「基本ルール」(2009/11/23 (月) 02:03:27) の最新版変更点
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*ABCDの基本
#contents
*0.起動方法
ABCDフォルダ内、'ABCDX'から起動する。
*1.ゲームの目的
プレイヤーのしもべとなるクリーチャーや,ソーサリーと呼ばれる魔法を操って,相手の体力(=HP)を0にする.
クリーチャーの召喚やソーサリーの行使にはプレイヤーのMP(マジックポイント?)を支払い,一定時間の詠唱を必要とする.
カードには,効果は強いが詠唱が長時間に及んでなかなか発動しないカードや,消費するMPが高い代わりに瞬時に発動するカードなど様々な種類がある.
**1.1.勝利条件
-相手のHPを0にすること
-相手のデッキ枚数が0枚の状態で次のターンを迎えること
-特殊なカードの効果によって勝利すること
*2.カードの概要
**2.1.カードの使用条件
プレイヤーは、カードに設定されたMP・属性値をもっていないと、そのカードを使えない。
**2.2.MP
'MP'とはプレイヤーが持つエネルギーのこと。カードを使う際の費用として消費される。
カードを使う(詠唱する)時に、カードに指定された量のMPを支払わなければならない。
プレイヤーはMPを2だけもった状態で対戦を始める。
//対戦の中で増やすことができる。
**2.3.属性
カードは炎水風光闇の5つの属性のいずれかを持つ。
なかには複数の属性を掛け持ちするカードや無属性のカードもある。
**2.4.属性値
'属性値'とはプレイヤーが持つステータスのひとつで、各属性への熟練度のようなもの。
属性値は5つの属性ごとにあり、炎属性値、水属性値、…と呼ぶ。
プレイヤーは全ての属性値が0の状態で対戦を始める。
//対戦の中で増やすことができる。
**2.5.必要属性数
'必要属性数'とはカードが持つ使用条件のひとつ。
プレイヤーの属性値がカードの必要属性数を超えていなければ、そのカードは使えない。
例えば
(炎炎炎)
のように記述され、この場合であればプレイヤーの炎属性値が3以上でなければ使用できないことを意味する。
MPは費用であるため、カードに支払った分だけMPがなくなるが、属性値は使用条件なので、カードを使用してもプレイヤーの属性値は減少しない。
**2.6.詠唱
MPを支払って使ったカードは'詠唱中'になる。
カードに設定された'詠唱時間'の分だけ詠唱された時点でカードの効果が発動する。
ABCDでは対戦中に時間が流れている。
詠唱中のカードは時間の流れと共に自動的に詠唱が進む。
時間は'frame'という単位で数えられる。
カードの詠唱時間は
XXXf
のように記述される。
**2.7.レアリティ
レアリティとはカードの貴重さを表したものである。
レアリティは4段階あり、低い方から順に
● コモン
○ アンコモン
◎ レア
☆ スーパーレア(通常ルールでもデッキ投入不可)
と表記される。
ABCDでは初めから全てのカードを自由に使用できるため、実際には貴重なカードは存在しない。
通常のルールで遊ぶ範囲であれば全く意味の無い要素になっている。
ただし、特殊ルールで遊ぶときにはレアリティが関係してくる。
-参考
--特殊ルール:[[シールド・ドラフト戦]]
*3.画面の見方
//操作説明を並行して掲載するのにも必要で、
//用語解説もかねることでクリーチャーなどの説明にも役立つ。
**3.1.デッキ
予め用意しておくカードの束。
プレイヤーはデッキを使って対戦を行う。
//画面上にはありませんが、ここでざっくり紹介。
**3.2.ライブラリ
山札のこと。
右クリックで内容を確認できる。しかし順番はわからない。
相手には非公開。
**3.3.手札
ライブラリからカードを引くと手札に加えられる。
基本的にカードは手札からしか詠唱できない。
MPが足りない、など何らかの理由で詠唱できないカードは暗く表示される。
相手には非公開。
**3.4.詠唱場
詠唱されているカードが設置される場所。
一定時間が過ぎて詠唱が終わると、効果(クリーチャーが出る、ダメージを与えるなど)が発動する。
詠唱場は各プレイヤーに三箇所ずつ。
両者公開。
**3.5.フィールド(場)
クリーチャーなどが召喚・設置される場所。
各プレイヤーに8マスずつある。
1マスにクリスタル・クリーチャー・ランドスペルをひとつずつ配置できる。
//まだ各カード種は触れていないが辞書的な価値を考えて統合しておく。
**3.6.墓地
使用済みのカードがまとめておかれる場所。
フィールド上のカードは破壊されるとここへ移動する。
使い捨てのカードは、詠唱場から直接墓地へ送られる。
両者公開。右クリックで確認できる。
*4.カードの種類
**4.1.クリスタル/Crystal
MP・属性値を得るためのカード。場に設置して使う。
プレイヤーがカードを使うための基盤となる。
1ターンの間に設置できる枚数に制限があり、試合開始時は1ターンに1枚までしか使えない。
