有希「・・・暑い」
ルリ「有希姉、暑いのならそのカーディガンを脱げば良いと思います」
有希「その発想は無かった」
ルリ「後、今は夏休みなので、制服を着続ける必要は無いと思います」
有希「・・・」(立ち上がって隣の部屋へ)
レイ「・・ルリ、有希はあえて制服を脱がないのよ」
ルリ「?」
レイ「有希が制服を着続ける理由もわからないなんて・・、あなたもまだまだ子供ね」
ルリ「(ムッ)子供じゃないです」
レイ「フフ・・、制服姿は萌えなのよ、清楚で可憐な女子の戦闘服、私でいうところのプラグスーツ、それはもう二次元と三次元の枠を越えた男子永遠の憧れ」
ルリ「意味わかんないです、ところでレイ姉はいつになったら服を着るんですか」
レイ「今、私の事は関係ないわ」
レイ「制服っていうのはね、言ってしまえば世界を征服してしまえる最終兵器、最初で最後の使徒、6年間のエンペラータイム・・」
ルリ「益々わかりません、・・せめて下着くらいは付けてください」
レイ「今、私の事は関係ないわ」
レイ「制服の魅力を伝える為にこんなに労力が必要だとは思ってなかったわ、いいかしら?制服っていうのは・・」
隣の部屋からTシャツ短パン姿の有希が出てくる
ルリ「有希姉、制服脱いでますよ」
レイ「・・ねぇルリ、氷を床に敷き詰めたら少しは涼しくなるかしら?」
ルリ「いや、だから制服・・」
レイ「私ならカルピスを発明した人にノーベル賞をあげるわ」
有希「同意」