「ルリ、ちょっといいかしら」
「なんですか?」
「『コッチン』って10回言ってみて」
「……? コッチンコッチンコッ……!! って、何を言わせるんですか!」
「……クスクス。ルリが私の言う事をみじんも疑わずに信じてくれる。
 それは姉としてとても幸運なことだと思うわ」
「何をいい話にすりかえようとしてるんですか。もう……有希姉も何とか言ってください」
「……姉さん、幸運?」
「ええ、とっても」
「そういうときのおまじないを知っている。
 幸運な気持ちになったときは『幸運』と10回言えばもっと幸運がやってくる」
「そう……やってみるわ
 幸運幸運幸運幸運幸運幸運幸運幸運幸運幸運」
「声が小さい。もっと叫ぶようにやらないとダメ」
「(すう……)コーウンコーウンコーウンコーウンコーウンコーウンコーウンコーウンコーウン!!!!」

ドタドタバタバタ ドンドンドン!!
「こらぁ!ファースト!何を変な言葉を連呼してるのよ!アンタ頭おかしいんじゃない!?」

「……こんな時どんな顔をすればいいか分からないわ」
「『あいたたた、ヤラレター』みたいな顔をしながら謝ればいいと思いますよ」





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