ルリ「ひな壇の雛あられ、3日まで絶対に食べないで下さいね」
レイ・有希「「はーい」」
レイ「……」
有希「……」
レイ「そう言われると」
有希「食べたくなるのが世の常」
レイ・有希「「いただきます」」
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マンションの廊下
ハルヒ「―――ホンットにもう、アスカも翠も雛あられ飾ると同時に食べちゃうんだから
ねえルリちゃん何か良い方法無い?」
ルリ「家に今飾ってある雛あられ、緑色はわさび味でピンク色はハバネロ味で白色は生姜味なんですよ
私は試食して2日間胃を壊しました
ちゃんとした雛あられは明日まで出しません」
ハルヒ「なっかなかやるわねぇールリちゃん」
バタン!!
レイ「ルリ、水道から水が出ないわ」
有希「即刻飲料の提供を要求する」
ハルヒ「え、飲み物ならうt」
ルリ「ゴホン、あーハルヒさんちにも無いそうですよ、水道なら今日の夕方まで工事で出ません
1階の自販機まで買いに行った方が早いですよ、
――あーちなみにエレベーターはメンテ中なので徒歩で行ってください、17階から1階まで(ニヤリ」
レイ・有希「「!!!」」 ダダダダダ…
ルリ「顔、サルみたいに真っ赤にして走っていきました姉さん方」
ハルヒ「…効果絶大ね」
アスカ「だーれが赤ザルですって!?」
ルリ「いえ、アスカさんの事ではありません」
雛苺「さっきから雛雛って、雛の事呼んでるのー?」
ハルヒ「呼んでません」
ルリ「雛ちゃん、明日は雛祭りって言って女の子のためのお祭りなんですよ
一緒に"安全な"雛あられ食べましょうか、苺大福もありますよ」
雛苺「食べるのー、ルリは優しいのー」