3-462の続きです
ルリの剣幕にたじろぐ様子も無く、その手にあるプラグスーツ、
そしてルリの顔へとゆっくりと視線を動かしたレイは、いつものように淡々と言葉を紡いだ。
そしてルリの顔へとゆっくりと視線を動かしたレイは、いつものように淡々と言葉を紡いだ。
「ルリ、ルリ、落ち着いて。
プラグスーツはわたしのもう一つの制服。
みんなと、碇くんと共に戦った絆であり思い出なのよ・・・
ネルフの人たちが、わたし達が無事に生きて帰れるように
数々の機能と特別な素材を使って作ってくれたもの。
それを幾らで売ると思うの?」
プラグスーツはわたしのもう一つの制服。
みんなと、碇くんと共に戦った絆であり思い出なのよ・・・
ネルフの人たちが、わたし達が無事に生きて帰れるように
数々の機能と特別な素材を使って作ってくれたもの。
それを幾らで売ると思うの?」
そこまで聞いたルリは、はっと顔を上げる。
姉は特に怒るでもなく、いつもルリに向けてくれる優しい微笑みを浮かべている。
「わたし、わたし・・・・ごめんな・・・」
姉は特に怒るでもなく、いつもルリに向けてくれる優しい微笑みを浮かべている。
「わたし、わたし・・・・ごめんな・・・」
レイは謝罪の言葉を最後まで聞くことなく、優しく抱き寄せてぽんぽんと背中を叩く・・・
「500万で売れたわ。当分家計は安泰よ・・・・・いえ~い・・・・」