カードの効果によって設置可能数を増やすこともできる。
//設置制限は「ターン-メインフェイズ」の項目でも説明。
5種類の基本クリスタルはデッキに何枚でも入れられる。
**4.2.クリーチャー/Summon
プレイヤーのしもべとなるクリーチャーを場に召喚するためのカード。
攻撃によって相手や相手のクリーチャーにダメージを与えることができる。
また、相手からの攻撃をブロックするのにもクリーチャーを使う。
クリーチャーのパラメータ
-Atk
攻撃力を示す数値。戦闘の時にはAtkと等しいダメージを与えることができる。
-HP
体力を示す数値。0になると破壊されて墓地へ送られる。
ダメージを受けても毎ターン開始時に最大値まで回復する。
カードにはAtkとあわせて次のように記述される。
X/Y
X … Atk(攻撃力)
Y … HP(体力)
--参考[[スタートアップフェイズ]]
-クリーチャータイプ
クリーチャーの種族をあらわすもの。
カードには
XXXの召喚
と記述されている。
-アクティブ状態
クリーチャーの状態のこと。行動可能か行動不可能かを示す。
対戦中にしか表示されない。
--アクティブ
行動可能な状態。
攻撃、ブロックができるほか、アクティブスキル、ノンアクティブスキルを使用できる。
クリーチャーはターン開始時にアクティブにセットされる。
--アクティブだが攻撃不可(緑丸)
攻撃のみができない状態。
--ブロック可能
ブロック、ノンアクティブスキルの使用が可能な状態。
原則としてクリーチャーが場に出る時はブロック可能状態である。
--ノンアクティブ
行動不能な状態。
ノンアクティブスキルの使用のみが可能。
//--スキル詠唱中
// スキルの項目にて解説。
**4.3.ソーサリー/Sorcery
プレイヤーが使う魔法にあたるカード。
使い捨てであり、発動した後は墓地に送られる。
効果は多種多様。
**4.4.バトルスペル/BattleSpell
クリーチャーが戦闘を起こした時にだけ使用できるカード。
使い捨てであり、発動した後は墓地に送られる。
攻撃の支援から、防御用のものまである。
**4.5.ランドスペル/LandSpell
場に設置して使う
-支援・妨害、他。
操作
-手札から場に向かってドラッグ
-手札を選択してUキー
*5.カードの見方
**5.1.カードの見方
***フィールドに出ているクリーチャーの見方
**5.2.スキル
**5.3.キーワード能力
**6.スキル
カードが持っている追加的な能力で、プレイヤーの指示を受けて発動するもの。
カードを使うのと同様に、スキルを使うにはMP・必要属性数・詠唱が必要。
***6.1.アクティブスキル
クリーチャーが持つ能力。場に出ている時に使える。
クリーチャーがアクティブでなければ使用できない。
発動した後、クリーチャーはノンアクティブ状態になる。
スキル詠唱中のクリーチャーは戦闘に参加できない。
***6.2.ノンアクティブスキル
クリーチャーやランドスペルが持つ能力。場に出ている時に使える。
クリーチャーの場合は、その状態によらずに使用できる。
また、スキルの使用前後でアクティブ状態が変化しない。
スキル詠唱中のクリーチャーは戦闘に参加できない。
***6.3.ハンドスキル
手札にあるときに使えるスキル。カードの種類によらず分布する。
-リサイクル
発動すると、リサイクルを持ったカードを墓地に捨て、ライブラリからカードを1枚引くことができる。
-手札のカードを選択。もう一度クリックしてメニューから実行する。
この時、ダブルクリックして普通に詠唱しないように注意。
-手札を選択してRキー
-ファストキャスト
本来のコストとは違うコストを支払うことで、本来の詠唱時間とは違う詠唱時間で詠唱をスタートするスキル。
大抵の場合、本来よりも多くのMPを支払うことで詠唱時間を短くできる。
--操作
-手札のカードを選択。もう一度クリックしてメニューから実行する。
この時、ダブルクリックして普通に詠唱しないように注意。
-手札を選択してFキー
*7.ターン
ABCDのゲーム全体は、流れる時間の中で'ターン'と呼ばれる時間の区切りを繰り返して進行する。
1ターンは500frame。(1時間=60分の概念と似ている。)
さらに、ターンは4つのフェイズから構成される。
**7.1.スタートアップフェイズ
ターン開始時に行われるフェイズで、各パラメータの初期化などを行う。
全ての処理が自動で行われ、この間は時間も進まない。
-実行される処理とその順序
++全てのプレイヤーのMPを最大MPまで回復する。属性値も適宜回復する。
++全てのプレイヤーはライブラリの一番上のカードを手札に加える。
++全てのクリーチャーのHPを全回復し、状態をアクティブにセットする。
++ターン開始時に発動する発動する効果を処理する。
**7.2.メインフェイズ
プレイヤーが動けるフェイズであり、ゲームの中心となるフェイズ。
時間が経過する唯一のフェイズでもある。
時間経過と共に詠唱中のカードの詠唱が進行し、残り詠唱時間が0になるとカードの効果が発動する。
