VD 戦場の基本

ACVD/戦場の基本
ここは戦場(勢力戦)についての基本知識を簡単に説明していくページです。
対人戦を行ったことのない人間でも戦場のイロハをある程度知っておくといいでしょう。
ここから派生してどんな機体に乗るかは、アセン入門システム編アセン編を参照。パラメータ詳細に関するパーツパラメータ解説なども。


+ 目次

戦場基礎知識

戦場に出る以上最低限必要とされる、基本的な知識を紹介します。

戦場で使われる武装について

ACVDには使われやすい武装(メインウェポン)とそうでない武装(サブウェポン)が存在します。環境の流動である程度変化はしますが、基本の三つはほぼ不動です。
基本の三つとはスナイパーライフル、、バトルライフルレーザーライフルの事です。いずれも他の武装よりも一回り高い強みを持ち、戦場の流れを決める骨子となります。
  • スナイパーライフルはどんな機体にも大貫通する高い単発火力と他の武装の追随を許さない圧倒的な命中性能を持ち、常に安定した火力を供給します。ロック時間の関係で両肩自サブ+グランスの併用が必須ですが、それによる高速ロックと「単発高威力」の特性が合わさり、相手より先に二次ロックして射撃、即遮蔽物に隠れ相手に一方的にダメージを与える「チラ撃ち」を可能としています。EN等の負荷も少なく相手との距離を詰める必要もないため初心者に最適です。代表例:AM/SRA-133(サイカド)
  • バトルライフルはあらゆる相手に貫通する高威力とそれに見合わぬ高速リロードで瞬く間に相手を沈めることのできる武装です。弾速がとても遅く他二つ比べ射程と命中に劣り、チームダメージレースで優位に立つにはかなりプレイヤースキルを要求されます。殴り編成以外でバトを使うのはかなり難しく初心者は編成や味方の機体をよく見て使いましょう。機体操作に自信が付いたらぜひ使ってみましょう。代表例:Au-C-B19(ストレコ)
  • 重二すら貫く威力、ほぼ全機体に入る高い衝撃力、優秀な射程とロック時間による肩武装やFCSを選ばない汎用性の高さ全てを併せ持つのがレーザーライフルです。性能面でいえば上二つを凌ぐほどのポテンシャルを秘めています。ですが「攻撃にもENを使う」「戦闘モードに入ってチャージする必要がある」といった扱いづらさでもトップクラスであり、初心者は扱うのは避けた方が良いでしょう。代表例:Au-L-K29(カルサワ)
基本はこれら三種の神器が戦場を席巻していますが、他にもパルスガンやショットガンなど優秀な武器は多数存在します。ただ通らない相手や腐る場面がどうしても発生するので、メインとして両手に持つのはこの三つのいずれかにしておくとよいでしょう。


戦場にいる機体(テンプレ機)について

戦場には過去の名人たちが開発、練り上げてきた機体構成が存在します。
その多くは明確な運用思想から組まれており、流行するだけの「強さ」を持った機体と言えます。
まずはこれらに乗って戦場の空気を実際に肌で感じながら、各自腕を磨くとよいでしょう。
アセン入門に書いてある機体が多く登場します。アセンの詳細は少し省略して、戦場での動きを記述します。
【武装】、【機体】、【内装】、【ハンガー】、【目的と動き】、【初心者へのオススメ度】、【使う際のアドバイス】の順で記述します。

