「1-282」(2006/12/03 (日) 18:33:22) の最新版変更点
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願っていた幸せが実際に現実のものとなると、それに呼応すかのような
苦しみがやってくることはよくある。
自然にある程度の記憶を呼び起こすことに成功した俺は、どうにか現状を打破しなければいけない。
今になってことの重大さに気づいたからだ。
発端は五日前。
朝起きたら一人の少女がいた。
俺「えっと・・・誰かな?」
長門「・・・多分、涼宮ハルヒが関係している」
何を言っているのか自分にはわからなかった。
それからは、多少の違和感は感じつつも、なぜか頭は働かず、
先日まであったまともな思考回路を再構築することができずに過ごしていた。
なぜか少女もうちで食事をし、夜は俺の部屋の隣の部屋で寝るということが決定。
あのとき、少しでも疑問に感じていれば・・・・・・。
四日前。
朝、少女が一人増えている。
ルリ「ここ。どこですか?」
俺「俺の家だけど・・・」
ルリ「はぁ」
そこから先はほとんど覚えていない。ただ覚えていたのは、
1.この少女もうちに住むことが決まったらしいということ。
2.寝床は先日の少女と同じ部屋(それなりの広さで、4~5人程度なら十分なスペースがある)
そして三日前。
もはや多少の違和感すら感じない。
また一人、少女目の前にがいた。
綾波「ここ・・・どこ」
俺「・・・君の家だよ」
喋るのに頭を使わず、機械的口が動いていた感じがする。
ただ機械的にではあるが、
感情のない返答をしていたわけでは無いようだ。
当時のことを彼女らに聞いても
「別におかしくはなかった」
という返答しか返ってこなかったのが理由。
今でも状況はまったく理解不能だが
「彼女達の言葉は信用できる」
と、俺自身思っているからだ。
根拠など特にないし、まだ正常な判断で一緒にいたのはほんのわずかな時間だが、
それでも迷いなくそう思うことができた。
そして四日目。
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