ルリ「有希姉、そろそろレイ姉を起こしてきた方が・・」
ガチャ
ルリ「ブッー!!」
有希「牛乳と言えど食べ物を粗末にするのは、世間一般の常識及び、
この家の経済状況を鑑みるまでもなく・・
レイ「おはよう。今日は自分で起きる事ができたわ。どう、すごいでしょう?」
ルリ「ええ。確かに。って、何て格好をしてるですか姉さん!」
レイ「あら?やっぱりこの色だと私に似合わない?私の髪と瞳って特殊だし。
そう言えばあなたも変わっている。お互いカラーコーディネイトで苦労するわね。」
ルリ「ええ。まあ確かに。って、そうじゃなくて・・・」
有希「この場合、色の問題ではなく、世間一般の常識及び、現在の気象状況に則してみれば、
あなたの今の外見は我々、又、他の人間にとって尋常ではない。即ち、ユニーク。」
ルリ「ええ。まったく。確かに。何でそんな素っ頓狂な、ハ、裸にリボンを巻いてるだけ、なんて・・
一体、今回は何に影響されたんですか?そもそも何で・・チャッチャと説明して下さい。!」
レイ「だって今日はバレンタインですもの。今年はチョコを見付けられ・・あげられないし。」
有希「あなたは甘い。世間一般の常識及び、この家の住環境を考慮すれば、発見は可能。
それは、冷蔵庫の野菜室。」
ルリ「ええ。確か・に。ん?違います!」
有希「そんな筈はない。それなら、情報連結の解除を要求・・
レイ「あ!ほんとだ。こんなトコに。綺麗にラッピングまでして。今回も勿論手作りでしょ?」
ルリ「ええ・・。まあ・・。確かに・・。///・・そ、そうじゃなくて、何で裸リボン(ワー///
バッカみたい・・何でこんな事言わなくちゃ・・)・・は、恥ずかしくないんですか?」
レイ「平気。チョコは無くても、私が居るもの。」
有希「つまり、チョコをプレゼントする代わりに自分自身を与えると言う事。終極的には同じ。
非常に合理的。恋愛とは与えるもの。与えられずとも、そうせずには居られない。」
ルリ「え・ええ。た・確かに、そ、そうかもしれません・・。(ゆ、有希姉ど、どうしちゃったの
かしら?)で、でも、やっぱりお互いを補ってこその恋愛じゃ?人を唯好きになる事で得られる
幸福というのも、ある意味、その人から与えられたって考えられるんじゃないでしょうか?
一方的に与えるだけ、という恋愛観にはどうしても同意できません。いえ、間違ってます!」
レイ「落ちついて。二人とも若いわね。」
有希「それは正しくはない。あなたと我々の年の差を世間一般の常識・・そもそも、あなたの今、
現在の外観にかかわる問題について論じるべき。」
ルリ「ええ。確かにその通り。」
レイ「やっぱりダメかしら?」
有希「ええ。確実に。」
ルリ(や、やっと話が通じた!)
有希「裸にリボンだけなど言語道断。靴下は必着。」
ルリ「え・・ええ?エッー!!!」
ガチャ
ルリ「ブッー!!」
有希「牛乳と言えど食べ物を粗末にするのは、世間一般の常識及び、
この家の経済状況を鑑みるまでもなく・・
レイ「おはよう。今日は自分で起きる事ができたわ。どう、すごいでしょう?」
ルリ「ええ。確かに。って、何て格好をしてるですか姉さん!」
レイ「あら?やっぱりこの色だと私に似合わない?私の髪と瞳って特殊だし。
そう言えばあなたも変わっている。お互いカラーコーディネイトで苦労するわね。」
ルリ「ええ。まあ確かに。って、そうじゃなくて・・・」
有希「この場合、色の問題ではなく、世間一般の常識及び、現在の気象状況に則してみれば、
あなたの今の外見は我々、又、他の人間にとって尋常ではない。即ち、ユニーク。」
ルリ「ええ。まったく。確かに。何でそんな素っ頓狂な、ハ、裸にリボンを巻いてるだけ、なんて・・
一体、今回は何に影響されたんですか?そもそも何で・・チャッチャと説明して下さい。!」
レイ「だって今日はバレンタインですもの。今年はチョコを見付けられ・・あげられないし。」
有希「あなたは甘い。世間一般の常識及び、この家の住環境を考慮すれば、発見は可能。
それは、冷蔵庫の野菜室。」
ルリ「ええ。確か・に。ん?違います!」
有希「そんな筈はない。それなら、情報連結の解除を要求・・
レイ「あ!ほんとだ。こんなトコに。綺麗にラッピングまでして。今回も勿論手作りでしょ?」
ルリ「ええ・・。まあ・・。確かに・・。///・・そ、そうじゃなくて、何で裸リボン(ワー///
バッカみたい・・何でこんな事言わなくちゃ・・)・・は、恥ずかしくないんですか?」
レイ「平気。チョコは無くても、私が居るもの。」
有希「つまり、チョコをプレゼントする代わりに自分自身を与えると言う事。終極的には同じ。
非常に合理的。恋愛とは与えるもの。与えられずとも、そうせずには居られない。」
ルリ「え・ええ。た・確かに、そ、そうかもしれません・・。(ゆ、有希姉ど、どうしちゃったの
かしら?)で、でも、やっぱりお互いを補ってこその恋愛じゃ?人を唯好きになる事で得られる
幸福というのも、ある意味、その人から与えられたって考えられるんじゃないでしょうか?
一方的に与えるだけ、という恋愛観にはどうしても同意できません。いえ、間違ってます!」
レイ「落ちついて。二人とも若いわね。」
有希「それは正しくはない。あなたと我々の年の差を世間一般の常識・・そもそも、あなたの今、
現在の外観にかかわる問題について論じるべき。」
ルリ「ええ。確かにその通り。」
レイ「やっぱりダメかしら?」
有希「ええ。確実に。」
ルリ(や、やっと話が通じた!)
有希「裸にリボンだけなど言語道断。靴下は必着。」
ルリ「え・・ええ?エッー!!!」