+ 戦場で流行している機体について

戦場で流行している機体について

+ レザスピKC四脚
  • レザスピKC四脚
  • 機体:HF-227(マギー)、CB-209(ヨツン)、AB-107D改造(バリー・ブル)、L4A-119(第一軽四) KE:1876 CE:2392 TE:390
  • 武装:Au-L-K29(軽沢)*2 SL/KMB-118H(ハバス)、AMAGOROMO mdl.2(アマゴロモ)、AM/SH-209(KE盾)
  • 内装:Fs-L-E28(250FCS)、SUZUMUSHI mdl.1+TOKONATSU mdl.1、Ge-D-G23(バイタル)+Bo-C-H11(ポンデ)[or]Bo-C-L13(ブリャー)
    • 【武装】高威力・高衝撃・長射程・TE属性のレーザーと高DPS・両肩で六発同時発射・長射程・KE属性のハバスを搭載し、中遠距離から極めて安定した火力を吐く機体です。戦場では衝撃ハバス弾き(1496*1.25=1870)を確保した機体が増えていますが、それを考慮しても優秀な削り、盾割り、対軽中量機性能を持つ武装群です。
    • 【機体】KE:1870を確保し、レザスピ機、スナ機への耐性を高めています。上記の武装を平均以上の装甲と高い移動速度、跳躍性能、それに見合わぬAPと四脚特有の対空能力を備えた第一軽四脚部に搭載することで高い制空能力を発揮します。
    • 【内装】ミサイル適正が高い250FCSを選択します。ロック補正は低いですが、元よりレーザーのロックが速いので相性は良いです。EN出力が高く容量の少ない鈴虫+EN負荷は高いがハイブ消費の低い常夏を組み合わせて、レザ適正を高めています。出力を若干落として容量を増やしたバイタル+ハイブ消費が高いがEN負荷の低いポンデorブリャーの組み合わせとは相互互換であり、ここは好みの分かれるところでしょう。
    • 【ハンガー】低いTEをカバーするためにアマゴロモ、スナ機対策にKE盾をハンガーに架け、生存能力を上げています。データ戦や特別出撃で敵砲台を破壊する際にKE盾をスナキャに換装することもあります。
    • 【目的と動き】高い制空力と攻撃性能で上空から敵機を打ち下ろします。武装の汎用性が高いので腐ることはほとんどありません。基本は上空、高い障害物の近くにいますが、下記のレザ重等がいる場合は射線を切る動きも行います。盾にアマゴロモを持っていますが、割れる可能性があり低TEには違いないので、レザ重二等とは撃ち合いません。
    • 【総評】汎用性が非常に高く、誰でもそれなりに働けるだけのスペックを持つ強アセンです。一時期は傭兵欄の機体がこれ一色に染まることもありました。しかしそれ故に武装や立ち回りで対策されやすい機体でもあり、現環境では何も考えず放り込める機体ではなくなっています。
    • 【初心者へのオススメ度】★★★☆☆。安定する機体ではありますが、レザ機、低TE、中量機、メタが多い機体ということで初心者が使うには少し怖いところがあります。ある程度ACの操作に慣れれば勉強のために乗ってみましょう。
    • 【使う際のアドバイス】とかくTEが薄いので、相手のレザ、パルガン機から目を離さないよう気を付けましょう。高度を取れる利点は、裏を返せば相手に射線を通されやすいデメリットでもあります。

+ レザスピKT重二
  • レザスピKT重二
  • 機体:Hd-U-C23改造(マーカス)、CA-215(盾コア)、AB-107D改造(バリー・ブル)、AOI mdl.2(デカール脚) KE:1882 CE:1411 TE:2943
  • 武装:Au-L-K29(軽沢)*2[or]Au-L-K37(中沢)*2 SL/KMB-118H(ハバス)、Au-U-E05(CE盾)、AM/SH-209(KE盾)
  • 内装:Fs-L-E28(250FCS)、Ge-D-G23(バイタル)+Bo-C-H11(ポンデ)[or]Bo-C-L13(ブリャー)
    • 【武装】基本は上記レザ四と同じ。装甲の関係でレザスピに強く出られるため、対レザ四を意識して中沢を積むこともあります。
    • 【機体】KE:1870を確保し、レザスピ機、スナ機への耐性を高めています。上記の武装を高いTE防御、重二では屈指の機動力を持つデカール脚に搭載することで高い対空能力、レザ機への制圧力を発揮します。鈍足なのでバトライなどの対重量武装に弱くい、脅威度が高いため集中砲火をもらいやすい弱点も持ち合わせています。
    • 【ハンガー】低いCEをカバーするためにCE盾、スナ機対策にKE盾をハンガーに架け、生存能力を上げています。主武装を中沢にした場合経戦能力に欠けるので、盾を一つサブ武装に変えるのが主流です。
    • 【内装】FCSはKC四と同じく。EN出力の高いバイタル+ハイブ消費が高いがEN負荷の低いポンデorブリャーの組み合わせでレザ適性を高めています。KC四よりENや機動に制限がかかるためスズトコは一般的ではありません。
    • 【目的と動き】上記のレザスピKC四等のレザ持ち中量機に対し高いTE防御で有利を付け、対空、制圧を行います。重二である分滞空、上昇、機動に難があり四脚と比べ積極的な制空はできないので、高い壁や塔を中心にして動きます。重量機なのでバトライを押し付けられたりタンクに掴まるといけません。常に障害物の上付近や隣で行動することが求められます。
    • 【総評】装甲、機動力の特性上レザ四とは一長一短の関係にあります。レザ四のメタとしても純粋な火力枠としても活躍できるので、編成に一機入れておくと非常に安定します。ハバスをSAZANAMI mdl.2(VTF)にしてVTFの高火力をぶつけたり(扱いが少し難しいです)、Su-J-G17(ミドミサ)で軽中量機、KT機への火力を上げたり(弾数が少なく、汎用性も少し落ちます)、武装にある程度幅が利く強みもあります。
    • 【初心者へのオススメ度】★★★☆☆。火力的には安定しますが、レザ機なのである程度戦場で動けるようになってから動かすのもよいでしょう。
    • 【使う際のアドバイス】レザ機である以上、味方の編成によって立ち回りが変わってくるので、どんな戦術で戦うのかよく考えましょう。刺しが多ければ装甲の硬さを活かして比較的前線を構築し、逆にインファが多ければ無暗に集中砲火を浴びないよう後衛で味方の援護をしましょう。

