めでぃかるまいくろましん

 アンドロイド等の疑似人間は体内の保全をもたらす物に極少の機械SMM(セキュリティマイクロマシン)が持っていますがMMMはそれを人間に応用したものです。
 人間自身が本来持っている回復能力を大きく上回る怪我や病気になった時MMMは利用されます。
 MMMは細胞レベルの有機的な極少機械で(それも最も小さい細胞レベル)身体中を巡っている血管を利用して患部に到達します。
 投与方法は通常カプセルに充填しての経口投与になりますが、患者に意識がない場合や早急な治療を要する場合は注射にて患部に直接投与されます。
 投与されたMMMはあらかじめプログラムされた通りに自律的に行動し患部に到達します。患部に到達すると直ちに治療を開始し、病原菌の排除、損傷した細胞の修復や一時的な代役も担います。
 ここで問題になるのは生物本来が持っている免疫能力です。異物であるMMMは通常白血球に侵入者とみなされ排除されようとします。その為、MMMは自ら免疫抑制物質を放出したり(注射投与の場合、同時に免疫抑制剤を投与する場合もあります)適当な細胞からDNAを複写し、あたかも同じ遺伝子をもつ細胞と誤認識させ白血球からの攻撃から免れます。治療がある程度終わり、患者本人の回復能力で十分回復可能な域に達するとMMMは全ての仕事を完了し今度は白血球に異物と認識させ排除されます。
 MMMは通常の薬物と違い患部を的確に捉えることが可能なため、副作用の強い(しかし効果は桁違いな)薬物をその本体に内包し患部だけに集中させて使用することも可能です。
 また、損傷した細胞の代役を務める一方、通常は一定のリズムで休眠を挟みながら分裂する細胞を常に活性化させ癌細胞以上の分裂速度に高め自然回復では有り得ない速度での回復を可能にします。
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MMMの開発当初のモデル当時は“スノーホワイト”とも呼ばれていた現在はSMM同様生命体化してると思われる



関連項目






最終更新:2006年12月06日 10:58