その2・シーンの構成を考える


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オリジナルのシーンを作るには、まずシーン構成を考える必要があります。
このシーン構成の際には、大雑把に二つほど考えることがあります。
一つは、シーンそれ自体の構成(誰が、どこで、どんな状況で、何をするのか)。
そしてもう一つは「それが撮影可能なシーンかどうか」です。

GTASAは、IFP改造やCLEOスクリプト構築ができれば
人間に可能な演技は理論上全て可能な下地を持っていますが、
しかし、そういった事にはそれなりの学習と技術習得が必要となり、
一方、当サイトで解説するDYOMや演技CSのみを使ったシーン作成は、
簡単であるが故に色々と制約があります。

少し長くなりましたが、要は
「このサイトで紹介する方法だと、できないシーンもある」
ということです。
例えば
「キャラに細かい動きの変化をつけるシーン」
「複数のキャラが、同時に動作の変化を行うシーン」
は苦手ですし、撮影できない場合もあると思います。
基本的には
「同一カット中で、同時に動きの変化のあるキャラが複数いると
 制作の手間・難易度が跳ね上がる」
と思ってもらって構いません(但し戦闘シーン除く。後述)。

この制約は何によって発生するかといえば、つまり
「DYOMや演技CSで任意操作できるのは
 基本的にはプレイヤーキャラ一人のみ」
であるためです。
DYOMで設置したNPCは、規定のアニメーションを永遠に実行しつづけるだけで、
そこから別のアニメーションに移行させることはできません。
つまり、一つの場面で動きの変化をつけられるのは一人だけであり、
複数のキャラに”全く同時”に動きの変化をつけることはできません。
(但し、編集によってどうにかすることができる場合も。これは別項にて)

しかし、逆に言えば「全く同時」でなければ動きの変化をつけることもできます。
一度に操作できるキャラはプレイヤー一人だけなので、カメラ位置を全く変えずに
同一画面中において、複数のキャラの動きを変化させるのは難しいですが、
逆に言えば、カットによるカメラ位置の変更を行い、
画面の主体となるキャラを随時切り替えることで、
一つのシーンの中で、複数のキャラの動きの変化を見せることが出来ます。

例えば
「キャラAとキャラBが会話している。会話の途中でキャラAが去り、
 キャラBはその背中に向かって手を振る」
というシーンを撮るとします。
つまり一つのシーンの中で、二人のキャラの動きの変化があるわけですが、
これをカメラ位置を固定したまま撮ろうとすると、手間がかかるうえに難易度があがります。
更に言えば、カメラ位置がずっと同じままだとシーンの印象も平坦になりがちなため、
色々な意味で好ましくありません。

なので、このシーンを次のように三つのカットに分けます。

1:会話してるキャラAとキャラB
2:会話を止めて歩き去るキャラA
3:その背中に向かって手を振るキャラB

まず、一番目のカットはDYOMでNPCを二人配置し、
「会話モーション」を設定しておけば簡単に撮影できます。
カメラの位置は、二人がだいたい平等に入るあたりでいいでしょう。

次に、二番目のカットではキャラBはそのままNPCでかまいませんが、
キャラAはプレイヤーキャラに変え、演技CSにて会話モーションをとらせ、
その状態で撮影を開始し、適当な段階で演技を中断して歩き去らせます。
なおこの時、演出に特に拘りがないなら、カメラはそのカットの主体となるもの
(この場合、キャラA)を中心寄りにすると、動きの変化に自然に注目が向けられます。

そして最後のシーンはキャラA、BともNPCにして、
キャラAは適当な方向に向かって「歩く」を設定し、
キャラBはその背中に向かって「手を振る」モーションを設定します。
この場合のカメラ位置は
「キャラAが物語のなかでどんなキャラで、そしてどんな理由で去るのか」
によって変わってきます。
キャラAが去ることに強い意味を持たせたい(これから戦いに行く、等)場合は、
「キャラBの背中側にカメラを置き、キャラAは画面奥に去る」
「キャラBを画面奥に置き、キャラAは画面手前に歩いてくる」
といった感じにし、逆に強い意味を持たせない(友達同士の、普通の別れ)場合は
「カメラを二人の横に平行に置き、キャラAは画面の端に向かって去る」
といった感じがいいと思います(あくまで、基本の話です)。


と、このように「撮りたいシーン」のあらすじを考えた上で、
動作の変化を起こす部分を「カット」に切り分け、
そしてそれぞれ「カメラワーク」を考えれば、シーンの構成は完了です。
これを実際に撮影し、作った各カットを編集で適宜繋ぎ合わせて台詞をつければ
オリジナルのシーンが一つ出来上がります。

なお、事前にDYOMや演技CSなどで「どんなモーションがとれるか」を把握しておくと、
具体的なシーンがイメージしやすくなりますし、また、せっかく考えたシーンが
「必要なモーションが無くて撮れない!」ということもなくなりますので、
操作の習得がてら「こんなモーションがあるんだ」程度に見ておくといいかもしれません。
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