親戚がやってきた
~タバサ編~
ルリ「どうぞ、麦茶です」
タバサ「・・・・・(ペラ」←本を読んでる
レイ「暑い中疲れたでしょう?」
タバサ「・・・・・(ペラ」
レイ「だから私も劇場版の勢いで脱いじゃおうかな、って思うのよ」
タバサ「・・・・・(ペラ」
レイ「コソコソ)有希、ルリ、ここに私の天敵がいるわ・・・・・」
ルリ「コソコソ)その言い方相当失礼ですよ」
有希「コソコソ)レイ姉、任せて。私が彼女の反応を勝ち取ってみせる」
ルリ「コソコソ)もう反応ってレベルですか・・・」
レイ「コソコソ)有希、頼んだわ」
有希「コク)・・・・・
あ、平賀才人」
タバサ「ピク)
キョロキョロ)(←辺りを見回す)
スッ)(←再び本を読み始める)」
レイ「コソコソ)でかしたわ、有希」
ルリ「コソコソ)いや、反応と言ってもものすごく微々たる反応でしたが・・・」
有希「・・・・・」
ルリ「コソコソ)あれ、有希姉どうしたんでしょうか?」
レイ「コソコソ)わからないわ」
有希「何の本を読んでいるの?」
タバサ「・・・・・(スッ」←本の表紙を見せる
レイ「有希、読めるの?」
有希「・・・異世界の文字だけど、幸い情報統合思念体の登録言語内に入っている。
この本の題名は『イーヴァルディの勇者』」
タバサ「読んでみて」
有希「そう。ならこの本を進める。言語はそちらに合わせておいた」
有希・タバサ「・・・・・(ペラ」
ルリ「何か、同じようなのが増えてしまいましたね」
レイ「そっとしておきましょう。仲良くなったのはいいことだわ」
ルリ「それはそうですね」
レイ「じゃあ、二人でアイスでも買いに行きましょうか」
ルリ「レイ姉がそんなこと言い出すなんて珍しいですね」
レイ「ルリ、そんなことを言うなんてひどいわ。ここは素直に喜ぶものよ」
ルリ「・・・・・わーい」
有希・タバサ「・・・・・ユニーク」