ただし、ターン終了前、数frameの間だけは詠唱が進まない。
そのため、1ターンは500frameあるが、詠唱は495f?分しか進行しないことになっている。
-手札の使用
カードの使用に十分なMPと属性値を持っている場合に実行できる。MPを支払うことによってカードの詠唱を開始(もしくは即時発動)する。
クリーチャーやランドスペルは設置場所を指定して詠唱を行う。
一部のソーサリーは対象となるカードを指定してから詠唱を行う。
1ターンの間には、クリスタルは設置可能数までしか手札から設置できない。
-クリーチャーによる攻撃
アクティブ状態のクリーチャーで攻撃を仕掛けることができる。
ターン開始から150fの間はクリーチャーは攻撃を行うことができない。
クリーチャーの攻撃が発生するたびに[[バトルフェイズ>#battlephase]]へ移行し、戦闘が終わるとメインフェイズへ戻る。
-[[スキル>スキル一覧]]の使用
スキルの使用条件を満たしていれば、コストを支払うことによって使用できる。
-ドローストックの使用
ドローストックを所有している場合、1ターンに一度だけドローストックを消費してカードを1枚引くことができる。
-リドロー
第1ターンに限り、[[リドロー]]を行って手札の入れ替えを行うことができる。
ただし、まだ1枚もカードを使用していない時にしか実行できない。
**7.3.バトルフェイズ
メインフェイズで自分がクリーチャーで攻撃をした場合又は、相手がクリーチャーで攻撃を仕掛けてきた場合に発生するフェイズ。
クリーチャーで攻撃を宣言する条件は、クリーチャーが自分の場に存在することと、クリーチャーを自分がコントロールしていることの二つ。
ブロックに指定するための条件は、自分の場に存在することのみ。
***バトルフェイズの流れ
+攻撃宣言
攻撃側プレイヤーの操作。
攻撃させたいクリーチャーの矢印アイコンをクリックして行う。
+ブロッククリーチャー選択
防御側プレイヤーの操作。
ブロッククリーチャーの選択を行う。
ノンアクティブ状態のクリーチャーはブロックに参加できない。
ブロッククリーチャーは複数選択することが可能である。
最初に選択したクリーチャーが防御プレイヤーのメイン戦闘クリーチャーとなる。
ブロック可能なクリーチャーがいない場合、この選択はスキップされる。
+バトルスペル選択
両プレイヤーとも使用するバトルスペルを選択する。
手札から1枚だけ選択可能。
+戦闘処理
++バトルフェイズ開始時に発動する能力の処理。
戦闘に参加しているクリーチャーの能力で、戦闘時に発動する能力がまず処理される。
戦闘に参加していないクリーチャーや、場に出ているランドスペルのうちで、戦闘時に発動するものも発動する。
++攻撃プレイヤーのバトルスペルの発動処理。
++防御プレイヤーのバトルスペルの発動処理。
++先手を持つクリーチャーの攻撃処理。⇒クリーチャーの破壊チェック。
++先手も後手も持たないクリーチャーの攻撃処理。⇒クリーチャーの破壊チェック。
++後手を持つクリーチャーの攻撃処理。⇒クリーチャーの破壊チェック。
+バトルフェイズ終了時に発動する能力の処理。
戦闘処理の途中で攻撃クリーチャーが居なくなった場合は、この処理を行った後にバトルフェイズを終了する。
***複数のクリーチャーでブロックした場合
複数のクリーチャーによってブロックした場合、攻撃クリーチャーはブロッククリーチャーを順番に攻撃する。
攻撃力がブロッククリーチャーを破壊するのに必要な量より多かった場合、
余った攻撃ダメージは次のブロッククリーチャーへ割り振られます。
例) 攻撃力7のクリーチャーを次のような3体のクリーチャーでブロックした場合
①クリーチャーA HP = 2
クリーチャーB HP = 4
クリーチャーC HP = 2
→攻撃ダメージはクリーチャーAへ2、クリーチャーBへ4,クリーチャーCへ1と割り振られる。
クリーチャーAとBは破壊され、Cは生き残る
②クリーチャーA HP = 2
クリーチャーB HP = 2
クリーチャーC HP = 2
→攻撃ダメージはクリーチャーAへ2、クリーチャーBへ2,クリーチャーCへ2と割り振られる。
クリーチャーは全て破壊され攻撃力が1余るが、防御プレイヤーへダメージはない。
***戦闘に関する注意点
- 戦闘中になんらかの効果によりノンアクティブ状態になったクリーチャーは攻撃できない。
例えば、戦闘中に復活しノンアクティブ状態になった場合に、まだ攻撃をしていないとしても攻撃することはできない。
-ブロッククリーチャーは戦闘終了と同時にノンアクティブ状態となる。
このため、通常は1ターンに複数のクリーチャーをブロックしたり、ブロックした後に攻撃をすることはできない
**7.4.クリーンアップフェイズ
ターン終了時に発動する能力を処理する。
このフェイズが終了したら、次のターンのスタートアップフェイズへ移行する。
表示オプション
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