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大深度戦争(30年戦争)

  • 初代と2の間に起きた、地下世界全てを巻き込んだ企業間戦争。
  • ネストの機能停止による、秩序の崩壊が発端。
  • 初代のネストの機能停止に伴い勃発。
    その後30年間続いたことから、別名30年戦争とも呼ばれる。
    最終的には食料備蓄場所での戦闘で終戦し、その後復興するためにレイヴンおよび企業幹部らを召集させた地球政府を発足。アイザック条約を締結し、30年間の戦争の終わりを宣言する。
    以降新たな企業が生まれていくが、戦後は初代のような激しい企業間戦争は鳴りを潜め、代わりに小規模な武装組織による紛争が多発する情勢に変化する(AC2AA)

大破壊

  • 現在各シリーズに二つ存在。
    ひとつは初代系列(AC~AC2AA)の世界観を作り上げたもので、
    もうひとつはAC3~LRに。
  • 初代系列では人類が地下に潜る契機となった最終戦争のことをあらわし、発展途上国が先進国へのテロを容認する発言をしたことが切っ掛けとされる。
    この大破壊前が起こる前から、火星への移住計画(テラフォーミング計画)は存在していた。
  • 3系列では初代系列よりも更にぼかされており、
    大災害または最終戦争とも呼ばれているだけであり、詳細は一切不明だが、人類が地下世界で管理者の下に生活するようになった原因であることは間違いない。

タンク

  • シリーズに登場する脚部の形態の一つ。車両型、走行型と呼ばれたこともある。
  • 防御力が高く、積載量に富み、キャノンを制限なしで撃てるのがシリーズを通した特徴。
  • 反面、機動力は非常に低く、強力な武装によってやられる前にやる戦闘スタイルを強いられる。多くの場合、旋回性も低く、軽量機に死角を取られると何もできずにやられることも。
  • キャタピラ型とホバー型に大別され、被弾安定性などのスペックに差があることが多い。
  • キャタピラ型は下部に履帯のグラが描かれているだけで実際は地上を滑るように移動する仕様だったが、ACVからめでたくクローラ部分が稼働するようになった。
  • ブースターが脚部に内蔵されており、ブースターの装備が不可能。ブースター装備分の負荷を軽減できる。
  • 2系まではカラサワやショットガンなどの一部右腕武器が脚部との干渉により装備できなかった。
  • 4系では格納可能な武器に限らず、全ての腕用武器を格納可能である。
  • V系ではTE防御型の脚部として登場。TE以外の防御性能も高めである。ブーストドライブが不可能であり、静止時に旋回速度が上昇する。
  • 有脚型と異なり、パーツ形状が個性豊かで一見してどのパーツか分かりやすい。
  • 現実の戦車との大きな違いは、上半身(コア)が主で車体が従であること。車体と上部構造の向きが異なる場合、戦車は「砲塔が横を向いている」、タンクACは「車体が横を向いている」と認識される。
  • 戦車と違って上半身を全周囲に旋回させることはできず、あくまで他の脚部と同レベルの可動域しか無い…というのはVDまでの話。VIでは戦車の砲塔の如く上半身を360度旋回させることが可能になった。





地球

  • 初代系列に存在している設定。火星も登場する。
  • 地球となっているが、地名などはオリジナルであり、現実世界の地球とは全く違うもの。
    ただし、AC4からは現実世界と同様の地図になっている。


地球政府(地下世界停戦委員会)

  • 初代系列で登場する組織で、前身は地下世界停戦委員会。
  • 今まで政府という機関が大破壊以降無かったが、これの誕生により、幾分かのルールが確立されるようになる。
  • しかしジオ・マトリクス社が発見した火星へのテラフォーミング計画により、その立場が危うくなり、
    新たな政治経済が確立される火星での統治力を強めるために火星における政府役割を担うようLCCを設立。
    以降は疲弊していた地球環境の復興に力を注ぐ。
  • 組織のメンバーは企業幹部やレイヴンの代表であり、黒い思惑入り混じるシリーズとしては、珍しく公平組織とも取れる。
  • AC2では機能停止したLCCの代わりに急遽登場。主人公に火星の命運を分ける依頼を持ちかけてくる。
  • 締めの台詞は「あなたの帰還を心待ちにしております」。


地上開発プロジェクト(Brigate Project)

