ぎじぼうきゃくきのう


アンドロイドは人間以上の記憶保持が可能なのだが、その反面、過度の情報により、一つの事柄に対してのレスポンスが激しくいわばフリーズ現象を起こしかねない危険がある。まして感情や性格などを処理したらさしものアンドロイドの脳も“しんで”しまう。それで、アンドロイドにも人間が元々備えている『忘却』を備えられている。これはあまり使われない情報を中心に、適度に呼び出さない=思い出さないようにし、情報は出来るだけ人格による制御を施して対応させている。これが『疑似忘却機能』と呼ばれる物である。これはアンドロイドによって差があり、それはそれぞれの性格によって左右されるようだ。ver9はかなり高性能だが、その分肉体的負担が大きいようで、エレミア辺りも休息期間が必要とされている。



LIR補足


情報のオーバーヒートを回避する手段として忘却機能の他に外部に別の記憶装置を持たしたり、共有システムで情報の保持負担を減らす方法などがあるが、素早く情報を取り出せないいわゆる“思い出す”というタイムラグが発生する為、即時に必要性を要する情報は脳内に留めておくしかないので疑似忘却機能は必要不可欠な機能と言える。




最終更新:2006年11月29日 09:43