点でまとめると「始めから設計図を完全にして作る」のは結構大変なので、
設計図自体も組み立てながら動画を作る、という感じでしょうか。
最終更新:2009年09月15日 08:52