  • AC3SLに登場した、企業が提唱する人類が地上に回帰するための計画。
  • AC3にて管理者が破壊され、地上へのゲートが開かれたことにより、
    人類は長い地下生活から開放される。
    大破壊以降いまだ完全に回復しきっていない地上の環境を一刻も早く回復させるために、各企業がこの計画を宣言。
    地上での開発を急ぐスタートとも言えるものとなった。
  • しかし、広がっていく地上の生活圏の最中発見されたクレーターを契機に、企業たちの開発競争が激化。
    元々、地下世界(レイヤード)はいくつかに分散していたため、そこでの資源は貴重なものであり、競争からリードできる足がかりでもある。
  • 未踏査地区であったそのクレータの発見は、企業らに刺激を与え、
    結果的にこの計画は、名ばかりの、対立状況を確立させるスタートラインをあらわすものになった。


チャージング

  • 主にAC~ACLRまで存在していたACのエネルギーゲージの使用過多時に起こる現象のこと。
    ジェネレータから生み出される電力は常に供給されており、構成されているパーツを必要最低限動かす以外の電力(余剰電力)は、ブースト使用又はEN兵器使用時に消費されるエネルギー容量の復元に使用される。
    しかし、エネルギー容量以上のエネルギーを使用してしまうと、完全復元のために長時間電力を容量のほうに回さなくてはいけない手間が発生してしまい、その間ブースト、EN兵器の使用が出来ない。
    これをチャージングと言う。
  • ゲーム中は基本的にこれとの戦いともとれる。
    断続的な行動をしたい欲求とチャージングを恐れる抵抗感が入り混じるため、初心者が悲鳴をあげるいち要因でもあった。
  • 一応各ジェネレータには緊急容量(レッドゾーン)というものが存在しており、その部分はEN消費及び回復速度が半分になる。
    (EN兵器使用時に消費されるエネルギー量には影響しない)





ディソーダー

  • AC2及びAC2AAに登場する戦闘メカ群。
    生物的な装いを持ち、出所不明・正体不明・目的不明でひたすら大規模な数で破壊活動を見境なしに行なう。
  • LCCによる公式発表によると、第一次テラフォーミング時に送り込まれた自立型作業用メカが自己複製を繰り返すうちに生まれたとなっているが、真意は不明。
    火星での第一目撃以降、企業対立に輪をかけて各地に被害をもたらし続けていた。
  • AC2で火星の衛星フォボスが、大破壊以前に建造された機動兵器であることと、そのフォボスによる命令で稼動していたということが共に判明する。
  • しかしAC2の事件、つまりレオス・クラインによるクーデターの後の物語であるAC2AAでは地球にもディソーダが出現している。
  • 非常に特別視されるものだが、実際にはジオ・マトリクス社が人工ディソーダを作り上げていたりと、そう未知な機械群ではない様子。


テクノクラート

  • 兵器のほとんどが旧式であり、技術水準は総じて低く、イクバールとの提携が命綱となっている。
    実質的に、支配企業の技術的最底辺をなす斜陽企業。
  • ハラショー!
  • 所属リンクスがこう叫ぶ辺り、ロシア系企業なのだろう。
  • 各種ロケットを作ってる、というかロケットしか作ってない。
  • ロシアではミサイルもロケットと呼んでいるためスタッフが勘違いしたのかも・・・。
  • テクノクラートは「高級技術官僚」という意味。
  • ミサイル?どうせ開幕で敵に全部ブチ込むんだから防御なんかいらんよ、と大型ミサイル発射管を甲板にそのまま据付してるしな・・・


テラフォーミング計画(テラフォーミング)

  • テラフォーミングとは、惑星の環境を人為的に変化させて人類が生活できる環境にしてしまうこと。実在用語。
  • AC2で登場し、舞台となる火星のテラフォーミングはほぼ完了しているが、水や電気の供給が地球と比べてほど遠い状態でもある模様。
  • 大破壊以前に第一次テラフォーミング計画があり、そこでディソーダーの種となる作業用メカが投入されたと言われている。
    また、劇中でも第一次テラフォーミング時に建造された居住区であるムラクモドームが存在していたりするなど、火星にはいくつかその名残がいまだ存在している。




特殊部隊フライトナーズ

  • AC2に登場するLCC所属の治安維持部隊。
  • 火星での企業間対立が激化の一途を辿る中、地球環境復興に手を回していた地球政府の代わりとして火星での統治を担ったLCCの実質的な戦力。
    メンバーは高給で雇ったレイヴン達であり、中でも隊長であるレオス・クラインは、レイヴンズネストでアリーナランキング1位を獲得した実力を持っているという。
  • 大多数のACの機体名には、語尾に「ドッグ」という名前が付けられる。
  • 地球政府、LCCは全く怪しむことなく、
    フライトナーズのメンバーは、隊長であるクラインの意図に従い、行動を開始する。
最終更新:2023年09月25日 21:53