+ スナサワKT重二
  • スナサワKT重二
  • 機体:Hd-U-C23改造(マーカス)、CA-215(盾コア)、AB-107D改造(バリー・ブル)、AOI mdl.2(デカール脚) KE:??? CE:1411 TE:???
  • 武装:AM/SRA-133(サイカド)*2[or]KURETAKE mdl.2(ズラトコ)*2、MONONOFU mdl.2(自サブ)、X000 KARASAWA(カラサワ)、Au-U-E05(CE盾)[or]AM/SH-209(KE盾)
  • 内装:FA-215(グランス)、Ge-D-G23(バイタル)+TOKONATSU mdl.1
    • 【武装】高威力・高弾速・高速ロック(サブコン併用)のスナライで相手に安定した火力を吐き続けます。ロックが速く撃ちやすいサイカドと、ロックが遅い代わりにそこそこの衝撃と一回り高いDPSを持つズラトコの二つが選択肢に入ります。味方にタンクやインファイト機がいる場合にチームダメージレースを考慮して、あるいは味方に範サブ持ちがいる場合はロック時間をカバーできるためズラトコを選択します。
    • 【機体】基本は上記レザスピKT重二と同じ。FCSが200になるためカメラ性能の高いマーカスを選ぶ意義が高いです。武装が軽く、レザ主体ではないので重二としてはそこそこの機動力を持っています。
    • 【内装】高速ロック、中射程でスナライに最も適したグランスを選択。カラサワを扱うためバイタル、レザ重よりENに余裕があるのでEN負荷が高いが諸性能の高いトコナツを選択します。
    • 【ハンガー】低いCEをカバーするためにCE盾を、あるいは相手のスナの方が脅威になる場合はKE盾を持ちます。もう一方にはKE盾割り、四脚・軽中量機に極めて脅威となるカラサワを持ちます。ワンチャンで大きくAPを減らせるため、相手の自由な立ち回りを阻害することができます。
    • 【目的と動き】重二の欠点である機動性の低さをスナの軽さ・チラ撃ちに適した特性で補います。重二のアセンでは最速を記録し、弱点であるCE武器を拒否りやすくなっています。インファ機やタンクと正面から殴り合ったりはせず、障害物を生かしてチラ撃ちで一方的にダメを与えていきます。安定している分バトやレザに比べ瞬間火力に欠けるので、チームダメージレースを優位に立たせるよううまく立ち回る必要があります。
    • 【総評】主だった弱点がなく、即死の可能性がとても少ない機体です。動かしやすく、火力も安定しているので戦場ではかなり普及しています。ただしスナのDPSの低さを考慮して編成を組まないとチームダメージレースで負けてしまう可能性もあるため、運用には少々気を使う必要があります。
    • 【初心者へのオススメ度】★★★★★。武装の操作にまで意識を割かずに済み、機体操作におぼつかない初心者には最も適した機体といえます。しっかり最短リロードを意識しながら撃つこと、相手と真正面から撃ち合わないことを意識さえすれば勝機が必ず見えるので、操作に慣れながら戦場を見渡せるように練習しましょう。
    • 【使う際のアドバイス】やはり他の機体に比べ瞬間火力に欠けるので、最短リロードの意識、殴り合いの拒否をしっかり行いましょう。「こちらを向いている」相手にはチラ撃ちで一方的にダメージを与えられますが、「味方を向いている」相手には身を隠す必要はありません。身を乗り出したまま最短リロードで撃ちこみましょう。四脚や中二のような低TEが味方にドヤっている時は、大火力とストッピングパワーを併せ持つカラサワがオススメです。スナ機の中では最も装甲があるので、相手をおびきよせて味方への火力吐きを抑えることも可能です。

