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レイ「よく動く……キレイ……」
ルリ「動かないけどキレイなのはここに二人いるんですけどね。
ていうかCMなんてやってるんですね。こーゆーのでCMってかなり珍しくないですか?」
鶴屋さん「有希っこのフィギュアが出るならババーンっと宣伝しないとねっ!」
有希「……という鶴(屋)の一声。あと、涼宮ハルヒの独断」
レイ「やっと新刊が出るのね」
ルリ「いえ、そんなタイトルじゃないです」
有希「あと……ネルフとネルガルのバックアップ」
ルリ「そんな事だろうと思ってました」
――
SOUND ONLY「最低3個は買うだろう……常識的に考えて」
キール「広告展開に関しては君に一任するが、スケジュールの遅延は認められん。
ヲタの批判、更には予約のキャンセル、つまりは売上に響くからな」
ゲンドウ「わかっています。そのためのネルフです」
SOUND ONLY「ルリルリはまだかね……」
ゲンドウ「……すべてはゼーレのシナリオ通りに」
――
エリナ「まさかフィギュアにまで手を出すなんて……何考えてるの?」
アカツキ「いいじゃないの。売れるんでしょ? だったらウチもノっとかないとねえ?
幸いナデシコも可愛い子が多いし、フィギュアにするにはうってつけでしょう。
うちのいい宣伝にもなるしさ」
エリナ「あっきれた……そんなだから落ち目の女たらしって言われるのよ」
アカツキ「そりゃ関係ないでしょ。あ、もしかして自分のフィギュア出ないから八つ当たり?」
エリナ「違います!!」
アカツキ「まあとりあえずキミのフィギュアは艦長やルリちゃんの後で、ネルフのキレイ所と一緒の
ラインナップってことで」
エリナ「あのねえ……」
――
レイ「……(カタカタ」
ルリ「?」
レイ「『たのみこむ』に、ルリのフル可動フィギュアも出すように頼んできたわ」
ルリ「余計な事しないでいいです」
有希「これではれて私達のフィギュアが揃い、トリプルタッグマッチが実現する」
レイ「そうね。隣の人たちのフィギュアと絡めて遊べるわ。
……あの赤い人にキャメルクラッチとかパロスペシャルとかして……(フフ」
ルリ「……現代版丑の刻参りですか」