+ シウス中二
  • シウス中二
  • 機体:Hd-G-A88(ローランド)、MATSUKAZE mdl.3(ダズボグ)、AE-118(191腕)、L2MA-131(デナリ)KE: CE:1138 TE:
  • 武装:Au-C-B19(ストレコ)*2、SL/CW-243(迎撃シウス)、NIODORI mdl.3(ナパ)*2
  • 内装:Fs-L-F03(23FCS)、GA-319(最重ジェネ)+BA-309(シナツ)
    • 【武装】高DPSのバトライの中でも貫通力が高く、安定した高火力を吐けるストレコを装備して相手を畳む機体です。特に重量機へは極めて高い殲滅力を発揮し、他中軽量機も見られるほどの威力を持つため腐る場面はほとんどありません。
    • 【機体】上記バトライを比較的高機動な中二に乗せることで相手との距離を詰めなければならないバトライの弱点を克服します。装甲値的にCE腕を採用することが多く、機体的相性も抜群です。
    • 【内装】近距離戦適性の高い23FCSを選択。グラブ多用+パルガンを扱うため容量の比較的多い最重ジェネを採用。また最重ジェネでないと対反動が足りず、AM/SGA-204(ウサギ)で硬直してしまうことも起因しています。
    • 【ハンガー】バトライの通りが悪く、TEの薄い場合が多い四脚・重逆対策にパルガンを持ちます。高機動・高旋回のグラブ中二とは相性が良く、自身の弱点でもあるレザ四を抑えることもできます。
    • 【目的と動き】ヒトマシやパルガンのような即死要因こそ回避していますが、それ以外のCE・TE武器は容易に大貫通するため相手のタゲをなるべくもらわないよう味方の横や後ろに待ち構えます。そして相手が横を向いたり隙を見せた時に機動力を生かして突貫し、バトライを数セット叩き込んでタゲがこちらに向く直前にまた味方の元へ帰ってきます。レザ機やバト機との正面からの撃ち合いは基本できません。味方がインファ寄りの場合はパルガンで四脚を抑えることもあります。
    • 【総評】見られない機体の方が少なく、あらゆる状況に対応できる万能性を持っています。逆にその万能性故戦場で採れる選択肢が多く、どう立ち回れば戦局を有利に運べるか把握し、実行に移すための高いプレイヤースキルを問われます。 また機体的にも運用的にもレザに弱く、環境に蔓延する弱点を克服できるだけのスキルも必要な上級者向けの機体です。
    • 【初心者へのオススメ度】★☆☆☆☆。バト機、中量機、器用万能(貧乏)で扱うのに大変なPSを問われますので乗るのはACにかなり慣れてからでよいでしょう。
    • 【使う際のアドバイス】戦局の把握、相手の射線や目線の把握と突貫した際に火力を一定以上吐けるだけのインファ力、機体操作力を身につけましょう(もっともそんな人はこのページを見る必要がないのですが……)。










+ 編集用テンプレ
  • 名前
  • 機体:KE:CE:TE:
  • 武装:
  • 内装:
    • 【武装】
    • 【機体】
    • 【内装】
    • 【ハンガー】
    • 【目的と動き】
    • 【総評】
    • 【初心者へのオススメ度】★☆。
    • 【使う際のアドバイス】

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最終更新:2018年12月04日 19:09